| 教授 |
南沢 享 |
| 講師 |
暮地本 宙己
谷端 淳 |
| 大学院生 |
瀧澤 怜央 |
| 客員教授 |
石川 義弘 |
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| 宇宙航空医学研究室は昭和40年4月に宇宙医学研究室として開設されました。初代教授は佐伯镹教授でその後、井川幸雄教授、本田芳男教授、酒井紀教授、栗原敏教授と引き継がれました。平成7年6月に組織替えのため細胞生理学講座（当時生理学講座第２）の傘下となり、名称も宇宙航空医学研究室と改名し、宇宙航空医学および環境医学の研究と教育を行なっています。 |
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| 1年生には、教養ゼミ「宇宙医科学入門」を行なっています。2年生前期には細胞から個体へ実習のなかの組織学総論に携わっています。2年生後期には機能系実習（生理学系）で心電図、呼吸実習などを行ない、また形態系実習（組織）にも携わっています。3年生には症候学演習においてチューターを務めています。研究室配属では、宇宙医学、航空医学、環境医学などに関する研究を学生が主体となって行なっています。5年生の科目では、予防医学に携わっています。 |
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| 宇宙航空医学研究室では、宇宙医学・宇宙生命科学の研究を行なっています。細胞レベルでは、研究室に設置されている重力制御装置「Gravite」を用いて、心血管系や骨格筋系などに由来する細胞への重力変化の影響を解明する研究を実施しています。また個体レベルでは、宇宙航空研究開発機構 （JAXA）と共同研究契約を締結し、国際宇宙ステーションに滞在したマウスに生じる生理変化を明らかにする研究を推進しています。本研究室では、オミックス解析や分子細胞生物学的手法に加えて、光顕・透過電顕・走査電顕を用いた多様な形態学的解析手法を活用し、機能と形態の両輪で、生命の宇宙適応の理解を目指しています。人類の宇宙進出に伴い生じると予見される健康問題を解決し、研究成果を地上社会に還元していくため、予防医学の観点も取り入れて研究を展開しています。 |
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| 「宇宙」は今、人類最後のフロンティアです。この未踏領域には、生命の謎と課題がまだ多く残されています。本研究室では、意欲的に宇宙医学・宇宙生命科学に取り組みたい大学院希望者などを歓迎いたします。宇宙がフロンティアでなくなる日は、あなたによって到来するかもしれません。なお、宇宙航空医学に興味をお持ちの研究者・担当者の方のお問い合わせもお待ちしております。お気軽にご相談ください。 |
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１年生：教養ゼミ
２年生：機能系実習（生理）、細胞から個体へ実習、形態系実習（組織）、形態系実習（神経）、泌尿器系講義、内分泌系講義
３年生：症候病態実習�供淵皀妊絅譟璽拭次▲妊絅譟璽拭次法�研究室配属、感染・免疫テュートリアル、医学英語専門文献抄読��
４年生：症候から病態へ
５年生：予防医学
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| 大学院ガイド授業細目 循環生理学（16ページ）をご参照ください |
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【原著論文（2020年以降）】
- Bochimoto H, Kondoh D, Ishihara Y, Mohammad Hazzaz Bin Kabir, and Kentaro Kato. Functional perspective of feeder organelle from three-dimensional ultrastructural characteristics in cryptosporidium parvum. Journal of Integrated Field Science 17:1-4, 2020.
- Ishihara Y, Bochimoto H, Kondoh D, Obara H, Matsuno N. The ultrastructural characteristics of bile canaliculus in porcine liver donated after cardiac death and machine perfusion preservation. PloS One 15:e0233917, 2020.
- Matsuzaka Y, Tanihata J, Ooshima Y, Yamada D, Sekiguchi M, Miyatake S, Aoki Y, Terumitsu M, Yashiro R, Komaki H, Ishiyama A, Oya Y, Inoue YU, Inoue T, Takeda S, Hashido K. The nSMase2/Smpd3 gene modulates the severity of muscular dystrophy and the emotional stress response in mdx mice. BMC Med 18:343, 2020.
- Yamada Y, Kusakari Y, Akaoka M, Watanabe M, Tanihata J, Nishioka N, Bochimoto H, Akaike T, Tachibana T, Minamisawa S. Thiamine treatment preserves cardiac function against ischemia injury via maintaining mitochondrial size and ATP levels. J Appl Physiol (1985) 130:26-35, 2020.
- Senoo N, Miyoshi N, Kobayashi E, Morita A, Tanihata J, Takeda S, Miura S. Glycerophospholipid profile alterations are associated with murine muscle-wasting phenotype. Muscle Nerve 62:413-8, 2020.
- Tanihata J, Fujii T, Baba S, Fujimoto Y, Morimoto S, Minamisawa S. Troponin T amino acid mutation (Δ210) knock-in mice as a neonatal dilated cardiomyopathy model. Pediatr Res 89:846-857, 2020.
- Bochimoto H, Ishihara Y, Mohd Zin NK, Iwata H, Kondoh D, Obara H, Matsuno N. Ultrastructural changes in porcine liver sinusoidal endothelial cells of machine perfused liver donated after cardiac death. World J Gastroenterol 28: 2100-11, 2022.
- Ito A, Hashimoto M, Tanihata J, Matsubayashi S, Sasaki R, Fujimoto S, Kawamoto H, Hosaka Y, Ichikawa A, Kadota T, Fujita Y, Takekoshi D, Ito S, Minagawa S, Numata T, Hara H, Matsuoka T, Udaka J, Araya J, Saito M, Kuwano K. Involvement of Parkin-mediated mitophagy in the pathogenesis of chronic obstructive pulmonary disease-related sarcopenia. J Cachexia Sarcopenia Muscle 13: 1864-1882, 2022.
- Bin Kabir MH, Recuenco FC, Mohd Zin NK, Watanabe N, Fukuda Y, Bando H, Watanabe K, Bochimoto H, Xuan X, Kato K. Identification of potent anti-Cryptosporidium new drug leads by screening traditional Chinese medicines. PLoS Negl Trop Dis 16: e0010947, 2022.
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【総説(2020年以降)】
- 暮地本宙己：感染防御のための宇宙生命科学研究 : 次世代の有人宇宙飛行に向けて (特集 宇宙生命科学の進歩と医学応用への展望). 医学のあゆみ 279; 583-588, 2021.
- 暮地本宙己. ますます活躍する産業保健看護職へ ： 将来の宇宙時代まで見据えて.産業保健と看護 14: 25-29, 2022.
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【2020年度】
代表研究者
- 文部科学省科学研究費助成事業・基盤研究(C) 代表研究者（暮地本）
- 文部科学省科学研究費助成事業・基盤研究(C) 代表研究者（谷端）
分担研究者
- 文部科学省科学研究費助成事業・基盤研究(A) 分担研究者（谷端）
- 文部科学省科学研究費助成事業・基盤研究(B) 分担研究者（暮地本）
- 文部科学省科学研究費助成事業・基盤研究(C) 分担研究者（暮地本）
- 文部科学省科学研究費助成事業・基盤研究(C) 分担研究者（谷端）
- 文部科学省科学研究費助成事業・基盤研究(C) 分担研究者（谷端）
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受賞 谷端 淳．第11回入澤宏・彩記念若手研究奨励賞（心臓・循環部門）．日本生理学会 2020年3月
受賞 原口 高伸. 第68回日本宇宙航空環境医学会大会. 最優秀学生枠賞, 2022年
その他の社会活動
旭川医科大学客員准教授 （暮地本）
帯広畜産大学原虫病研究センター共同研究員 （暮地本）
日本宇宙航空環境医学会 評議員、編集委員、企画委員、宇宙基地医学研究会世話人、宇宙航空環境医学若手の会世話人（暮地本）
日本体力医学会 評議員（谷端）
日本生理学会 評議員（谷端）
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医学科教育について
