教授 大橋 十也教授写真
准教授 小林 博司
助教 嶋田 洋太
樋口 孝
大学院生

齋藤 遥子

高田 直樹

羽村 凌雅

谷合 智彦

尾形 仁

角皆 季樹

訪問研究員 佐藤英明((株)ステムセル研究所)
非常勤講師 佐藤卓(東京医科歯科大学難治疾患研究所)
吉村邦彦
講座(研究室)の概要
 本研究部は1995年の総合医科学研究センターDNA医学研究所の設立と伴に新しく発足しました。初代部長は、衞藤義勝教授で、2008年の衞藤教授の定年退任の年より大橋が部長を引き継ぎました。当部の研究テーマは治療法のない、あるいはあっても予後不良ないわゆる難治性疾患に対する遺伝子治療を含む新規治療法の開発です。対象疾患は遺伝病(主にライソゾーム病)です。ご興味のある方はご一報下さい。
医学科教育について

 研究室配属(3年生)を受け入れています。学生は一定期間教員と伴に研究を行っています。基本的に教員の進めている研究プロジェクトに関連する研究が対象です。座講では医学部医学科の3年生(ゲノム医学)、4年生(小児科学)を対象に先天代謝異常症などの講義を行っています。

大学院教育・研究について

 大学院教育は共通カリキュラムとして遺伝子操作研究法の講義、実習を担当しています。選択カリキュラムでは現在7名の大学院生が、それぞれのテーマで研究しています。大学院生の内訳は外科3名、小児科3名です。研究テーマ選択の自由度は高いです。

講座(研究室)からのメッセージ

 当面は実験動物を使用しての前臨床試験を中心ですが、最終目標は新規治療法の臨床応用です。現在、小児遺伝性疾患への遺伝子治療の臨床研究の計画が進行しています。研究の対象疾患は問いませんが、まず、臨床応用が十分可能でなおかつ現行の治療法の問題点を克服するような遺伝子治療法を立案することが重要です。研究対象は疾患のメカニズムの解明というより、治療法の開発であり、臨床家にも比較的抵抗なく研究が開始できる点が本研究部の特徴です。

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教育担当
講義科目名称と対象学年

ユニット名:ゲノム医学 3年
ユニット名:小児医学「先天代謝異常症」4年

実習科目名称と対象学年

研究室配属(医学科3年)

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大学院担当科目名称
成育・運動機能病態・治療学>遺伝子治療学(大橋十也)
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主な研究テーマ
実験研究
  1. ライソゾーム病の遺伝子・細胞治療法の開発
ライソゾーム病の病因、病態の解析
現行のライソゾーム病の治療法の改善法の開発
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主な業績

1) Kobayashi H, Ariga M, Sato Y, Fujiwara M, Fukasawa N, Fukuda T, Takahashi H, Ikegami M, Kosuga M1), Okuyama T1)1National Center for Child Health and Development), Eto Y, Ida H. P-Tau and Subunit c Mitochondrial ATP Synthase Accumulation in the Central Nervous System of a Woman with Hurler-Scheie Syndrome Treated with Enzyme Replacement Therapy for 12 Years. JIMD Rep. 2018;41:101-107.

2) Sakurai K, Ohashi T, Shimozawa N1) (1Gifu Univ), Joo-hyun S 2), Okuyama T 2)(2 National Center for Child Health and Development), Ida H. Characteristics of Japanese patients with X-linked adrenoleukodystrophy and concerns of their families from the 1st registry system. Brain Dev. 2019 Jan ;4(1)50-56.

3) Saito N, Shirai Y, Uwagawa T, Horiuchi T, Sugano H, Haruki K, Shiba H, Ohashi T, Yanaga K. Pomalidomide enhanced gemcitabine and nab-paclitaxel on pancreatic cancer both in vitro and in vivo. Oncotarget. 2018 Mar;9(21)15780-15791

4) Shirai Y, Saito N, Uwagawa T, Shiba H, Horiuchi T, Iwase R, Haruki K, Ohashi T, Yanaga K. Pomalidomide promotes chemosensitization of pancreatic cancer by inhibition of NF-κB. Oncotarget. 2018; 9(20):15292-301.

5) Hongo K, Ito K, Date T, Anan I, Inoue Y, Morimoto S, Ogawa K, Kawai M, Kobayashi H, Kobayashi M, Ida H, Ohashi T, Taniguchi I, Yoshimura M, Eto Y. The beneficial effects of long-term enzyme replacement therapy on cardiac involvement in Japanese Fabry patients. Mol Genet Metab. 2018 Jun;124(2):143-151

6) Sugano H, Shirai Y, Horiuchi T, Saito N, Shimada Y, Eto K, Uwagawa T, Ohashi T, Yanaga K. Nafamostat Mesilate Enhances the Radiosensitivity and Reduces the Radiation-Induced Invasive Ability of Colorectal Cancer Cells. Cancers (Basel). 2018;10(10). pii: E386.

7) Hoshina H, Shimada Y, Higuchi T, Kobayashi H, Ida H, Ohashi T. Chaperone effect of sulfated disaccharide from heparin on mutant iduronate-2-sulfatase in mucopolysaccharidosis typeⅡ. Mol Genet Metab. 2018;123(2):118-122.

8) Haruki K, Shiba H, Shimada Y, Shirai Y, Iwase R, Fujiwara Y, Uwagawa T, Ohashi T, Yanaga K. Glycogen synthase kinase-3β activity plays a key role in the antitumor effect of nafamostat mesilate in pancreatic cancer cells. Ann Gastroenterol Surg. 2018; 2: 65-71.

9) Shirai Y, Uwagawa T, Shiba H, Shimada Y, Horiuchi T, Saito N, Furukawa K, Ohashi T, Yanaga K. Recombinant thrombomodulin suppresses tumor growth of pancreatic cancer by blocking thrombin-induced PAR1 and NF-κB activation. Surgery. 2017; 161(6):1675-82.

10) Sato Y, Ida H, Ohashi T. Anti-BlyS antibody reduces the immune reaction against enzyme and enhances the efficacy of enzyme replacement therapy in Fabry disease model mice. Clin Immunol. 2017; 178:56-63.

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主な競争的研究費
  • ○2019年 平成31年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)基盤研究(B)(代表)大橋十也
    GM1ガングリオシドーシスの造血幹細胞を標的とした遺伝子治療法の開発。
  • ○2019年 日本医療研究開発機構研究費 難治性疾患実用化研究事業 (代表)大橋十也
    ムコ多糖症Ⅱ型の造血幹細胞を標的とした遺伝子治療法の実用化研究。
  • ○2019年 平成31年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)基盤研究(C)(代表)小林博司
    人工知能・次世代シークエンサーを用いたファブリー病の統合データーベース構築。
  • ○2019年 平成31年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)基盤研究(C)(代表)嶋田洋太
    細胞送達能を高めた改変型酵素を用いるムコ多糖症Ⅱ型の造血幹細胞遺伝子治療法開発。
  • ○2019年 日本医療研究開発機構研究費 難治性疾患実用化研究事業 (分担)大橋十也
    小児神経疾患・先天代謝異常症に対する遺伝子治療法開発。
  • ○2019年 厚生労働省難治性疾患等政策研究事業 (分担)大橋十也、小林博司
    ライソゾーム病(ファブリ病含む)に関する調査研究。
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その他

社会的活動

日本遺伝子細胞治療学会理事(大橋)

日本遺伝子細胞治療学会評議員(大橋、小林)

日本先天代謝異常学会理事(大橋)

日本先天代謝異常学会評議員(大橋、小林)

日本ムコ多糖症研究会幹事(大橋、小林)

日本ライソゾーム病研究会監事(大橋)

小児成長研究会世話人(大橋、小林)

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講座(研究室)独自のホームページURL
遺伝子治療研究部
http://www.jikei-gene.com/
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