教授 嘉糠 洋陸(兼任)教授写真
講師 櫻井 達也
助教 小泉 誠
日本学術振興会特別研究員(PD) 齊木 選射
その他

(研究技術員)
木村 靖男、青木 正隆、飯塚 きよみ、角田 正紀、西田 由紀子、石野田 康広、堀島 智子、蓑和 佑樹、佐藤 葉月
(研究技術研修員)
榛野 梨花、小勝 沙織
(大学嘱託職員)
住吉 伸夫

講座(研究室)の概要
 実験動物研究施設は、総合医科学研究センター研究支援部門の一つで、昭和36年に実験動物運営委員会として発足しました。昭和59年4月に共同研究施設の一部門として実験動物研究部に改組された後、昭和63年4月に共用研究施設・実験動物センターに、さらに平成7年7月には総合医科学研究センター実験動物施設に名称が変更されました。
 平成14年4月に、実験動物施設は実験動物研究施設と名称変更して、大学1号館の地下一階と地下二階に移転しました。以来、実験動物研究施設は、イヌ・ブタ・ウサギ・コモンマーモセット・ラット・マウス等の飼育および実験を行える共同利用施設として、本学のin vivo研究において活用されています。
 実験動物研究施設は、全域が物理的封じ込めレベルP1A以上で高度な衛生管理設備を備えており、in vivo研究に不可欠な実験動物の飼育管理だけにとどまらず、研究者に洗練された動物実験環境の提供を行っています。また、動物実験の立案や手技などに関するコンサルテーションに応じています。平成28年度には、臨床系19講座や基礎系12講座、総合医科学研究センター14部門からの実験動物研究施設利用登録者にご利用いただきました。
医学科教育について
 当施設では、医学科教育課程において特定の科目を担当していませんが、3年次の コース配属における動物実験の場として活用されています。
大学院教育・研究について
 当施設では、4月から開講される大学院共通カリキュラムにおける「動物実験に関する共通カリキュラム」を担当しています。このカリキュラムは、医学研究で重要な役割を担う動物実験を正しく行なうために必要となる、生命倫理の考え方と関連法・指針、それぞれの実験動物の生物学的特性とこれらを適切に維持管理する方法、有用な疾患モデルの作出方法などの講義と、各種動物の安全な取扱方法、薬物投与や生体材料採取方法、苦痛の排除・軽減方法などの動物実験の基本技術を体得する実習によって構成されています。
また、大学院生の方たちの動物実験の場としても広く活用されており、その実験実施に際してのコンサルテーションにも随時応じています。
講座(研究室)からのメッセージ
  大学等における動物実験は、「動物の愛護および管理に関する法律」(動愛法)や「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」等、あるいは「研究機関等における動物実験等の実施に関する基本指針」(文部科学省告示)、「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」(環境省告示)等に則って行わなければなりません。本学における動物実験は、平成17年に改正された動愛法や平成18年に示された各種告示等に基づいて策定され、平成19年9月1日より施行されている東京慈恵会医科大学動物実験規程に則って、実施される必要があります。
 したがって実験動物研究施設では、当施設利用者や本学で動物実験を実施される研究者に、こういった関連法規や本学規定を踏まえたコンプライアンスの問題のない実験を推進していただけるよう、各種のサポートを行っています。その一環として、新規施設利用者に対する施設利用説明会の開催、あるいは動物実験初心者のための実技講習会を開催しています。
 なお、本学における動物実験に供された実験動物へ哀悼と感謝の意を表するため、実験動物慰霊祭を昭和37年以来毎年開催しており、平成29年度には第55回を数えます。
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大学院担当科目名称
研究室配属(医学科3年)
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大学院担当科目名称
実験動物研究施設
動物実験に関する共通カリキュラム
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主な研究テーマ
実験研究

実験用小動物における低侵襲かつ簡便な気管挿管法の開発

血液原虫と宿主・ベクターの相互作用に関する研究

イヌの消化管内寄生虫感染における便潜血動態

実験用ミニブタにおける簡便な気道確保法の開発

実験小動物における虚血性疾患イメージングの検討

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主な業績

1. Nguyen TT, Ruttayaporn N, Goto Y, Kawazu S, Sakurai T, Inoue N. A TeGM6-4r antigen-based immunochromatographic test (ICT) for animal trypanosomosis. Parasitol Res. 114(11): 4319-25 (2015)

2. Tamura Y, Ohta H, Kashiide T, Matsumoto J, Sakurai T, Yokoyama N, Morishita K, Nakamura K, Yamasaki M, Takiguchi M. Case report: protein-losing enteropathy caused by Mesocestoides vogae (syn. M. corti) in a dog. Vet Parasitol. 205(1-2): 412-5 (2014)

3. Nzelu CO, Kato H, Puplampu N, Desewu K, Odoom S, Wilson MD, Sakurai T, Katakura K, Boakye DA. First detection of Leishmania tropica DNA and Trypanosoma species in Sergentomyia sand flies (Diptera: Psychodidae) from an outbreak area of cutaneous leishmaniasis in Ghana. PloS Negl Trop Dis. 8(2): e2630. (2014)

4. Tiwananthagorn, S., Iwabuchi, K., Ato, M., Sakurai, T., Kato, H. and Katakura, K. Involvement of CD4(+) Foxp3(+) regulatory T cells in persistence of Leishmania donovani in the liver of alymphoplastic aly/aly mice. PloS Negl Trop Dis. 6(8): e1798 (2012)

5. Loveless, B. C., Mason, J. W., Sakurai, T., Inoue, N., Razabi, M., Pearson, T. W. and Boulanger, M. J. Structural characterization and epitope mapping of the glutamic acid/alanine-rich protein from Trypanosoma congolense: defining assembly on the parasite cell surface. J Biol Chem. 286(23): 20658-65 (2011)

6. Eyford, B. A., Sakurai, T., Smith, D., Loveless, B., Hertz-Fowler, C., Donelson, J. E., Inoue, N. and Pearson T. W. Differential protein expression throughout the lifecycle of Trypanosoma congolense, a major parasite of cattle in Africa. Mol Biochem Parasitol. 177(2): 116-25 (2011)

7. Arumua-Fernandez, M. T., Nonaka, N., Sakurai, T., Nakamura, S., Gottstein, B., Deplazes, P., Phiri, I. G., Katakura, K. and Oku, Y. Development of PCR/dot blot assay for specific detection of taeniid cestode eggs in canids. Parasitol Int. 60(1): 84-9 (2011)

8. Helm, J. R., Hertz-Fowler, C., Aslett, M., Berriman, M., Sanders, M., Quail, M. A., Soares, M. B., Bonald, M. F., Sakurai, T., Inoue, N. and Donelson, J. E. Analysis of expressed sequence tags from the four main developmental stages of Trypanosoma congolense. Mol Biochem Parasitol. 168(1): 34-42 (2009)

9. Sakurai, T., Tanaka, M., Kawazu, S. and Inoue, N. Establishment of an in vitro transgene expression system in epimastigotes of Trypanosoma congolense. Parasitol Int. 58: 110-3 (2009)

10. Sakurai, T., Sugimoto, C. and Inoue, N. Identification and molecular characterization of a novel stage-specific surface protein of Trypanosoma congolense epimastigotes. Mol Biochem Parasitol. 161(1): 1-11 (2008)

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主な業績
文科省科研費・基盤研究(C)一般「アフリカトリパノソーマ原虫メタサイクロジェネシスの分子機構の解明」平成28年度〜平成30年度(櫻井)
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