教授 大木 隆生教授写真
准教授 石田 厚
金岡 祐司
講師 戸谷 直樹
佐久田 斉
助教

立原 啓正
黒澤 弘二
墨 誠
金子 健二郎
前田 剛志
原 正幸
萩原 慎
福島 宗一郎
瀧澤 怜央
馬場 健
百川 文健
手塚 雅博
大森 慎子
小澤 博嗣
伊藤 栄作
蝶野 喜彦

大学院 太田 裕貴
宿澤 孝太
講座(研究室)の概要
 血管外科の誕生は、昭和37年第一外科主任教授として綿貫 喆が着任時に遡ります。昭和41年に腎移植に伴う免疫抑制剤ALS(抗犬リンパ球馬血清)の研究や四弗化エチレン(テフロン)人工代用血管の開発など他施設共同研究に参加することになり、その際に実験に参加したグループが「血管班」として臨床でも活動することになりました。 平成18年4月1日外科学講座主任教授ならびに血管外科ならびに小児外科の診療部長として大木隆生が着任しました。就任後は血管内手術の導入とともに血管外科手術数が激増、本邦初の血管内手術や世界同時治験も行われています。さらにスタッフも平成27年5月現在、准教授2名、講師2名、助教18名と大いに増員されています。
医学科教育について
 血管外科としての講義では、医学科4年の「外科学入門」ユニットとして「外科学の歴史」、「基礎的外科手術手技」の講義、さらに同じく4年の「循環器」ユニットとして「循環器学総論3(血管外科学)」と「血管の外科治療1(腹部大動脈瘤、末梢血管)」を行っています。 医学科5年の臨床実習に関しては、特に力を注いでいます。学生は基本的に毎日血管外科の手術に参加し、皮膚縫合を体験することにより外科手術手技の基礎を学習します。さらにローテート中に必ず教授外来について実際の外来診療を学ぶ。月1回のsmall group teaching (SGT)では腹部大動脈瘤、末梢血管疾患に対する講義を行っています。
大学院教育・研究について
 主な研究テーマは、①弓部大動脈瘤に対する枝付きステントグラフトの臨床応用、②胸腹部大動脈瘤に対する枝付きステントグラフトの臨床応用、③薬剤溶出ステントの基礎的研究と臨床応用 (本邦初の日米同時治験)、④末梢動脈閉塞症に対する新しい抗血小板薬の効果、⑤浅大腿動脈狭窄に対する新しいステントの臨床研究、⑤動脈瘤,心不全用wireless 圧センサーの応用、⑥血管内治療用シミュレーターを用いたトレーニングシステムの導入、⑦重症下肢虚血に対する血管新生療法の検討 、⑧へパリン-PF4複合体抗体の臨床研究、⑨マーモセットを用いた大動脈瘤術後対麻痺治療の研究等多数です。現在は大学院に2名医師を派遣しており、研究を行っております。
講座(研究室)からのメッセージ
 人口の高齢化および血管病の認知度の向上に伴い、今後血管病は増加の一途をたどると思われます。本教室はacademic surgeon を育成することであり、外科的治療のみならず、その病態、病理にも精通することが大切だと考えています。血管外科教室の特徴としては 臨床現場の疑問から発生し、臨床現場にフィードバックできる研究、 外科医であることのメリットが最大限生かせる研究、 学内にとどまらず国内外の研究施設と共同した研究が挙げられます。特に日本一の血管外科手術件数を施行しているので、そこから得られた知見や問題点をベースにした、いわゆるTranslational Research が特徴といえます。また最新デバイスの国際知見も多数施行しデバイスラグの解消に努めています。
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教育担当
講義科目名称と対象学年

「外科学入門」ユニット「外科学の歴史」、「基礎的外科手術手技」(医学科4年)
「循環器」ユニット「循環器学総論3(血管外科学)」、「血管の外科治療1(腹部大動脈瘤、末梢血管)」(医学科4年)

実習科目名称と対象学年

臨床実習(医学科5年)
small group teaching (SGT) (医学科5年)

選択実習(医学科6年)
ガウンテクニック(医学科4年)
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大学院担当科目名称
血管外科学
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主な研究テーマ
実験研究
1. 弓部大動脈瘤に対する分枝付きステントグラフトの開発 臨床応用
2.

3次元画像ワークステーションを用いた胸腹部大動脈瘤に対する枝付きステントグラフトの研究

3. 閉塞性動脈硬化症に対するDrug Delivery Sysytem の開発
4. 3次元画像ナビゲーションシステムを用いた血管内治療の開発
5. Simulator を用いた頸動脈ステント術の術後知的レベル改善に関する研究
6. 浅大腿動脈プラークに対する各種薬物治療の効果の研究
7. 閉塞性動脈硬化症の新しい血管内治療法の研究
8. 閉塞性動脈硬化症に対する薬剤溶出ステントを用いた再狭窄予防効果に関する研究
9. 重症虚血肢に対する遺伝子導入細胞および幹細胞を利用した血管新生に関する研究
10. FGF(fibroblast growth factor) 含有生体接着剤の血管吻合部治癒促進効果に関する研究
11. 経皮的治療を可能にするLow Profile なステントグラフトの開発
12. 動脈瘤,心不全用wireless 圧センサーの応用に関する研究

13.

Wireless 圧センサーを用いた動脈瘤ステントグラフト治療の治療効果に関する研究
14. 本邦における血管病変の特殊性に関する研究
15. 腎動脈狭窄に対するステント術の治療効果に関する研究
16. 静脈瘤に対する非手術的治療法に関する研究および臨床応用
17. 3次元画像ワークステーションを用いた大動脈瘤の経時的変化,治療効果の研究
18. 3次元カラードプラーを用いた血管病変の診断,術式に関する研究
19. 血管内超音波(IVUS)を用いた血管内プラークの予後に関する研究
20. レーザー血流計を用いた血行再建と肢切断レベルの決定に関する研究
21. 頸動脈プラークの安定化に及ぼすスタチンの研究
22. 血管内治療用シミュレーターの医師トレーニングにおける有用性
23 腎動脈狭窄症の治療適応を改善する研究
24. より低侵襲な頸動脈内膜剥離術の開発
25. 内腸骨動脈閉塞後の殿筋性跛行の予後決定因子を解明する研究
26. Zenith vs Excluder( 腹部大動脈瘤に対するステントグラフト):どちらが優れているかを検討する研究
27. MDCTを用いた下肢バイパス用大伏在静脈の質評価に関する検討
28. 未治療の胸部大動脈潰瘍性病変の予後に関する研究
29. 腹部大動脈瘤の診断契機に関する研究
30. 内蔵動脈瘤に対するカテーテル治療戦略に関する研究
31.

大動脈ステント術に際して大腿動脈を露出する際の外科的方法対経皮的方法の是非に関する研究

32. 胸部大動脈瘤患者において鎖骨下・椎骨動脈の側副血行に関する研究
33. 弓部大動脈瘤に対するhybrid surgery の開発
34. 弓部大動脈瘤に対する新しい低侵襲手術の開発(Retrograde in situ branch surgery)
35. マーモセットを用いた大動脈瘤術後対麻痺治療の研究
36. 末梢血管用ステントグラフト(VIABAHN)システム(GP1101)多施設共同検証試験
37. 閉塞性動脈硬化症に対する薬剤溶出性ステント基礎的応用と臨床研究
38. 閉塞性動脈硬化症に対するステントの基礎的応用と臨床研究
39. Turbo Hawk 国内臨床試験
40. 浅大腿動脈及び近位膝窩動脈病変の治療におけるELUVIATM薬剤溶出型ステント(BSJ007E)とZilver® PTX®ステントを比較するランダム化試験
41. 膝窩動脈の血管形成術においてMD03-LDCBと標準的なバルーンを比較する前向き多施設共同単盲検無作為化比較試験(Lutonix BTK 薬剤コーティングバルーン)
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主な業績

1. One-year outcomes of the U.S. and Japanese regulatory trial of the Misago stent for treatment of superficial femoral artery disease (OSPREY study). J Vasc Surg. 2015 Oct 17. pii: S0741-5214(15)01843-1 Ohki Takao.


2. Better Clinical Practice Could Overcome Patient-Related Risk Factors of Vascular Site Infections. Journal of Endovascular Therapy 2015; 22(6): 640-6. Maeda K, Kanaoka Y, Ohki T, Sumi M,Toya N, Fujita T.


3. Current surgical management of abdominal aortic aneurysm with concomitant malignancy in endovascular era. Surgery Today 2015 (Epub ahead of print). Maeda K, Ohki T, Kanaoka Y,Toya N, Baba T, Hara M, Hagiwara S.


4. Surgical Treatment of a Giant hepatic Aneurysm with an Aberrant Left Hepatic Artery Report of a case. Ann Vasc Dis. 2015;8(3):271-3. Shukuzawa K, Toya N, Fukushima S, Momose M, Akiba T, Ohki T.


5. Clinical Outcomes of Left Subclavian Artery Coverage on Morbidity and Mortality During Thoracic Endovascular Aortic Repair for Distal Arch Aneurysms. World J Surg.2015; 39(11): 2812-22. Baba T,Ohki T,Kanaoka Y ,Maeda K


6. Deployment Accuracy of the Conformable GORE® TAG® Thoracic Endoprosthesis in the Treatment of Zones 2 and 3 Aortic Arch Aneurysms Compared with the Previous TAG®. Annals of Vascular Diseases 2015 doi:10.3400/avd.oa.14-00141Eisaku Ito, Yuji Kanaoka, Koji Maeda, Hiroki Ohta, Atsushi Ishida, Takao Ohki.


7. A case of mediastinal goiter treated surgically using a clavicle-lifting technique. International Journal of Surgery Case Reports 2015; 16: 12-14 Eisaku Ito, Hironori Ohdaira, Jungo Yasuda, Masashi Yoshida, Yutaka Suzuki.


8. Percutaneous endoscopic sigmoidopexy for sigmoid volvulus: A case report. International Journal of Surgery Case Reports; 17: 19-22 Eisaku Ito,Hironori Ohdaira, Norihiko Suzuki, Masashi Yoshida, Yutaka Suzuki


9. 特集に寄せて.日本外科学会誌 2015;116(3):146.大木隆生


10. 肢静脈瘤治療の地殻変動が外科医リクルートと育成に及ぼす影響と対策.
日本外科学会誌 2015;116(3):171-174大木隆生


11. 血管エコー診断に必要な血行再建術の知識 心エコー 2015;16:1070-1078 金岡祐司


12. 【大動脈ステントグラフト】ハイブリッド治療か、分枝・開窓ステントグラフト治療か. 心臓2015;47:672-8. 金岡祐司


13. 【大動脈疾患へのステントグラフト治療はどこまで進歩したか】
Complex caseへの対応 TAA Arch TAAに対するChimney technique.
Coronary Intervention. 2015;11:67-73 金岡祐司


14. 間歇性跛行PAD患者の治療方針 〜最適な末梢動脈疾患(PAD)の治療を考える〜 CardioVascular Contemporary 2015,Vol.4 No.1 別冊 石田厚


15. snorkel EVAR イラストでわかる実施困難症例の大動脈ステントグラフト .
南江堂:28-38. 金岡祐司/石田厚/大木隆生


16. INCRAFT AAA Stent-Graft System イラストでわかる実施困難症例の大動脈ステントグラフト .南江堂:78-83. 金岡祐司/石田厚/大木隆生


17.Cook t-Branch.イラストでわかる実施困難症例の大動脈ステントグラフト .
南江堂:174-184. 金岡祐司/石田厚/大木隆生


18. 深部静脈血栓症.画像診断 2015;35(9):1134-35. 墨誠


19. 下肢静脈瘤.画像診断 2015;35(9):1136-37. 墨誠


20. Klippel-Trenaunay syndrome画像診断 2015;35(9):1138-39. 墨誠


21. 血管内治療を選択すべき胸部大動脈瘤,胸腹部大動脈瘤はどのようなものか? EBM循環器疾患の治療2015-2016:140-144 原正幸


22. 破裂性胸部大動脈瘤に対してchimney techniqueを用いた胸部ステントグラフト内挿術と二期的コイル塞栓術で救命し得た1例
日本心臓血管外科学会雑誌44巻4号 P.228-231宿澤孝太


23. 人工血管の現状と最近の進歩 人工臓器. 2015; 44(3): 146-151 馬場健


24. Juxtarenal AAAに対するステントグラフト .腎臓内科・泌尿器科2015;1(4)406-414 瀧澤玲央


25. 下肢静脈疾患における地殻変動 4.レーザー治療 日外会誌 2015;116(3);155-60 手塚雅博


26. EVAR術後Type Ⅱ エンドリークに対する術前・後の対処法 血管外科2015;3(1);33-9 手塚雅博


27. 高齢女性の初発鼠径ヘルニアには大腿輪被覆が必要である 日本ヘルニア学会誌 2015;2(1):2- 伊藤栄作


28. 小腸間膜裂孔ヘルニア陥頓による絞扼性イレウスの1例 埼玉県医学会雑誌 2015;49:414-418 伊藤栄作


29. 磁石誤飲と磁石肛門内挿入による小腸直腸瘻の1例. 日本臨床外科学会雑誌 2015; 76: 332-337 伊藤栄作


30. 下部食道・噴門狭窄に対する経皮経食道胃管留置術(PTEG) Progress of Digestive Endoscopy 2015; 86: 108-112 伊藤栄作


31. 結腸人工肛門経路の創哆開により小腸脱出をきたした1例 日本外科系連合学会雑誌 2015; 40: 880-884 伊藤栄作


32. 経皮経胃イレウス管と磁石圧迫吻合術で治療した難治性イレウスの1例
Progress of Digestive Endoscopy 2015; 87: 76-79 伊藤栄作


33. 磁石圧迫吻合術(山内法)で治療した腹腔鏡下胆嚢摘出術後胆汁漏の1例.
Progress of Digestive Endoscopy 2015; 87: 80-83 伊藤栄作

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その他

日本外科学会 理事(大木隆生)
日本血管外科学会 理事(大木隆生)
日本脈管学会 理事(大木隆生)
日本外科学会 評議員(大木隆生)
Japan Endovascular Symposium研究会 代表世話人(大木隆生)
International College of Angiology. President (大木隆生)
Society for Vascular Surgery (米国血管外科学会)Endovascular Issues Committee, 2003-present(大木隆生)
日本心臓血管外科学会 評議員(大木隆生)
日本静脈学会 評議員(大木隆生)
Japan Endovascular Treament Conference 理事(大木隆生)

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講座(研究室)独自のホームページURL
東京慈恵会医科大学 外科学講座
http://www.jikeisurgery.jp/
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