教授 宮脇 剛司
教授写真
准教授 松浦 愼太郎
二ノ宮 邦稔
野嶋 公博
平川 正彦
寺尾 保信
講師 林 淳也
石田 勝大
酒井 新介
講座(研究室)の概要
 形成外科は第一次世界大戦における銃創の修復・再建を契機として成立、発展した新しい診療科です。東京慈恵会医科大学形成外科は1968年に日本で三番目の形成外科として誕生しました。1975年に講座となり、現在まで3回の日本形成外科学会総会・学術集会を含めて、計11回の大きな学会を主催しました。形成外科の全領域に亘り、基礎的・臨床的研究活動を行っています。
医学科教育について
 形成外科は組織を適宜移動することにより、形態と機能を改善し、患者さんのQOLを高めることを目標とする科です。皮膚・血管・神経・骨・軟骨・筋・腱など全ての組織を扱い、臓器を除く全身を対象とします。組織を移動するさまざまな方法と,移動にさいして基本となる原理・原則を学ぶための医学科教育の充実を目指しています。形成外科の主要な対象疾患は,創傷外科全般,とくに顔面外傷,手の外傷,熱傷,褥瘡など,皮膚・軟部組織腫瘍と骨腫瘍,外表先天異常,悪性腫瘍切除後の組織再建,頭蓋顎顔面および手の変形と機能障害などであり,その病態を理解するために必要な解剖・生理の学習,疾患の診断に必要な手技,画像診断法,電気生理学的検査の習得,疾患の治療における形成外科的手技の分類とその選択の根拠となるさまざまな原理・原則の理解に重点を置いています。
大学院教育・研究について
 「成育・運動機能病態・治療学」の中の形成外科学を担当します。形成外科が対象とする疾患は,先天異常,外傷,腫瘍が主なものです。これらの疾患の治療あるいは手術後の再建にさいして,組織の移動に伴うさまざまな変化が生じます。そこで観察される医学的な現象に関する基礎的・臨床的研究は,形成外科の根幹を支える重要なものです。すなわち,組織が失われ,それが形成外科的手技により治癒し,再生していく過程に関する分子生物学的研究,再建された組織に対する生理学的,神経学的,形態学的な研究を行っています。
講座(研究室)からのメッセージ
 形成外科の全体像を正しく理解することは必ずしも易しくありません。かつては形成外科以外の科で行われていた手術手技が,形成外科医が行う方がより安全に,より効率的に行えるという理由で,形成外科医に任されるようになり,誕生した科です。したがって他科との連携は常に重要であり,他科からの依頼は多く,その依頼に応えることは形成外科の使命です。積極的に形成外科に取り組み,好奇心を育てることを期待します。また講義担当者,実習担当者の人間性に触れ,当講座の雰囲気に直に親しんでもらうことを希望します。
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教育担当
講義科目名称と対象学年
コース臨床医学機ぅ罐縫奪鳩狙再建医学(医学科4年生)
コース基礎医科学機ぅ罐縫奪蛤挧Δら個体へ(医学科2年生)手の機能解剖
実習科目名称と対象学年
全科臨床実習(医学科4年生)
臨床実習(医学科5年生)
診療参加型臨床実習(医学科5年生)
選択実習(医学科6年生)
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大学院担当科目名称
成育・運動機能病態・治療学 > 形成外科学(宮脇)
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主な研究テーマ
臨床・基礎研究
赤外線サーモグラフィーによるフラップの評価
リンパ管腫に対するブレオマイシン局所注射療法
血管奇形に対する硬化療法の施行
遊離皮弁移植後の皮弁血流障害に対する客観的評価法の確立
(皮弁内血液の乳酸値、血糖値の測定)
アートメイクを応用した刺青による乳頭乳輪再建のMRIにおける安全性の研究

MRI検査が乳頭乳輪へのアートメイクに及ぼす影響について

アペールハンド長期経過
MRI検査における刺青の温度変化
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主な業績
[原著論文・臨床報告]
1.舌半切除後再建の術後成績と今後の問題点
 石田勝大,清野洋一1,内田 満,加藤孝邦1(1:耳鼻咽喉科).
 頭頸部癌41(1): 7-12,2015.

2.乳輪乳頭部へのアートメイクのMRI検査における安全性
 −第1報:retrospectiveな検討−
 冨田祥一,寺尾保信,森 克哉,谷口浩一郎,内田 満.
 形成外科58(5): 549-554,2015.

3.【特集/手足の先天異常はこう治療する】母指多指症:二分併合手術について
 松浦愼太郎.
 PEPARS103: 14-23,2015.

4.【特集/手足の先天異常はこう治療する】骨延長器を用いた手足先天異常の治療
 宮脇剛司,松浦愼太郎.
 PEPARS103: 86-94,2015.

5..X線CT3次元データ解析:頭蓋顎顔面非対称性疾患の新しい評価法
 藤本雅史,宮脇剛司,内田 満.
 慈恵医大誌130(5): 103-109,2015.

6.下顎再建標準化に向けて−手術での問題点−
 石田勝大.
 日本口腔腫瘍学会誌27(3): 35-40,2015.

7.自転車事故による顔面骨骨折手術症例の検討
 藤本雅史,宮脇剛司,牧 昌利,余川陽子.
 日本頭蓋顎顔面外科学会誌31(4): 257-260,2015.

8.舌全摘・亜全摘後の再建舌の運動と嚥下機能の検討
 寺尾保信,大山定男1,逢坂竜太2(1:がん・感染症センター都立駒込病院歯科口腔外科,2:東海大学医学部附属病院歯科口腔外科).
 日本口腔腫瘍学会誌27(4): 113-118,2015.

9.手の骨折に対する最小侵襲手術−適応とコツ−手外科領域における変形矯正骨切りと仮骨延長について
 松浦愼太郎.
 整形外科最小侵襲手術ジャーナル78: 62-70,2016.

10.Binder症候群における外鼻形成術および咬合再建
 宮下佳子1,小森 成1,宮脇剛司(1:日本歯科大学附属病院矯正歯科).
 日本頭蓋顎顔面外科学会誌31(4): 273-280,2015.
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主な競争的研究費
[平成27年度]
○冨田祥一 若手研究(B) MRI検査が刺青・アートメイクに及ぼす影響
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その他

国民健康保険診療報酬審査委員会委員(二ノ宮)
外科系学会社会保険委員会連合委員(二ノ宮)
日本形成外科学会評議員(宮脇、二ノ宮、松浦、野嶋)
日本頭蓋顎顔面外科学会評議員(宮脇)
日本美容医療協会理事(宮脇)

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講座(研究室)独自のホームページURL
東京慈恵会医科大学 形成外科学講座
http://www.plasticsurg.jp/
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