教授
(特任教授)
上園 保仁教授写真
准教授
(特任准教授)

宮野 加奈子

講師
(特任講師)

野中 美希

大学院生

深井 しのぶ

研究実習生

大島 佳織
相磯 沙耶花
浦 明日香
室伏 美佳
吉田 遥香
渥美 菜穂
小村 京子
曽 友佳
妻鳥 日向子

訪問研究員

溝渕 有助
大渕 勝也
黒田 唯
藤井 百合子
上園 瑛子
唐澤 佑輔
山口 政広
大島 佳織
伊澤 明子
大森 優
加藤 こずえ
高橋 雄大
西 建也
平形 美樹人
吉田 智裕
大西 啓介
能勢 恭寛

研究補助員

江塚 準子

講座(研究室)の概要
疼痛制御研究講座は、2020年に発足した産学連携講座のひとつとして2020年4月に設置され、3年目を迎えます。スタッフおよび大学院生、学生の大部分は、国立がん研究センター研究所に2009年に新たに設置されたがん患者病態生理研究分野で、がん患者さんの生活の質の向上のための研究(支持・緩和療法のトランスレーショナルリサーチ)を主として行ってまいりました(2009年〜2020年)。
 疼痛制御研究講座では、疼痛研究に焦点を当て、がん患者のみならず痛みに苦しむ患者さん(慢性疼痛や神経障害性疼痛)に福音となる、既存の薬剤で対応できない痛みの創薬をさまざまな製薬企業とともに共同開発することを主眼としています。
医学科教育について
支持・緩和療法に資する教育を行える機会があれば是非協力させていただければと思います。
大学院教育・研究について
現在、東京慈恵会医科大学大学院医学研究科、順天堂大学大学院医学研究科、東京大学大学院医学系研究科より大学院生が研究に参加し、疼痛関連の研究に資するテーマで研究を進めています。
講座(研究室)からのメッセージ
疼痛制御研究講座は、産学連携講座内に2020年4月に設立され3年目となります。講座の名称通り、がん治療や支持・緩和療法の薬を開発している製薬企業と協力し、現在の薬では対応できていないアンメットメディカルニーズに対応する新薬開発を、基礎から臨床につながるさまざまなステージで進めています。加えて漢方薬の作用メカニズムの解明など、既存薬を他の疾患に応用するというドラッグリポジショニングの開発も研究の中心に据えています。企業と密接に情報を共有し、協働することで、短い期間で創薬開発が行えるよう、産官学連携を基盤とした研究を進めています。
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主な研究テーマ
がん患者が有するさまざまな痛みの発症およびその持続のメカニズム解明ならびにそれらの分子メカニズムを基盤とした新規鎮痛薬開発、加えてドラッグ・リポジショニングによる鎮痛処方の開発
抗がん剤によって起こるさまざまな副作用(痛み、しびれ、吐気・嘔吐、心毒性等)の軽減のための新しいアプローチの開発
耐性や副作用を起こしにくい、作用メカニズムに基づく新規オピオイド製剤の開発
がん悪液質の発症メカニズムの分子レベルでの解明ならびにそのメカニズムに基づいた悪液質の予防、改善法の開発
終末期がん患者のQOL改善ならびに抗がん剤の副作用軽減に資する漢方薬の作用メカニズムの解析ならびに漢方薬を用いた質の高い臨床試験の実施
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主な業績
  1. Komatsu A, Miyano K, Nakayama D, Mizobuchi Y, Uezono E, Ohshima K, Karasawa Y, Kuroda Y, Nonaka M, Yamaguchi K, Iseki M, Uezono Y, Hayashida M. Novel opioid analgesics for the development of transdermal opioid patches that possess morphine-like pharmacological profiles rather than fentanyl: possible opioid switching alternatives among patch formula. Anesth Analg, 134 (5): 1082-1093, 2022.
  2. Miyano K, Ikehata M, Ohshima K, Yoshida Y, Nose Y, Yoshihara S, Oki K, Shiraishi S, Uzu M, Nonaka M, Higami Y, Narita M, Uezono Y. Intravenous administration of human mesenchymal stem cells derived from adipose tissue and umbilical cord improves neuropathic pain via suppression of neuronal damage and anti-inflammatory actions in rats. PLoS One, 17 (2): e0262892, 2022.
  3. Miyano K, Hasegawa S, Asai N, Uzu M, Yatsuoka W, Ueno T, Nonaka M, Fujii H, Uezono Y. The Japanese herbal medicine Hangeshashinto induces oral keratinocyte migration by mediating the expression of CXCL12 through the activation of extracellular signal-regulated kinase. Front Pharmacol, 12: 695039, 2022.
  4. Miyano K, Yoshida Y, Hirayama S, Takahashi H, Ono H, Meguro Y, Manabe S, Komatsu A, Nonaka M, Mizuguchi T, Fujii H, Higami Y, Narita M, Uezono Y. Oxytocin is a positive allosteric modulator of κ-opioid receptors but not δ-opioid receptors in the G-protein signaling pathway. Cells, 10 (10): 2651, 2021.
  5. Kuroda Y, Nonaka M, Kamikubo Y, Ogawa H, Murayama T, Kurebayashi N, Sakairi H, Miyano K, Komatsu A, Dodo T, Nakano-Ito K, Yamaguchi K, Sakurai T, Iseki M, Hayashida M, Uezono Y. Inhibition of endothelin A receptor by a novel, selective receptor antagonist enhances morphine-induced analgesia: possible functional interaction of dimerized endothelin A and μ-opioid receptors. Biomed Pharmacother, 141: 111800, 2021.
  6. Nonaka M, Hosoda H, Uezono Y. Cancer Treatment-related Cardiovascular Disease: Current Status and Future Research Priorities. Biochem Pharmacol, 190: 114599, 2021.
  7. Miyano K, Ohshima K, Suzuki N, Furuya S, Yoshida Y, Nonaka M, Higami Y, Yoshizawa K, Fujii H, Uezono Y. Japanese herbal medicine ninjinyoeito mediates its orexigenic properties partially by activating orexin 1 receptors. Front Nutr, 7: 5, 2020.
  8. Miyano K, Eto M, Hitomi S, Matsumoto T, Hasegawa S, Hirano A, Nagabuchi K, Asai N, Uzu M, Nonaka M, Omiya Y, Kaneko A, Ono K, Fujii H, Higami Y, Kono T, Uezono Y. The Japanese herbal medicine Hangeshashinto enhances oral keratinocyte migration to facilitate healing of chemotherapy-induced oral ulcerative mucositis. Sci Rep, 10 (1): 625, 2020.
  9. Shindou H, Shiraishi S, Tokuoka SM, Takahashi Y, Harayama T, Abe T, Bando K, Miyano K, Kita Y, Uezono Y, Shimizu T. Relief from neuropathic pain by blocking of platelet-activating factor-pain loop. FASEB J, 31 (7): 2973-2980, 2017.
  10. Fujitsuka N, Asakawa A, Morinaga A, Amitani MS, Amitani H, Katsuura G, Sawada Y, Sudo Y, Uezono Y, Mochiki E, Sakata I, Sakai T, Hanazaki K, Yada T, Yakabi K, Sakuma E, Ueki T, Niijima A, Nakagawa K, Okubo N, Takeda H, Asaka M, Inui A. Increased ghrelin signaling prolongs survival in mouse models of human aging through activation of sirtuin1. Mol Psychiatry, 21 (11): 1613-1623, 2016.
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主な競争的研究費
  • AMED 革新的がん医療実用化研究事業「ヒトがん悪液質を反映する独自樹立悪液質モデルを用いての悪液質の本態解明、ならびに創薬、診断に有用な「がん悪液質PDXモデル」の確立とその活用」2022-2024年度 (上園:代表研究者)

  • AMED 革新的がん医療実用化研究事業「がん患者における術後せん妄予防のプレシジョンメディシンの開発」2022-2024年度 (上園:分担研究者)

  • AMED(国立がん研究センター) 橋渡し研究プログラム(シーズA)「抗がん剤による心毒性を改善するデスアシルグレリンの新規受容体同定およびin vitro、in vivoスクリーニング系を用いた心毒性予防・治療薬の創薬開発」2022年度 (野中:分担研究者)

  • AMED 創薬基盤推進研究事業「がん患者のせん妄発症を予防する抑肝散、および口腔粘膜炎の早期治癒に資する半夏瀉心湯のメタボローム解析によるレスポンダーバイオマーカーの開発ならびに「証」の可視化とその臨床応用」2021-2023年度 (上園:代表研究者、宮野:分担研究者)

  • AMED 革新的がん医療実用化研究事業「せん妄ハイリスクがん患者の術後せん妄予防におけるラメルテオンの有効性と安全性に関する多施設共同二重盲検化プラセボ対照ランダム化比較試験」2021-2023年度 (上園:分担研究者)

  • AMED 医薬品等規制調和・評価研究事業「ヒトiPS 細胞由来心筋細胞を用いた抗がん剤の心毒性評価法の開発と国際標準化」2021-2023年度 (上園:分担研究者)

  • 文部科学省科学研究費助成事業 基盤研究(C)「がん抑制遺伝子PHLDA3の抗がん剤性心機能障害に対する生理作用の解明」2022-2024年度 (野中:代表研究者、上園:分担研究者)

  • 文部科学省科学研究費助成事業 基盤研究(C)「副作用の起きにくいオピオイド受容体シグナルのみを活性化できる化合物の創薬開発」2021-2023年度(上園:代表研究者、宮野:分担研究者)

  • 文部科学省科学研究費助成事業 基盤研究(C)「オピオイド受容体の細胞内局在と活性変化に基づく最適なオピオイド順次投与法の確立」2021-2023年度(上園、宮野:分担研究者)

  • 文部科学省科学研究費助成事業 基盤研究(C)「がん口腔支持医療における半夏瀉心湯の有用性を明らかにするための基礎及び臨床研究」2021-2023年度(上園、宮野:分担研究者)

  • 文部科学省科学研究費助成事業 基盤研究(C)「新規デスアシルグレリン受容体を介した化合物やペプチドを用いた抗がん剤心不全の抑制」2021-2023年度(上園:分担研究者)

  • 文部科学省科学研究費助成事業 基盤研究(C)「がん悪液質性心機能障害の病態生理の解明と運動および栄養介入による新規治療法の開発」2021-2023年度(野中:分担研究者)

  • 文部科学省科学研究費助成事業 基盤研究(C)「難治性疼痛に対するヒト間葉系幹細胞による鎮痛作用のメカニズム解明とその臨床応用」2020-2022年度(宮野:代表研究者、上園:分担研究者)

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主な業績
共同研究
株式会社ツムラ、東レ株式会社、第一三共株式会社、クラシエ製薬株式会社、マルホ株式会社、エーザイ株式会社、株式会社バイオミメティクスシンパシーズ
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