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先輩研修医からのメッセージ

■青戸病院での研修医としての生活
 青戸は現在新病院建設中。私達は残念ながら(?)旧病院最後の研修医となります。私は、この古く愛着のある病院で、苦悩あり喜びありの充実した毎日を送っています。ここで御紹介できる僅かな情報でも、皆様が青戸病院に興味を持って下さるきっかけになればと思っています。
青戸病院 院長 伊藤 洋

 私はそもそも別の大学の出身でしたが、キャリアの浅いうちに色々な世界を見てみたく、また将来志望する科の慈恵での実際を初期臨床研修で見てみたい希望もあり、あえて母校ではなく慈恵医科大学での初期研修を決めました。
また、青戸病院はいわゆるcommon diseaseを当直で見る機会が多い、地域密着型の病院である、技術の実践ができるチャンスが多い、働くスタッフが元気で温かい雰囲気など、自分が初期研修に望む物が満たされていると思い、慈恵の中では残念ながら目立つ病院ではないですが、迷わず選びました。自分の希望を叶える病院を見つけられた事は幸運であったと思います。

 実際の研修生活ですが、最初は毎日頭が真っ白、他のどんな職種の方でも分かるような病院内のルールも、何も分かりません。病院という社会の常識やルールを学びながら日々患者さんについて知り、退院までの道を繋いでいくのは、充実している反面あまりにおぼつかず非力な自分にがっかりする繰り返しです。そんな厳しい日々の中でも下を向かず頑張れるのは、なにより尊敬できる素敵な先生に本当に沢山出会えたおかげです。最初の3ヶ月、私の直接の指導医となった先生は、落ち込んでいることに気づいて温かく励ましてくださったり、聞くのもはばかられる様な基礎的な知識や手技についても嫌な顔せず教えてくれ、またアドバイスを下さったり、救われた瞬間は数知れません。他にも、診断がつかず途方にくれた時、「そういう辛い気持ちを経験する事が大事なんだよ」と励まして下さった先生、「とにかくどんな状況でも、患者さんの利益が一番大切だからね」が口癖の先生、「患者さんの自分との出会いは選べない訳だから、「良い先生に出会えてよかった」って思ってもらえる様な自分でいたい」と熱く語る先生…そういう素敵な先生方の存在が、落ち込みそうになった時、心の中で光となって再び前を向く力になります。医者として熱いハートを持つ心から尊敬できる先生が診療科に関わらず本当に沢山いらっしゃり、医学的な事は勿論、様々な経験を話して下さいました。このような機会に恵まれるのは、この規模、この温かい雰囲気のある青戸ならではと感じています。私の大切な一生の宝物です。

 また、混沌とした気持ちで過ごすこともある研修医生活の中では、同僚の存在も旅の仲間のように大切です。青戸は同期の人数は研修生活を過ごす上では適度で、私達は年末に念願の1年目全員でささやかな飲み会を実現しました。そしてその写真を研修医室のパソコンの壁紙にしています。外部からは私だけですが、分け隔てなく受け入れてくれる本当に温かい同期です。  看護師さん、薬剤師さん、その他のコメディカルも青戸はとても温かく、研修医のミスも根気強く確認してアドバイスして下さいます。ここには血の通った温かい人間関係があります。
 新病院に向けて職員の結束と病院への愛がますます深くなっている青戸へ、是非一度お越しください。


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