学校法人 慈恵大学 採用情報

初期臨床研修医

附属病院
葛飾医療センター
第三病院
柏病院

専門修得コース(レジデント)

医師公募情報

職員採用情報

お問い合せ サイトマップ トップページ

各診療科プログラム
皮膚科
前に戻る
■第三病院初期臨床研修医募集要項募集案内
診療部・科
皮膚科
カリキュラム指導医
太田 有史
カリキュラム副指導医
五十嵐 努
カリキュラムの概略
外来診療へ実際に参加することを基本とする。1ヶ月・2ヶ月研修では、患者への接し方や一般臨床医として日常遭遇することの多い皮膚疾患への考え方、取り扱い方を学ぶ。4ヶ月研修ではより専門的な疾患における診断、治療を学び、実践する。
臨床研修到達目標(1ケ月)
1. 一般目標 (GIO)
  一般臨床医としてプライマリーケアに必要とされる皮膚科の基本的知識と検査および診療手技を身につける。
2. 行動目標 (SBO)
 
1) 皮膚の解剖・生理を理解し、診断への手順・治療計画を作成することができる。
2) 皮膚疾患で悩む患者に対し配慮することができる。
3) 下記の基本的診察法を実施することができる。
(1) 皮膚の解剖・生理を理解し、診断への手順・治療計画を作成することができる。
(2) 皮膚疾患で悩む患者に対し配慮することができる。
(3) 下記の基本的診察法を実施することができる。
1: 病歴を聴取し、病歴作成ができる。
2: 発疹を観察し、記載ができる。
3: 真菌直接鏡検、パッチテスト、ウイルス検査ができる。
4: 各種皮膚炎の診断ができる。
5: 蕁麻疹の診断ができる。
6: 皮膚の真菌、細菌、ウイルス感染症の診断ができる。
7: 疥癬、性感染症の診断できる。
4) 下記の皮膚科的治療ができる。
(1) 皮膚病変に応じた外用剤の選択、使用ができる。
(2) 皮膚疾患に応じた内服薬の選択ができる。
(3) 熱傷の初期治療ができる
臨床研修到達目標(2ヶ月)
1. 一般目標 (GIO)
  一般臨床医としてプライマリーケアに必要とされる皮膚科の基本的知識と検査および診療手技を身につける。
2. 行動目標 (SBO)
 
1) 皮膚の解剖・生理を理解し、診断への手順・治療計画を作成することができる。
2) 皮膚疾患で悩む患者に対し配慮することができる。
3) 下記の基本的診察法を実施することができる。
(1) 病歴を聴取し、病歴作成ができる。
(2) 発疹を観察し、記載ができる。
(3) 真菌直接鏡検、パッチテスト、ウイルス検査、光線テスト(MED測定など)、皮膚生検ができる。
(4) 各種皮膚炎の診断ができる。
(5) 蕁麻疹の診断ができる。
(6) 薬疹の診断ができる。
(7) 皮膚の真菌、細菌、ウイルス感染症の診断ができる。
(8) 疥癬、性感染症の診断できる。
4) 下記の皮膚科的治療ができる。
(1) 皮膚病変に応じた外用剤の選択、使用ができる。
(2) 皮膚疾患に応じた内服薬の選択ができる。
(3) 熱傷の初期治療ができる。
(4) 冷凍凝固術ができる。
(5) 皮膚良性腫瘍の切除、縫合ができる。
臨床研修到達目標(4ヶ月)
1. 一般目標 (GIO)
  一般臨床医としてプライマリーケアに必要とされる皮膚科の基本的知識と検査および診療手技を身につける。
2. 行動目標 (SBO)
 
1) 皮膚の解剖・生理を理解し、診断への手順・治療計画を作成することができる。
2) 皮膚疾患で悩む患者に対し配慮することができる。
3) 下記の基本的診察法を実施することができる。
(1) 病歴を聴取し、病歴作成ができる。
(2) 発疹を観察し、記載ができる。
(3) 真菌直接鏡検、パッチテスト、ウイルス検査、光線テスト(MED測定など)、皮膚生検ができる。
(4) 各種皮膚炎の診断ができる。
(5) 蕁麻疹の診断ができる。
(6) 薬疹の診断ができる。
(7) 皮膚の真菌、細菌、ウイルス感染症の診断ができる。
(8) 疥癬、性感染症の診断できる。
(9) 水疱症の診断ができる。*
(10) 乾癬の診断ができる。*
(11) 皮膚悪性腫瘍の診断ができる。*
4) 下記の皮膚科的治療ができる。
(1) 皮膚病変に応じた外用剤の選択、使用ができる。
(2) 皮膚疾患に応じた内服薬の選択ができる。
(3) 熱傷の初期治療ができる。
(4) 冷凍凝固術ができる。
(5) 皮膚良性腫瘍の切除、縫合ができる。
(6) 光線療法(PUVA)ができる。*
3. 自らが経験すべき(自らが患者の診療・鑑別診断を行い、初期治療に参加すべき)事項
 
A. 診察法・検査・手技
 
(1) 皮疹診察法の習得
  皮疹の視診・触診、マイクロスコープを用いた診察
(2) 各種検査の意義と適応の理解、結果の判読
 
真菌直接鏡検
パッチテスト
ウイルス抗体価検査、顕微鏡的診断
光線テスト(MEDの測定など)
皮膚生検
病理組織像の判読*
画像診断(超音波・CT・MRIなど)
(3) 治療手技
 
冷凍凝固術
皮膚良性腫瘍の切除、縫合
光線療法(PUVA)*
B. 症状・病態・疾患
 
(1) 頻度の高い症状・病態
  湿疹・皮膚炎(アトピー性皮膚炎、接触皮膚炎など)、蕁麻疹、痒疹、薬疹、乾癬、掌蹠膿疱症、ウイルス性疾患(単純疱疹、帯状疱疹、水痘、麻疹、風疹、伝染性単核症、尋常性疣贅、尖圭コンジローマ、伝染性軟属腫など)、細菌性疾患(膿痂疹、蜂窩織炎、丹毒など)、真菌性疾患(白癬、カンジダなど)
(2) 緊急を要する症状・病態
  熱傷、重症薬疹、壊死性筋膜炎
(3) 経験が求められる疾患・病態
  膠原病(エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎など)、水疱症(天疱瘡、類天疱瘡など)、腫瘍性疾患(基底細胞上皮腫、有棘細胞癌*、ページェット病*、ボーエン病、悪性黒色腫*、菌状息肉症、セザリー症候群など)、疥癬
C. 特定の医療現場
 
(1) 手術療法
皮膚腫瘍に対する単純切除術、皮弁形成術、植皮術、陥入爪手術など
(2) レーザー療法
色素性病変などに対するレーザー照射
(3) 光線療法(PUVA)
乾癬、菌状息肉症など
4. プログラム
 
1) 第1〜2週(1ヶ月、2ヶ月、4ヶ月)
(1) 皮膚科外来研修
(2) 病歴の聴取、発疹の記載
(3) 真菌検査、ウイルス検査、パッチテストを習得
2) 第3〜4週(1ヶ月、2ヶ月、4ヶ月)
(1) 皮膚科外来・病棟研修
(2) 病歴の聴取、発疹の記載
(3) 皮膚外用療法を習得
(4) 皮膚科救急疾患の対応を習得
(5) 皮膚良性腫瘍摘出術の助手
(6) レーザー療法、光線療法(PUVA)の見学
(7). 皮膚科入院患者の管理を学ぶ
3) 第5〜8週(2ヶ月、4ヶ月))
(1) 皮膚科外来・病棟研修
(2) 病歴の聴取、発疹の記載
(3) 皮膚外用療法を習得
(4) 皮膚科救急疾患の対応を習得
(5) 皮膚生検を習得
(6) 冷凍凝固術を習得
(7) 皮膚良性腫瘍摘出術を習得
(8) 皮膚悪性腫瘍摘出術の見学
(9) レーザー療法,光線療法(PUVA)の見学
(10) 皮膚科入院患者の管理を学ぶ
4) 第9〜16週(4ヶ月)
(1) 皮膚科外来・病棟研修
(2) 病歴の聴取、発疹の記載
(3) 皮膚外用療法を習得
(4) 皮膚科救急疾患の対応を習得
(5) 皮膚生検を習得
(6) 冷凍凝固術を習得
(7) 皮膚良性腫瘍摘出術を習得
(8) 光線療法(PUVA)の習得
(9) 皮膚悪性腫瘍摘出術の助手
(10) レーザー療法の見学
(11) 皮膚科入院患者の管理を学ぶ
  いずれの月も、月1回開催される症例検討会、病理組織検討会に参加する。

top
copyright(c) 2004 The Jikei University. All right reserved.