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■附属病院初期臨床研修医募集要項募集案内
研修実施責任者
瀧浪 將典
はじめに
 当院の集中治療室(ICU)は、外科系ICU(Surgical ICU)であり、入室患者の大半を術後予定入室患者が占めることが特徴であり、その他に、病棟における治療が奏功しない内科系・外科系患者の集学的治療にも当たっている。
 当科における研修の最終目標は、『患者の重症度を適切に判定し、適切な集学的治療を施し、患者予後の改善をはかる医療の実践』である。近年、『高メディエーター血症対策を指向した集学的治療』が脚光を浴びていることを深く理解し、その実践を通じて、現代集中治療医学の理論、方法を学ぶ。
臨床研修到達目標(1ヵ月)
1. 一般目標(GIO)
 
1) 集学的治療が必要な患者を適切に選定でき、重症度を適切に判定できる。
2) 重症度の判定の後、ICUに収容させるべきか否か判断ができる。
3) 生体危機管理医学としての集学的治療の意義を十分に理解し、緊急時のライフサポートが適切に施行でき、不全臓器に対する各種人工補助療法を含む高度な集中治療を行うことができる。
4) 中央診療部門の医師として、各部門との連携を円滑に運営できるコミュニケーション能力を養う。
2. 行動目標(SBO)
 
1) Surgical ICUの特徴を理解し、General ICUとの相違点を述べることができる。
2) ICU入室適応と退室基準について適切に判断できる。
3) ICU入室時の患者の重症度、不全臓器を適切に判断できる(APACHE Score,SOFA Scoreの理解)。
4) 肺機能の評価ができる(肺傷害スコアーの理解)。
5) 呼吸不全のタイプとそれに応じた治療をできる。
6) 人工呼吸管理の各種モードを把握し、病態に応じた人工呼吸管理ができる。
7) ARDS/ALIの病態、診断基準を正しく理解し、EBMにのっとった治療ができる。
8) Lung Protective Strategyを理解し、実践できる。
9) 胸腔ドレーン留置、気管切開などの適応について判断できる。特に、外科的気管切開術と経皮的気管切開術の相違点について理解し、経皮的気管切開術を安全に施行できる。
10) 気管挿管の適応、抜管のタイミングを判断でき、安全に施行できる。
11) 病態に応じた循環管理が適切に実践できる(Forrester分類の理解)。
12) PCPS(経皮的心肺補助)、IABP などの循環補助装置を安全に実施でき管理できる。
13) SIRS、Sepsis、Multiple Organ Failure(MOF)について病態・原因・治療法の新しい概念を説明でき、病態に応じた適切な治療を実践できる。特に、高メディエーター血症対策を指向した集学的治療の概念について理解し、実践できる。
14) Septic Shockの超急性期における循環管理、呼吸管理をEBMにもとづいて実践できる。特にEarly Goal Directed Therapy(EGDT), Lung Protective Strategy,CHDFのnon-Renal Indication, PMX-DHPの理論と実際について理解し、実践できる。
15) 急性血液浄化療法(PMX-DHP,CHDF,PE)の理論と適応について習熟し、機器の管理を含めて安全に実践できる。
16) CHDFにおけるRenal Indicationとnon-Renal Indicationについて理解し実践できる。
17) DICの新しい概念と診断基準について理解し、治療を行える。
18) バクテリアルトランスロケーションの防止法について理解する(SDD;選択的腸管内殺菌)。
19) 病態に応じた栄養管理を実践できる(中心静脈栄養+SDD、経腸栄養)。
20) 電解質異常についてその原因が検索でき適切な処置ができる。
21) 救急・集中治療に用いる各種薬剤の薬理作用(副作用も含む)について説明でき、投与ルートの管理、投与量(速度)、も含めて使いこなすことができる。
22) 集中治療に用いる高度医療の機器を使いこなすことができ、メンテナンスについても理解できる。
23) ICU における病院感染対策について理解する。
24) 心肺蘇生の標準化治療法(ACLS2005)が確実に実践できる。
3. プログラム 
 
 
 
7:30〜8:30 ・ICU専属医による回診、治療方針の確認・申し送り。
8:30〜9:30 ・ICU専属医と各科担当医の個別カンファレンス
9:30〜17:00 ・一般病棟帰室患者の選定、帰室の段取り、送り出し。
・在室患者に対する集学的治療の実践(日勤帯)。
・術後予定入室者の受け入れ。
17:00〜翌朝7:30 ・在室患者に対する集学的治療の実践(当直帯)。
1) 当直は原則的に上級医と共に行う。概ね平日週1回と土日1回ずつとする予定。
2) 集中治療医学に関するミニレクチャーを随時行い、理解の一助とする。
3) ACLS、JATEC等の講習会へは自主的に必ず参加することとし、実践できることを大前提に診療に当たることとする。
 

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