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■柏病院臨床研修医募集要項募集案内
診療部・科
腫瘍・血液内科
診療部長
西脇 嘉一
臨床研修到達目標(選択科目履修1〜3ヵ月分)
1. 一般目標(GIO)
  一般臨床医としてプライマリ・ケアに必要とされる内科の基本的知識と検査・診療手技を身につけると同時に、造血臓器および血球の構造と機能、血液細胞の発生と分化、造血器腫瘍の診断と治療、血漿蛋白、止血機序について理解し、正しい診断と適切な治療法に到達する能力を習得する。
2. 行動目標(SBO)(経験目標)
 
1) 選択科目履修1ヶ月目
(1) 血液疾患患者の全身診察が要領よくできる。
(2) 血液検査(血算、赤血球指数)を行い、結果の意義を解釈できる。
(3) 末梢血塗抹標本の作成と鏡検(白血球百分率と赤血球形態)を行い、異常を指摘できる。
(4) 骨髄穿刺を行い染色し、骨髄像を鏡検し、異常を指摘できる。
(5) 細胞化学的検査を指示し、特殊染色の結果を解釈できる。
2) 選択科目履修2ヶ月目
(1) 造血必須物質測定(鉄、UIBC, フェリチン、ビタミンB12, 葉酸)を指示し、結果を解釈できる。
(2) 溶血に関する検査を指示し、結果を解釈できる。
(3) 細胞表面マーカー検査を指示し、結果を解釈できる。
(4) 免疫血液学的検査を指示し、結果を解釈できる。
(5) 血漿蛋白検査(蛋白分画、免疫電気泳動)を指示し、結果を解釈できる。
3) 選択科目履修3ヶ月目
(1) 出血凝固系検査(出血時間、毛細血管抵抗試験、血小板機能検査、凝固能の検査、各凝固因子定量、線溶活性の測定、凝固阻止因子の測定)を指示し、結果を解釈できる。
(2) 染色体検査および分子生物学的検査を指示し、結果を解釈できる。
(3) リンパ節を触知し、生検すべきか経過観察すべきか判断できる。
(4) リンパ節生検の病理標本を病理医とともに鏡検できる。
(5) 下記の治療法の理論的背景と禁忌を理解し、その副作用、合併症を熟知したうえで、適切な治療計画を立案できる。
[1] 生活指導と管理
[2] 食事療法:鉄欠乏、葉酸欠乏、ビタミンB12欠乏
[3] 成分輸血(血液製剤と輸血副作用)
[4] 薬物療法:鉄剤、葉酸、ビタミンB12、アンドロゲン、免疫抑制療法、造血因子、抗腫瘍薬(アルキル化薬、代謝拮抗剤、抗癌抗生物質、アルカロイド薬、分化誘導薬、など)
3. プログラム
1) 指導医の下に、血液・腫瘍内科入院患者の受け持ち担当医となり、その全身管理を習得する。
2) 受け持ち患者に対しては、的確な病歴聴取・身体診察・臨床検査から、的確な病態把握を常に心がける。
3) 毎週火曜日の症例カンファレンスにおいて症例の提示を行ない、臨床的問題点について検討する。
4) 当直勤務を経験する。
5) 骨髄移植ドナー(血縁および非血縁バンクドナー)からの骨髄採取を介助・習得する。
6) 内科救急処置を習得する。
7) 研修ローテート終了時には集談会において症例を呈示発表する。

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