慈恵医大では、本院を含め4つの附属病院があり、本院を半年間、分院(青戸病院・第三病院・柏病院のいずれか)を半年間ローテ−トします。このため、最先端の医療と地域密着型の医療の両方を経験できる利点があります。特に、分院は大学病院であるとともに地域に密着した市中病院としての要素があり、内科医として経験しておくべきcommon diseaseを診る機会にも恵まれています。
2年目からは志望科への配属となります。このため、私は以前より希望していた呼吸器内科に配属となり、勉強させていただいています。
呼吸器疾患は多岐にわたり、感染症・肺癌・気管支喘息・COPD・間質性肺炎など、全く性格の異なる疾患が存在します。また、高齢化社会となり呼吸器疾患は増加傾向にあると考えられます。呼吸器内科配属となり実際に多くの症例を経験し、充実した日々を送っています。そのなかで、様々な分野に精通する指導医の先生方とディスカッションを行い、アドバイスをいただきながら治療に取り組んでいます。また、呼吸器内科医には、内科全般の知識に加え、気管支鏡、胸腔穿刺、胸腔ドレナージ、気管挿管、人工呼吸器操作など専門的手技および胸部画像診断能力を習得する必要があります。当院の呼吸器内科では、それらを習得するためのサポート体制も充実していると思います。医局員の先生方は、親身になってくださる先生ばかりで、レジデントとして恵まれた環境だと実感しています。
呼吸器疾患の増加にともない、呼吸器内科医は必要とされています。是非、一緒にやっていきましょう。一緒に楽しく働けるのをお待ちしています。 |