私にとってこの1年は内科レジデントとして非常に良い経験と勉強になったと感じており、皆さんにとっても同様であると思います。

　後期内科レジデント2年目は自身の診療科で1年間診療となり、私は第三病院の総合診療部で今年の4月から働いています。慈恵医大卒以外の方は総合診療部と聞いたときに考えるものが様々だと思います。

　第三病院の総合診療部は入院患者を他の内科同様に持ち、内容は感染症、膠原病、悪性腫瘍など様々な疾患の患者さん、時には不明熱の患者さんが入院されます。私は高齢者の多い日本では複数の疾患を抱える患者が増えており、幅広い知識を持った医師が必要とされていると考えています。昨今の専門性が重視され細分化された医療の中で、分野にとらわれず幅広い疾患に対応することができるジェネラリストを目指していたためことから総合診療部を選びましたが、数多くの興味深い症例が経験できることも魅力的でした。

　現在、私は主治医として様々な疾患の患者さんを受け持ち、日々忙しく総合診療部の先生方の力を借りながら診療にあたっていますが、医師として充実した毎日を送っております。レジデントになり、主治医になり、医師という職業の楽しさや素晴らしさをさらに大きく感じています。

　総合診療部のスタッフは研修医やレジデントの教育に力を入れていることもあり、様々な病気に苦しむ患者さんを助けることのできる医師になるために必要な症例や指導医がそろっている環境であると思います。是非一緒に働きましょう！お待ちしています！