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レジデントメッセージ 整形外科

レジデント写真   初期・後期研修医の先生へ。現在、私は、整形外科の後期レジデントとして、非常に刺激的で、充実した日々を過ごしています。幸いにも、合計10人の同期に恵まれ、毎日楽しく賑やかに仕事ができています。

 10人中8人は慈恵出身、僕ともう一人は他学出身です。自分が感じていないだけでないことを祈りますが、入局前に少し不安を感じていた、サッカーでいうと「アウェイ感」を抱くことは全くありません。


 僕は初期研修から慈恵医大でお世話になっていますが、他学を理由に不愉快な思いをしたことは一度もなく、慈恵出身の先生、初期研修医から慈恵に来た先生、後期レジデント以降に来た先生に、均等に教育がなされ、機会が与えられています。上級医に暖かく厳しく指導してもらえる環境は、他学から来た先生にとって、これ以上ない贅沢な環境と言えるのではないでしょうか。

 また、そもそも大学病院での研修を悩んでいる先生もいると思います。現在の臨床研修制度では、プライマリケアが重要視され、それに応じるように研修医側も早く一人前になりたい、と焦る気持ちがあると思います。その反面医学自体はますます専門化、細分化され、両者の狭間で自分の方向性に悩むことがあるのではないでしょうか。大学病院はその性質上、研究を熱心にされている先生も臨床にどっぷりはまっている先生方もいらして、様々な考え方や価値観を伺い知ることができます。大学病院で研修することが、自分のこれからの方向性をじっくり考えるにあたり非常に良い経験になると言えます。

 そういう意味では、慈恵は単なる病院としての役割だけでなく、教育、研究といった面にも積極的に取り組んでいるため、医師としてのキャリアを真剣に考えられる環境が整っていると日々感じています。ぜひ、この機会に慈恵の門戸を叩いてみてください。


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