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私は附属青戸病院（現・葛飾医療センター）で初期臨床研修を終え、現在本院の眼科で後期レジデントとして勤務しています。研修医時代に網膜剥離の硝子体手術に助手としてつかせて頂く機会があり、その奥深さに感動し、眼科を志すきっかけになりました。
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私たちの眼科学講座には10を超える専門外来があり、様々な貴重な症例を経験できるのが特徴です。毎日各専門外来別にカンファレンスが行われ、レジデントは自由に参加することができます。また毎週月曜日の病棟カンファレンスでは、受持ち患者さんのプレゼンテーションと手術動画の供覧が行われ、眼科全スタッフで活発な議論が行われます。さらにレジデントの教育体制も充実しており、各専門外来ごとに行われるクルズスと、年2回の口頭試問を通して、効率的に知識の整理をすることができます。
また、日常の臨床業務以外に学会発表・論文投稿に力を入れているのも当講座の特徴です。私自身、上級医の指導の下、この1年で2度の大規模な国内の学会で発表する機会を頂きました。そしてこの春には海外での学会発表の予定も控えています。毎週カンファで症例呈示していることも、学会発表のトレーニングになっていると思います。
まだ専門性の高い眼科という特殊な分野と、想像以上に多い患者さんの数にとまどい、目まぐるしく過ぎる毎日ですが、患者さんの笑顔と感謝の言葉に喜びを感じ、日々精進しています。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。 |
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眼科って、実際よりもゆるいイメージを持たれがちだと思います。私がまさしくそうでした。そんな私が眼科に入局した理由は、研修で眼科の奥深さを垣間見たということと、真面目で優しい先生達を見てこういう医者でありたいと思ったからです。
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入ってみて・・・ゆるいなんてとんでもない。“見える”という患者さんが自覚しやすく生きていく上で重要な機能を扱うこの科は厳しくもあり、時に喜びを感じられる科です。
慈恵医大眼科医局の特徴は、一つは慈恵のどの医局にも共通することだと思いますが、人がよいということ。最近は他大学出身の医局員が多いですが、そんなことを気にする人はいません。そして後輩への指導を惜しまない先輩ばかりで、どこへ行っても手厚い指導を受けることができます。
もう一つは眼科の奥深さを満喫できる環境であるということです。眼科は専門分野が多く、多面的で奥深いのですが、慈恵医大ほど専門外来が多くあらゆる分野において指導を受けられる医局はあまりないと思います。
分院も多くそれぞれが特色をもっているので、各附属病院それぞれで、また違ったことを学べると思います。私は現在柏病院にいますが、ここでは硝子体手術を始め多くの手術がなされ、非常に多くの経験をさせて頂いています。
女医にとってはバリバリ仕事をさせてもらえて、出産後などの仕事のバリエーションが多いことも魅力です。より多くの方に眼科の魅力を知ってもらい、一緒に切磋琢磨したいと思っています。少しでも興味のある方は是非見学にいらしてください！ |
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