2020 年度 下半期(9 月~3 月)
Family Medicine Brush-up Program
募集要項
2020 年度は4 月より開講予定でしたが、新型コロナウィルス感染症流行に伴い、開催を 延期していました。今回9 月よりZoom を使ったオンラインでの開催とし、半年間で行う 予定です。若干名の追加募集をします。
プログラム概要
超高齢社会を迎えるにあたり、総合診療医の養成が急務であると言われています。総合診 療医を養成すべく、多くの研修プログラムが各地で創られてきました。しかし、すでに医療 の経験があるベテラン医師をプライマリケア医として養成するプログラムは稀です。本プ ログラムは、臓器別専門医として医療の経験を積んだ医師が、地域でプライマリケア医、家 庭医として、診療所をベースとして医療をする上で助けとなるべく開発されています。また 特徴として、網羅的・受動的な学修ではなく、学修者が主体となるcase-based learning の 形式で自己省察的実践能力を養うことを目標としています。 本プログラムは、受講生の皆様のご協力のもと、より良いプログラムにしたいと考えてい ます。このプログラムに付随した調査にご協力して頂く可能性がありますことをご了承く ださい。
本プログラムは、受講生の皆様のご協力のもと、より良いプログラムにしたいと考えています。このプログラムに付随した調査にご協力して頂く可能性がありますことをご了承ください。
修了生に期待される医師像
専門医として培われた医師としての知識・技術・経験の上に、家庭医療のプリンシパルを 基盤としたプライマリケアの実践が可能となる。
コンピテンス
- プライマリケア外来における代表的な健康問題に対処する能力
- 家庭医療のプリンシパルの理解とそれに基づく実践能力
- コミュニケーションと外来診療の構造化への理解
対象(受講生)
本プログラムの対象者は、地域でプライマリケア医として医療を行っている、あるいは行 う予定のある医師(およそ卒後10 年以上を目安とする)で、家庭医療のプリンシパルを獲 得したいと希望する医師です。 1 ヶ月に一度行われる、Zoom を使ったオンラインのチュートリアルcase-based learning (土曜日14 時から17 時頃までの予定)に漏れなく参加して頂くことが必須条件となりま す。
プログラム方略(現時点での予定となります)
チュートリアル(case-based learning):プライマリケア、家庭医療のエッセンスを盛り込んだケースシナリオを基に、グループに て話し合い、学ぶべき課題を抽出してもらいます(チューターのガイドあり)。各自、次回 1 ヶ月後のチュートリアルに向けて課題を調べ、その成果をプレゼンテーションして頂くこ とによって、グループメンバーと共有します。
概要
日程: | 2020 年9 月から2021 年3 月までの毎月第3 土曜日 全6 回 12 月は休講、3 月は27 日の第4 土曜日に開講とします。 |
時間: | 14 時から17 時頃(予定) Zoom を使ったオンラインのチュートリアル |
追加募集人数: | 5 名(計10 名ほどの参加者を予定しています) |
受講料: | 60,000 円(消費税込み) 受講料は事前払いとなります。詳細は、別途ご案内いたします。受講料納入後のキャンセ ルは原則お受けできませんので、予めご了承ください。 |
出願方法および必要書類
- メールの送信
望動機(800字以内)を添付ファイルとし、事務局宛にメールで送信ください。 - 出願書類の郵送
下記1点を書留で、事務局宛に郵送ください。
・履歴書(書式の指定はありませんが、写真付で名前横に捺印をお願いします)
【メール送付先】
brushup@jikei.ac.jp
【郵送先】
〒105-8461 東京都港区西新橋3-25-8
東京慈恵会医科大学
2 号館 総合診療部
「家庭医療ブラッシュアッププログラム」宛
メール申込の送信期限:2020 年8 月31 日(月)12:00 まで
選考
応募人数が募集人数を上回った場合は、その時点で募集を終了とさせて頂くことがあり、 受講動機、経験年数、診療環境、地域など総合的に評価し選考します。なお、選考結果につ いては、9 月上旬にメールでご連絡いたします。
プログラムコーディネーター
東京慈恵会医科大学・大学院医学研究科(博士課程)地域医療プライマリケア医学)
担当講師
本件に関する照会先
家庭医療ブラッシュアッププログラム事務局 brushup@jikei.ac.jp