2022年度 下半期(2022年10月~2023年3月)家庭医療ブラッシュアッププログラム
Family Medicine Brush-up Program
募集要項
プログラム概要
超高齢社会を迎えるにあたり、総合診療医の養成が急務であると言われています。総合診療医を養成すべく、多くの研修プログラムが各地で創られてきました。しかし、すでに医療の経験があるベテラン医師をプライマリケア医として養成するプログラムは稀です。本プログラムは、臓器別専門医として医療の経験を積んだ医師が、地域でプライマリケア医、家庭医として、診療所をベースとして医療をする上で助けとなるべく開発されています。また特徴として、網羅的・受動的な学修ではなく、学修者が主体となるcase-based learningの形式で自己省察的実践能力を養うことを目標としています。
本プログラムは、受講生の皆様のご協力のもと、より良いプログラムにしたいと考えています。このプログラムに付随した調査にご協力して頂く可能性がありますことをご了承ください。
修了生に期待される医師像
専門医として培われた医師としての知識・技術・経験の上に、家庭医療のプリンシパルを基盤としたプライマリケアの実践が可能となる。
コンピテンス
- プライマリケア外来における代表的な健康問題に対処する能力
- 家庭医療のプリンシパルの理解とそれに基づく実践能力
- コミュニケーションと外来診療の構造化への理解
対象(受講生)
本プログラムの対象者は、地域でプライマリケア医として医療を行っている、あるいは行う予定のある医師(およそ卒後10年以上を目安とする)で、家庭医療のプリンシパルを獲得したいと希望する医師です。
1ヶ月に一度行われる、Zoomを使ったオンラインのチュートリアルcase-based learning(土曜日14時から17時頃までの予定)に漏れなく参加して頂くことが必須条件となります。
プログラム方略
チュートリアル(case-based learning):プライマリケア、家庭医療のエッセンスを盛り込んだケースシナリオを基に、グループにて話し合い、学ぶべき課題を抽出してもらいます(チューターのガイドあり)。各自、次回1ヶ月後のチュートリアルに向けて課題を調べ、その成果をプレゼンテーションして頂くことによって、グループメンバーと共有します。
概要
日程: | 2022年10月から2023年3月までの毎月第3土曜日 全6回 |
時間: | 14時から17時頃(予定) Zoomを使ったオンラインのチュートリアル |
追加募集人数: | 10名(6名以上の受講をもって開講といたします) |
受講料: | 60,000 円(消費税込み) 受講料は事前払いとなります。詳細は、別途ご案内いたします。受講料納入後のキャンセルは原則お受けできませんので、予めご了承ください。 |
出願方法および必要書類
- メールの送信
受講動機(800字以内)を添付ファイルとし、事務局宛にメールで送信ください。 - 出願書類の郵送(1.について返信ののちに)
下記1点を書留で、事務局宛に郵送ください。
1)履歴書(書式の指定はありませんが、写真付で名前横に捺印をお願いします)
【メール送付先】
brushup@jikei.ac.jp
【郵送先】
〒105-8461 東京都港区西新橋3-25-8(2号館12階)
東京慈恵会医科大学 総合診療部
「家庭医療ブラッシュアッププログラム」宛
1)メール申込送信期限 :2022年9月9日 (金) 9月30日(金)まで延長
2)出願書類の郵送期限 :2022年9月16日(金)消印有効 10月7日(金)消印有効まで延長
選考
応募人数が募集人数を上回った場合は、その時点で募集を終了とさせて頂くことがあり、受講動機、経験年数、診療環境、地域など総合的に評価し選考します。なお、選考結果については、出願状況で折り返しメールでご連絡いたします。
プログラムコーディネーター
東京慈恵会医科大学・大学院医学研究科(博士課程)地域医療プライマリケア医学)
担当講師
本件に関する照会先
家庭医療ブラッシュアッププログラム事務局 brushup@jikei.ac.jp