ニュースリリース

ウイルス学講座・近藤一博教授が監修・原作をつとめた『疲労ちゃんとストレスさん』の紹介について

紹介文

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 東京慈恵会医科大学私立大学研究ブランディング事業「働く人の疲労とストレスに対するレジリエンスを強化するEvidence-based Methodsの開発」の活動成果に関するもう一つの書籍『疲労ちゃんとストレスさん』を御紹介します。この本は、河出書房新社から2019年11月に発刊されています。『うつ病は心の弱さが原因ではない』がストレスレジリエンスとうつ病を扱った本であるのに対し、こちらは疲労とストレスを解説した本となっています。
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309290591/

 疲労は過労死などの健康障害を引き起こす医学上の重要な課題です。しかし、疲労の重要性は欧米ではあまり認識されておらず、研究に関しても日本が世界で最も進歩しています。このため、疲労の問題は日本が世界をリードして解決しなければならない問題となっています。このような状況にあって、本学は、大学の特色ある研究として、文部科学省の私立大学研究ブランディング事業において疲労に取り組んでいます。
 この研究の結果として判ってきたことに、これまでの疲労に関する常識や知識は、大きく疲労の本質と異なっているということです。おそらく、このような誤った知識によって、日本の疲労問題はより深刻な状態になっているのだと思います。
 本書では、研究ブランディング事業の成果として得られた、疲労のメカニズム、疲労とストレスの違い、疲労に対する対処法などに関する正しい知識をマンガで解説しています。より多くの人に正しい知識を持っていただくことで、疲労による健康障害の問題の解決に貢献できればと考えています。
 なお、ウイルス学講座のホームページでは、本書の元になった「マンガでわかる『最新!疲労・ストレス講座』」を読むことができます。

http://jikeivirus.jp/hiroukouza/

東京慈恵会医科大学 ウイルス学講座 教授 近藤一博