設立目的

設立目的および目標

臨床疫学研究部は,日常臨床で生ずるさまざまな疑問を疫学的手法にて解決する臨床疫学を軸として,研究,教育を行います.

研究分野は,臨床疫学がカバーする疾病の診断・治療を中心としますが,従来型の臨床研究のトピックにとらわれず,医療コミュニケーション,医療の質評価,行動科学,質的研究等も含めます.さらに医療の最前線であるにもかかわらずエビデンスが不足しているプライマリケア,家庭医療学分野でのエビデンス生成を目指すことは本研究室のメインテーマの一つの大きな柱となっています.これは各学内組織や学外医療人との共同研究や研究支援によって行われています.

教育は,卒前ではEvidence-based Medicine方法論教育を行い,妥当で効率的な医療を行える医師を養成します.卒後は大学院教育として臨床研究の方法論および生物統計学手法の実践を中心とした教育活動を行います. 特に地域医療を担っている医療人を対象に社会人大学院生を積極的に受け入れております.また文部科学省にて採択された医療人GP「プライマリケア現場での臨床研究者の育成」プログラムをシステムとして継続し,プライマリケアを担う若手医師をclinician-researcherとして育成し,将来的には地域医療リサーチネットワークの中心となることを目標としています.