室長 ・ 副室長挨拶

室長挨拶


院長 丸毛 啓史

わが国の医師国家試験合格者に占める女性の割合が例年30%を上回る中、本学においても女性医師数は、大幅に増加しております。これに伴い、出産・育児・介護のために休職する女性医師数も増加傾向にあり、女性医師の勤務形態ならびに休職・復職に関するニーズも多様化しております。こうした中で、本学附属病院が安定的に人材を確保し、適切な運営を行うためには、優秀で気概のある女性医師がキャリアを継続できるように、個々の希望を的確に把握したうえで、きめ細かく対応していく必要があります。
本附属病院では、平成20年1月に「育児・介護支援ワーキンググループ(委員長:外科学講座・川瀬和美講師)」を設置しました。そして、女性委員の育児と仕事の両立に関する経験を参考として、育児中の女性医師のための短時間勤務制度の創設や女性医師と女子学生の交流会の開催など、女性医師の勤務環境の整備や啓発活動を進めてまいりました。その後、女性医師からの相談を更に積極的に受け付けるとともに、支援体制の整備を強化するために、平成23年10月に女性医師キャリア支援室を新設しました。副室長の外科学講座・川瀬和美講師や、教育センター・岡崎史子講師らを中心に、出産・育児と仕事の両立を目指す女性医師にオーダーメイドのきめ細やかなアドバイスを行っています。今後とも、「アベノミクス」第三の矢と呼ばれる政府の成長戦略に掲げられた女性の雇用促進、育児休暇の延長などの政策を見据えながら、ワーク・ライフ・バランスの視点に立って、出産・育児のための勤務体系の構築と院内施設の整備・拡充や、女性医師(初期研修医・レジデント)・女子学生への啓発活動を進めてまいります。  
皆様のご支援とご協力をお願いいたします。

副室長挨拶


外科学講座
准教授 川P 和美

医学に携わり、臨床や研究に打ち込み病気と闘うことは、素晴らしくやりがいがあり、みなさんは医師として日々存分に頑張られていることでしょう。それとともに、みなさんは人として日常を送り、自分の生活や家庭生活、社会的活動など、職業だけでない側面も持っています。
これまで我が国では男性が家庭を女性に任せて長時間労働を行い、高度経済成長を支えてきました。医師においては、さらに“医は仁術”として自らの生活を顧みず医業に専念することが当たり前、美徳とされてきました。この慣習がいまだに根強く残る我が国の医学界においては、個人生活を両立できずに優秀な女性医師が出産を契機に離職したり、非常勤となり仕事の質・量を低下せざるをえない割合が非常に高くなっています。反対に、仕事を優先して出産を遅らせることで、不妊という問題も増えてきています。
現在、医師になる三人に一人は女性です。出産・子育てと仕事との二者択一により、社会的投資やそれによって培われた女性の知識や経験、キャリアが生かされていないことは、個人にとっても、社会にとっても重大な損失です。また、高齢者の増加に伴い医療の需要もますます増加し、医師不足が深刻となりつつあります。また、介護もますます重要な問題となっていますが、その75%を女性が担っているという事実もあります。
女性医師キャリア支援室では、有能で勉学を積んだ女性医師たちが、今後も家庭や社会生活など、個人の生活も全うしつつ、キャリアを積み個人の能力を伸ばして社会に貢献できるようになるためには何が必要かをともに考え、実践していきたいと考えています。女性医師が活躍できる環境は、男性医師にも同じことが当てはまります。お互いに個性を尊重し、良い点を伸ばしつつ協力し、さらなる飛躍を目指しましょう。

室員紹介

【 女性医師キャリア支援室 】

職 名 氏 名 職 位 所属等
副室長 川P 和美 准教授 外 科
室 員 岡崎 史子 講 師 教育センター

【 ワーキンググループ 】※科順に掲載

職 名 氏 名 職 位 所属等
委 員櫻井 結華助 教教育センター
委 員西尾 依里助 教消化器・肝臓内科
委 員笠間 絹代助 教腫瘍・血液内科
委 員関 正康助 教総合診療部
委 員岩下 紗子助 教総合診療部
委 員本田 真理子助 教泌尿器科
委 員松岡 知奈助 教産婦人科
委 員山崎 ももこ助 教耳鼻咽喉科
委 員西岡 真樹子助 教画像診断部
委 員吉田 千寿助 教麻酔科

【 本学の教員・学生に関する情報 】

男女別教員数
男女別学生数

↑ページのトップへ