主な業務内容

■ 一般単純撮影(レントゲン)
一般単純撮影はX線(放射線)を利用し、胸部・腹部・骨等の撮影を行っています。一般撮影では、X線発生源とフィルムや検出器の間に撮影対象物を配置し、その透過量を画像化する方法です。
当院ではX線フィルムは利用せずデジタル化された画像の提供(モニター診断)や保存をしています。

一般単純撮影(レントゲン)


■ マンモグラフィ検査
触知することのできない早期乳がん(石灰化)を発見するのに有効な検査です。日本医学放射線学会の使用基準を満たしたマンモグラフィ専用撮影装置を使用し、マンモグラフィ検診精度管理中央委員会より認定された診療放射線技師が精度の高い検査を行っています。

マンモグラフィ検査


■ 骨密度測定(DXA法)
骨粗鬆症等の診断のため行われる検査です。2重のX線の吸収の差により骨量測定しデキサ法とも呼ばれ、現在最もよく用いられている検査法で脂肪など軟部組織の影響を除外できます。検査は、前腕部を測定し短時間で終了します。

骨密度測定(DXA法)


■ X線TV検査
X線透視を利用し様々な検査や治療を行っています。造影剤(バリウム)を飲用したり注入して行う消化管検査、体内にヨード系造影剤を注入して行う脊髄検査、子宮卵管造影、逆行性尿管尿路造影等や内視鏡を用いた検査・治療が行われています。また、全脊髄撮影、デジタル断層撮影(トモシンセシス)等の特殊撮影も行っています。

X線TV検査


■ CT検査
当院では、128列と40列の2台のMD−CT(マルチディテクターCT)を使用しています。MD−CTは回転軸に沿って多くの画像情報を収集することができるため、検査時間の短縮や、一度の息止めで広範囲の撮影が可能となります。また詳細な情報を専用の画像処理装置に送ることで骨の3D−CT、造影剤を用いたダイナミックCTを行うことにより脳血管や心臓の冠動脈を描出する3D−CTAngioなど様々な画像を提供できます。
また被曝低減ソフト(CAREDOSE4D)を搭載しており大人から小児まで、検査を受ける方の被ばく低減に力を注いでいます。

CT検査


■ MRI検査
2台の超電導高磁場1.5T(テスラ)MRI装置が稼働しています。全身の検査に対応し、各部位のあらゆる方向の断層画像のほか、造影剤を使用しなくても全身の血管(MRA)や胆道系(MRCP)の撮像を施行でき、さらに目的に応じた造影検査も可能です。
頭部、頚部、腹部、膝、肩、乳腺、心臓等の専用コイルを使用する事により、高速撮像が可能となり良質な画像を提供しています。また、全身の拡散強調画像の撮像が可能で、特に頭部においては、早期の脳梗塞診断が可能となりました。

MRI検査


■ 血管撮影検査
DSA(デジタルサブトラクション)装置を用い、頭部・腹部の血管造影及びIVR、心血管に対するPCI等の検査を行っています。使用機種は、下肢造影において大腿部より趾先まで一回の造影で撮影できるステッピング機構、臓器を3次元的に観察できる回転DSAが備わっています。

血管撮影検査


■ 核医学 (アイソトープ) 検査
SPECT装置により、患者さんの体内に投与した放射性医薬品の分布を撮像することで病気や臓器の形態、代謝、機能の画像診断を行っています。
頭部の検査は脳の血流分布の測定が可能であり、認知症や脳血管障害等の診断に有効です。
心臓の検査は心機能、心筋の血流分布や脂肪酸代謝、交感神経機能等が可視化でき、心疾患の画像診断に欠かせないものとなっています。また、ガンマカメラとテクネシウム心筋血流製剤の組み合わせた心電図同期SPECTにより、心筋血流イメージングと同時に左室壁の動態を3次元的に観察することが可能です。
骨の検査は癌の骨転移検索ばかりでなく疲労性骨折の診断や3PHASE STUDY法により骨髄炎の鑑別ができ、整形領域や歯科領域にも利用されています。
その他、腫瘍や炎症の検索、甲状腺機能や腎機能、肺機能などの画像診断に大変有効な検査です。

核医学 (アイソトープ) 検査


■ 超音波検査
当院では、超音波検査として、上腹部(肝・胆・膵・脾・腎 etc)、骨盤腔(子宮・卵巣・膀胱・前立腺 etc)、体表臓器(乳腺・甲状腺・唾液腺などおよび頭部〜体幹部・上肢・下肢の体表部 etc)、消化管等のBモード検査や、各部血管の血行動態の把握や血流計測を目的としたカラー(パワー)ドプラ検査を行っています。その他、医師による超音波ガイド穿刺による生検・PEIT・PTCD等も適時行います。

超音波検査


■ 放射線治療
放射線治療は、手術と同じ局所療法で、病巣が身体の一部に限局している疾患(進行しすぎていない多くの局所がん)に適しています。当院では、マルチリーフコリメーターを搭載した直線加速装置(リニアック)によって発生されるX線・電子線を用いて、悪性腫瘍に対する治療を行っています。治療計画用のCTは、シミュレーションに適した構造を持ち、照射時と同様のポジショニングを取ることによって、再現性を向上させています。そのCT画像を元に、放射線治療専門医が三次元治療計画装置を用いて治療計画を立てて治療を行っています。また放射線治療専門技師と放射線治療品質管理士が常駐し、治療精度の維持と管理にあたっています。IMRT(強度変調放射線治療)・定位照射といった高精度照射、腔内照射・組織内照射などの小線源治療は行なっておりませんが、慈恵医大附属病院(本院)との連携を密にし、高精度照射や小線源治療を必要とする患者さんを紹介しています。

放射線治療


※装置画像は、各社メーカより使用許可を得ております。
(富士フイルムメディカル・島津製作所・日立製作所・東芝メディカルシステムズ・シーメンスヘルスア・GEヘルスケアジャパン)