東京慈恵会医科大学 森田療法センター
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  森田療法の治療法
  【入院治療が基本です】
 


ミーティングルーム

 
入院は森田療法の伝統的な治療スタイルです。20床の専門病棟に入院をしていただき、下記のような流れで4期〔臥褥期(がじょくき)、軽作業期、作業期、社会復帰期)からなる治療を受けていただくことになります。期間は1〜3ヶ月程度です。
常勤医師および、臨床心理士が各患者さまを担当し、面接や日記を使った指導を行います。また、病棟の看護師は、患者さんの健康面を見守りながら、生活指導を担当いたします。 なお、外来での森田療法的な指導も行っていまのでご相談ください。


 
(1)第鬼 臥褥期


臥褥室
臥褥室の一例
 
〔不安や恐怖を「あるがまま」に受け入れる〕
 
 原則として7日間は、病室に横になって過ごします。さまざまな考えや感情が浮かんできますが、「はからい」(不安や症状を気にしないようにするため、さまざまなやりくりをすること)をせず、思い浮かんだものをあるがままに受け入れるようにします。期間中は治療者が一日一回程度簡単に回診を行います。


(2)第挟 軽作業期

季節の花とふれあいを

 
〔周囲を観察し、一人で軽作業を行う。外界と触れ合う準備〕
 
 臥褥から起床して5日間は、大きく身体を動かすような作業は行いません。庭に出て自然にふれ、また病棟の生活をよく観察することから始め、部屋の片付けや木彫り、簡単な陶芸など、軽い作業に携わります。気分や症状に流されず行動していくことが基本です。

(3)第郡 作業期





 
〔日常的な行動・作業を通じて「生の欲望」を発揮〕
 
 清掃や日常生活を整える共同作業、動物・植物の世話などの作業を行います。
 植物の水遣り、犬の散歩など毎日必要なことは当番で行い、日々の作業の内容と担当は、ミーティングで自主的に決めていきます。よく周囲を観察し、どんな作業が必要かを考えて、作業内容を決めていくこと自体がとても大切な体験になるのです。
 作業期に入ってしばらくすると、動物・植物の各グループに参加し、担当になった動植物を観察し、必要な作業を考え、話し合い、作業により深くかかわっていきます。また、月に一回程度スポーツ大会などの行事が行われ、年に2回は七夕会とクリスマス会も行われます。
 作業期には、不安や症状を抱えながら、目の前の必要な行動に積極的にかかわりやり遂げていく「目的本位」の行動が大切です。それらを体験することで、不快な症状に対する「とらわれ」から離れ、本来の「よりよく生きよう」という力が生かされてくるのです。

(4)第鹸 社会復帰期
 
〔第1期〜3期での体験を実生活へ生かす橋渡しの期間〕
 
 一週間から一ヶ月程度、外出・外泊を含めて社会復帰の準備を行っていきます。時には短期間、病棟から職場や学校に通うこともあります。

【備考】  
日記指導について:第挟以降は、治療者による面接に加えて、日記指導も合わせて行っていきます。日記は治療者が目を通して、森田療法の考え方にそってコメントをしていきます。
治療の目的・性質上、外の環境からの遮断を重視しています。そのため面会については、治療者との話し合いによって許可をお出しします。また、外出は入院生活に必要な場合のみ可能となります。
携帯電話・パソコンなどの通信機器は、環境遮断という治療の特性上、病棟内での使用はできません。
当院は教育機関となっているため、研修医ならびに学生が指導医と共に診療に参加させていただくことがありますので、ご了承をお願いいたします。

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