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病院病理部

平成29年10月現在

 

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診療部長:鷹橋浩幸

診療スタッフ
診療部長 鷹橋 浩幸
診療医長 清川 貴子、廣岡 信一
医師数 常勤11名、非常勤8名

診療内容・専門分野

病院病理部は諸種の形態検査手法を用いての病理診断が日常業務です。また、剖検にて疾患固有の病跡を辿ることにより診療における様々な問題・疑問点を解決する業務も行っております。病気(態)形態面より解明する部門です。

医師の専門医等資格

【日本病理学会病理専門医】
鷹橋 浩幸、清川 貴子、廣岡 信一、佐藤 峻、 岩本 雅美、土井 紀輝

【日本病理学会研修指導医】
鷹橋 浩幸、清川 貴子

【日本臨床細胞学会細胞診指導医】
鷹橋 浩幸、 清川 貴子、廣岡 信一、岩本 雅美

【厚生労働省認定死体解剖資格】
鷹橋 浩幸、清川 貴子、廣岡 信一、佐藤 峻、岩本 雅美、土井 紀輝

特色

  1. 生検診断 従来のHE染色標本を中心とした診断をベースに、診断実証力を高めるための種々の手法を用いて適切な診断をすべく努めております。免疫組織、酵素組織化学、超微形態的確認(電子顕微鏡)などが現在の主な展開領域です。 組織診は年間16,000件を超えております。
  2. 報告体制に於ける迅速性と診断の的確性を目指しております。
  3. 細胞診は15,000件を超えていますが、現在は術中迅速診断にも対応可能です。
  4. 剖検は臨床診断の確認、ならびにその他の病変検索のみならず、病変によって生じた個体の異常について確認し、個体におきた異常について再構成する作業です。
  5. 病理部のもう一つの業務は臨床研究支援業務です。医学的認識を深める不断の研究心を欠いては診断能力の向上は望めず、また臨床の経験に基づいて研究を深めることは大学の一つの使命です。

特殊検査・先進医療

現在は上記の免疫組織化学(腫瘍マーカー、ホルモン、増殖パラメーター、細胞同定、レセプターなど)、超微形態検査に加えてATPase,Naphthol-ASD-chloracetateなどの酵素組織学、形態計測学、EB-virusなどのin site hybridization、乳癌や悪性リンパ腫の分子標的治療のためのHER2などにも対応しております。

研究は人体病理形態学が主であり、従来より蓄積された膨大な剖検例を駆使して行われるのに対し、臨床病理学研究としては、消化器癌、肺癌、乳癌、腎癌、膀胱癌、悪性リンパ腫などの組織学的内容の検討を行っております。

主な医療機器・設備

患者数・症例数・生検数・手術数・治療成績等

病理組織診断数 16,615件
術中迅速組織診断数 610件
細胞診断数 14,872件
術中迅速細胞診断数 132件
超微形態検査数 428件
免疫組織診断数 16,196件
病理解剖数 30件
臨床研究支援業務 370件
各診療部との臨床病理検討会 79回

(2016年度)