診療案内

乳腺甲状腺センターは今回外科外来に併設されました。当センターでは月曜日から土曜日まで、少なくとも1名以上の乳腺・内分泌専門の外科医が初診診察を担当しています。また、乳がん抗がん剤治療を行う腫瘍内科医も週2日センターで診察を行い、外科医との連携が緊密にとれるようにしております。
平成28年度の統計では当診療部の外来患者数は1か月当たり約1700〜1800人です。
当センターでは最新の情報と知識を反映するため、乳腺疾患では、乳腺内分泌外科、腫瘍・血液内科以外に、乳がん治療に必要な放射線治療部、形成外科、婦人科、精神神経科などと協力体制を構築し、現在最も効果的かつ安全と考えられる治療方法を提供致しております。
甲状腺、副甲状腺(上皮小体)疾患に対しては、耳鼻科、糖尿病・代謝・内分泌内科、放射線科診断部と定期的にカンファレンスを開催し、個々の患者様に適した治療方法について多方面から検討し、最適な治療を選択できるように努力しております。
またほとんどの標榜科を持つ大学病院の特性を生かし、合併症(糖尿病、心臓疾患、脳梗塞、腎臓病など)をお持ちの乳がん、甲状腺がん、副甲状腺腫瘍の患者様に対してもそれぞれの専門科との協力体制を整えて治療を行っております。

カンファレンスの様子

カンファレンス

チーム医療説明

乳腺・甲状腺センターでは乳腺・内分泌外科、内科、放射線科、形成外科、産婦人科、精神科等と連携を密に取り乳がんの診断と治療を効率的に行っております。
当院では患者さんもチームの一員と考え、各職種の専門性を活かし患者さんの満足度をより高める医療の実践を目指しております。

医療連携フロー図と説明

医療連携フロー図

患者支援・医療連携センターは外来棟4階 外科外来と泌尿器科外来の間にあります。
センター内に医療連携部門、ソーシャルワーカー(医療福祉相談)部門、在宅療養支援部門がありますので、お気軽にお声かけください。

  • 医療連携部門
  • 医療連携部門では診療に関するご案内、FAX予約・Web予約による診療予約受付およびセカンドオピニオン外来の申込受付等、医療連携に関することを行っています。

  • ソーシャルワーカー部門
  • ソーシャルワーカー部門では病気によっておこる問題や心配事ある患者さんやご家族のお力になれるよう、専門の医療ソーシャルワーカーによる「生活者の視点」で問題解決のお手伝いをさせて頂いております。

  • 在宅療養支援部門
  • 退院支援や在宅療養支援、医療処置の指導などを専任の看護師が行っております。また、地域の在宅医、訪問看護師、ケアマネージャーなどと連携し、患者さん・ご家族が安心してご自宅で療養生活が送れるようサポートしております。

  • お問い合わせ先
  • ・患者支援・医療連携センター
    03-3433-1111(代表TEL)
    03-5401-1879(直通FAX)

    ※詳しくは下記のHPをご参照ください
    患者支援・医療連携センター

当院では完全予約制でセカンドオピニオン外来を実施しております。
セカンドオピニオンは第三者の客観的な意見を参考にすることで、最適な医療をご自分で決定するための判断材料となります。ご自身で治療方針を決めたい、他の医療機関の意見を参考になさりたいという方は、当院のセカンドオピニオン外来をご利用ください。

・セカンドオピニオン外来の相談曜日と時間帯
月曜日〜土曜日 14:00〜17:00
※担当医と調整のうえ、決定いたしますが、状況により17:00以降となる場合もあります。なにとぞご了承のほどお願いいたします。

※詳しくは下記のHPをご参照ください
セカンドオピニオン外来のご案内

当院では、院内外のがん患者さん、及びそのご家族の不安や疑問に適切に対応するため、「がん相談支援センター」を設置しています。がん治療に関する療養上の相談や悩み、疑問などについて電話、面談等により専門スタッフが対応いたしますのでご利用ください。ご相談いただいた内容は了承なしに第三者に伝わることはありません。

なお、「がん相談支援センター」は、相談をお受けするところで、診断や治療の判断をするところではありませんので、ご了承ください。

・お問い合わせ先
がん相談支援センター
03-5400-1232(直通)

※詳しくは下記のHPをご参照ください
がん相談支援センター

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