年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	944	297	506	878	1,357	1,620	2,526	4,666	2,311	269

小児科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
140010x199x00x	妊娠期間短縮，低出産体重に関連する障害（出生時体重２５００ｇ以上）　手術なし　処置２なし　定義副傷病なし	107	7.98	6.17	0.70％	0.02
140010x299x0xx	妊娠期間短縮，低出産体重に関連する障害（出生時体重１５００ｇ以上２５００ｇ未満）　手術なし　処置２なし	63	15.37	11.16	0.41％	0.00
0400801199x00x	肺炎等（１歳以上１５歳未満）　手術なし　処置２なし　定義副傷病なし	37	8.35	5.69	0.24％	3.96
040100xxxxx00x	喘息　処置２なし　定義副傷病なし	36	7.50	6.64	0.23％	4.79
150040xxxxx0xx	熱性けいれん　処置２なし	32	5.84	3.81	0.21％	3.04

当院小児科では一般小児科診療の他に、低身長を含めた代謝・内分泌,消化器疾患、腎臓疾患、川崎病を含む循環器疾患、血液疾患、神経疾患、小児膠原病・免疫疾患などの専門性の高い医療も専門医が中心となって診療しております。乳児検診、シナジス等予防医療も積極的に行っています。また、当院産婦人科はもちろん、地域の産婦人科と連携し新生児医療を行っています。

外科（消化管外科）

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xx0x	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む）　内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　定義副傷病なし	118	3.18	2.63	0.77％	71.22
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（１５歳以上）　ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	101	4.51	4.85	0.66％	70.89
060040xx99x70x	直腸肛門（直腸Ｓ状部から肛門）の悪性腫瘍　手術なし　処置２＿７あり　定義副傷病なし	81	3.83	4.62	0.53％	65.43
060035xx99x60x	結腸（虫垂を含む）の悪性腫瘍　手術なし　処置２＿６あり　定義副傷病なし	72	3.60	4.40	0.47％	73.31
060040xx99x60x	直腸肛門（直腸Ｓ状部から肛門）の悪性腫瘍　手術なし　処置２＿６あり　定義副傷病なし	58	3.78	4.36	0.38％	73.74

上部消化管疾患：逆流性食道炎、食道アカラシア、食道がん、胃がん、胃ＧＩＳＴ、胃十二指腸潰瘍で外科的治療を要する場合、食道・胃・十二指腸の疾患で手術を要する疾患
消化器外科指導医、専門医が診療にあたります。技術認定医が質の高い安全な鏡視下手術を提供します。
また、早期胃がんには、先進医療のセンチネルリンパ節生検も行っております。

下部消化管疾患：大腸癌、肛門疾患、大腸肛門運動機能障害
集学的治療（様々な治療法を組み合わせて行うこと）を積極的に取り入れ、関連部署と協力し治療を行っています。

外科（肝胆膵外科）

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060330xx02xxxx	胆嚢疾患（胆嚢結石など）　腹腔鏡下胆嚢摘出術等	38	7.39	6.37	0.25％	67.13
060335xx02000x	胆嚢水腫，胆嚢炎等　腹腔鏡下胆嚢摘出術等　処置１なし　処置２なし　定義副傷病なし	31	9.52	7.13	0.20％	61.56
06007xxx010x0x	膵臓，脾臓の腫瘍　膵頭部腫瘍切除術　血行再建を伴う腫瘍切除術の場合等　処置１なし　定義副傷病なし	15	25.73	25.77	0.10％	65.12
060050xx02x00x	肝・肝内胆管の悪性腫瘍（続発性を含む）　肝切除術　部分切除等　処置２なし　定義副傷病なし	13	13.62	13.74	0.08％	71.08
06007xxx99000x	膵臓，脾臓の腫瘍　手術なし　処置１なし　処置２なし　定義副傷病なし	13	9.00	11.51	0.08％	70.43

膵臓、肝臓、胆管、胆嚢、脾臓の良性・悪性（がん）疾患を専門としています。高難度手術や術後の傷の痛みが少なく患者さんにやさしい腹腔鏡下手術を積極的に行っております。

外科（呼吸器外科）

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040040xx97x0xx	肺の悪性腫瘍　手術あり　処置２なし	80	13.00	11.51	0.52％	70.24
040200xx01x00x	気胸　肺切除術等　処置２なし　定義副傷病なし	25	11.76	10.18	0.16％	28.56
040040xx99040x	肺の悪性腫瘍　手術なし　処置１なし　処置２＿４あり　定義副傷病なし	21	14.57	9.59	0.14％	66.49
040200xx99x00x	気胸　手術なし　処置２なし　定義副傷病なし	18	6.44	9.11	0.12％	39.13
040040xx99090x	出来高　［　肺の悪性腫瘍　手術なし　処置１なし　処置２＿９あり　定義副傷病なし　］	14	10.36	10.20	0.09％	79.30

原発性肺癌、転移性肺腫瘍、自然気胸、縦隔腫瘍、重症筋無力症、膿胸、胸壁腫瘍などあらゆる呼吸器縦隔疾患に対して治療を行っております。身体への侵襲を軽減した胸腔鏡手術を積極的に行っています。肺癌に対して呼吸器内科、放射線科、病理部と連携した呼吸器キャンサーボードで治療方針を決定し集学的治療（手術、化学療法、放射線治療）を行います。肺癌に対する化学療法を積極的に外来通院で行っております。

外科（乳腺・甲状腺・内分泌外科）

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
090010xx01x0xx	乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む））等　処置２なし	64	14.06	10.34	0.42％	65.51
090010xx02x0xx	乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わないもの）　処置２なし	39	6.26	6.10	0.25％	65.36
090010xx99x8xx	乳房の悪性腫瘍　手術なし　処置２＿８あり	-	-	4.87	-	-
090020xx97xxxx	乳房の良性腫瘍　手術あり	-	-	3.94	-	-
090010xx99x6xx	乳房の悪性腫瘍　手術なし　処置２＿６あり	-	-	4.27	-	-

乳腺に由来する腫瘍性疾患が診療対象です。乳癌の根治性と整容性という相反する二つの命題を出来る限り満足いただけるよう、形成外科との共同で一次再建を前提とした、特殊な手術にも取り組んでいます。また、切らない乳癌治療として適応を厳選しつつ小径乳癌に対する凍結治療（保険外自費診療）も導入しています。

外科（血管外科）

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050163xx03x0xx	非破裂性大動脈瘤，腸骨動脈瘤　ステントグラフト内挿術　処置２なし	58	9.71	11.75	0.38％	75.82
050180xx02xxxx	静脈・リンパ管疾患　下肢静脈瘤手術等	20	2.50	2.78	0.13％	64.65
050170xx03000x	閉塞性動脈疾患　動脈塞栓除去術　その他のもの（観血的なもの）等　処置等１＿なし，１あり　処置２なし　定義副傷病なし	18	2.39	5.34	0.12％	74.28
050170xx02000x	閉塞性動脈疾患　動脈形成術，吻合術　指（手，足）の動脈等　処置等１＿なし，１あり　処置２なし　定義副傷病なし	14	12.86	16.61	0.09％	73.06
050161xx01x0xx	解離性大動脈瘤　ステントグラフト内挿術　処置２なし	-	-	15.64	-	-

当科は全身の血管病に対して、内科的治療（薬物療法、運動療法）、外科的手術、血管内治療など包括的治療を行う「血管病治療科」です。各治療法の長所、短所を鑑みてベストな治療法を選択いたします。
当院では各専門医が常勤しているため緊急治療を要する疾患や全身の併存疾患にも対応可能です。大動脈瘤、大動脈解離、下肢動脈狭窄症をはじめ下肢静脈瘤、静脈血栓症など血管疾患に幅広く対応しております。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160800xx01xxxx	股関節・大腿近位の骨折　人工骨頭挿入術　肩，股等	67	35.76	25.94	0.44％	73.03
070230xx01xxxx	膝関節症（変形性を含む）　人工関節再置換術等	59	28.20	23.56	0.38％	71.93
07040xxx01xxxx	股関節骨頭壊死，股関節症（変形性を含む）　人工関節再置換術等	59	20.63	21.53	0.38％	68.70
160760xx97xxxx	前腕の骨折　手術あり	45	5.24	5.54	0.29％	52.77
070343xx99x1xx	脊柱管狭窄（脊椎症を含む）　腰部骨盤，不安定椎　手術なし　処置２＿１あり	31	3.58	2.73	0.20％	72.79

小児整形、骨腫瘍を除く分野の各専門医が勤務しており、良質な医療を提供できる体制が整っております。
・脊椎：変性疾患（椎間板ヘルニア、狭窄症、後縦靭帯骨化症）、脊柱変形、圧迫骨折・外傷、腫瘍
・関節：変形性関節症（人工関節、関節鏡視下手術）、靭帯損傷　等
・外傷：交通事故などに伴う重度外傷、骨盤骨折、脊髄損傷
・手外科：上肢疾患、末梢神経疾患
高齢者で内科疾患などの合併症をもつ患者さんにも他科と連携をとり、より安全に治療が行えるように心掛けています。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010030xx9910xx	未破裂脳動脈瘤　手術なし　処置１あり　処置２なし	84	2.01	3.01	0.55％	67.00
010030xx03x00x	未破裂脳動脈瘤　脳血管内手術　処置２なし　定義副傷病なし	45	7.89	9.24	0.29％	66.51
010010xx01x00x	脳腫瘍　頭蓋内腫瘍摘出術等　処置２なし　定義副傷病なし	28	18.11	21.14	0.18％	60.23
010010xx9909xx	出来高　［　脳腫瘍　手術なし　処置１なし　処置２＿９あり　］	23	13.17	19.32	0.15％	64.90
010050xx02x00x	非外傷性硬膜下血腫　慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術等　処置２なし　定義副傷病なし	23	12.87	11.86	0.15％	77.50

脳腫瘍、脳血管障害、神経外傷といった古典的な脳疾患だけでなく、機能的疾患（三叉神経痛、顔面けいれん）や脊髄/脊椎/末梢神経疾患まで網羅して外科的治療を行っております。
脳血管障害については、開頭手術と血管内治療の双方を患者さんの状態に合わせて行える体制が整っております。

形成外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020230xx97x0xx	眼瞼下垂　手術あり　処置２なし	33	2.12	3.10	0.21％	75.56
160200xx0200xx	顔面損傷（口腔，咽頭損傷を含む）　鼻骨骨折整復固定術等　処置１なし　処置２なし	22	6.95	5.26	0.14％	33.07
080006xx01x0xx	皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）　皮膚悪性腫瘍切除術等　処置２なし	20	18.80	7.90	0.13％	73.00
080006xx97x0xx	皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）　その他の手術あり　処置２なし	12	7.50	10.28	0.08％	77.16
140140xxxxxxxx	口蓋・口唇先天性疾患	12	13.17	9.23	0.08％	1.91

顔面骨折、下顎骨骨折などの外傷をはじめ、先天異常、腫瘍（良性・悪性）、眼瞼下垂、眼瞼内反、顔面神経麻痺など様々な疾患に対応しております。また、悪性腫瘍切除後や外傷の再建手術も数多く行っております。幅広い知識や技術を蓄積し、先端医療を行っております。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080110xxxxx2xx	出来高　［　水疱症　処置２＿２あり　］	25	7.56	21.97	0.16％	67.72
080006xx01x0xx	皮膚の悪性腫瘍（黒色腫以外）　皮膚悪性腫瘍切除術等　処置２なし	23	4.26	7.90	0.15％	80.15
080010xxxx0xxx	膿皮症　処置１なし	17	13.41	12.55	0.11％	65.33
080007xx010xxx	皮膚の良性新生物　皮膚，皮下腫瘍摘出術（露出部）等　処置１なし	14	3.50	4.01	0.09％	51.60
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	-	-	9.00	-	-

炎症性皮膚疾患や皮膚腫瘍をはじめ、皮膚に生じる発疹のすべてを対象とした診療を心掛けています。皮膚生検などの検査も積極的に行い、迅速な診断と早期の治療開始に反映させるように努めています。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110080xx991x0x	前立腺の悪性腫瘍　手術なし　処置１あり　定義副傷病なし	161	2.21	2.49	1.05％	70.93
110070xx0200xx	膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　処置１なし　処置２なし	117	7.51	7.07	0.76％	74.20
110070xx02020x	膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　処置１なし　処置２＿２あり　定義副傷病なし	93	6.41	7.25	0.60％	72.31
11001xxx01x0xx	腎腫瘍　腎（尿管）悪性腫瘍手術等　処置２なし	80	9.64	11.14	0.52％	64.89
110070xx99x20x	膀胱腫瘍　手術なし　処置２＿２あり　定義副傷病なし	66	12.71	10.65	0.43％	71.26

泌尿器各癌疾患（前立腺癌、腎癌、膀胱癌、精巣腫瘍）に対して、高度で安全な先進医療を提供しています。
前立腺癌：ロボット手術ご希望の方は、当院医師執刀で医療連携の病院で実施いたしますので、ご相談ください。
膀胱癌：腹腔鏡手術、自然排尿型の代用膀胱を用いた尿路変更を行う治療
腎癌：腹腔鏡手術、腎部分切除による腎機能と制癌性を保持した治療を標準術式としています。手術困難な場合には、凍結治療での癌治療も積極的に行っております。

産婦人科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
120060xx01xxxx	子宮の良性腫瘍　子宮全摘術等	144	8.11	9.71	0.94％	46.95
120070xx02xxxx	卵巣の良性腫瘍　卵巣部分切除術（腟式を含む）　腹腔鏡によるもの等	136	5.35	6.21	0.88％	40.34
12002xxx01x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍　子宮悪性腫瘍手術等　処置２なし	108	12.99	12.29	0.70％	57.97
12002xxx02x0xx	子宮頸・体部の悪性腫瘍　子宮頸部（腟部）切除術等　処置２なし	107	2.39	3.13	0.70％	44.60
120070xx01xxxx	卵巣の良性腫瘍　卵巣部分切除術（腟式を含む）　開腹によるもの等	92	9.48	10.11	0.60％	50.28

婦人科一般：悪性腫瘍に対する初回治療から再発症例まで全ての手術適応症例に対して、産婦人科以外の科(消化器外科、肝胆膵外科、血管外科、心臓外科、泌尿器科、形成外科、等その他必要となる科全て)との合同で行う、高難易度の大規模手術まで行っています。良性疾患に対しては低侵襲である腹腔鏡を積極的に取り入れ、患者さんのニーズに合わせて治療法を選択しております。
産科：分娩数は年間約500例です。高度医療に必要な機器を適宜駆使し、母体のみならず胎児の管理も行います。希望される妊婦さんには出生前診断として羊水検査も行っております。健診のみの受診、不妊治療はおこなっておりません。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020110xx97xxx0	白内障，水晶体の疾患　手術あり　片眼	449	2.19	2.78	2.92％	73.97
020160xx97xxx0	網膜剥離　手術あり　片眼	194	10.59	9.33	1.26％	56.63
020220xx97xxx0	緑内障　手術あり　片眼	156	9.54	7.53	1.01％	69.29
020200xx9710xx	黄斑，後極変性　手術あり　処置１あり　処置２なし	144	6.99	6.71	0.94％	70.48
020240xx97xxx0	硝子体疾患　手術あり　片眼	75	5.48	5.95	0.49％	70.28

白内障：日帰り手術を中心に多焦点眼内レンズや外れてしまった眼内レンズの強膜内固定にも対応しております。
網膜硝子体疾患：糖尿病網膜症、網膜剥離をはじめとする網膜硝子体疾患に対する手術療法施行しております。また黄斑疾患に対しては術後の視機能を重要視した治療を心がけており、患者さんのより良い見え方を提供しております。
緑内障：薬物による治療が基本であるが、視野に障害の少ない初期から低侵襲手術（MIGS)を用いた負担の少ない手術から通常の濾過手術、末期にはチューブを使った難治性緑内障に対する手術療法まですべての緑内障治療に対応しております。
小児の眼疾患、神経眼科や斜視弱視にも積極的に取り組んでおります。特に斜視については手術のみならず薬物による最新治療も行っています。
その他、緑内障発作や眼球破裂などの外傷など緊急性の高い疾患への対応も随時行っております。

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
030350xxxxxxxx	慢性副鼻腔炎	212	6.24	6.80	1.38％	55.46
030230xxxxxxxx	扁桃，アデノイドの慢性疾患	85	8.94	7.80	0.55％	21.72
030150xx97xxxx	耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍　手術あり	79	8.05	7.24	0.51％	58.58
030240xx99xxxx	扁桃周囲膿瘍，急性扁桃炎，急性咽頭喉頭炎　手術なし	51	6.98	5.45	0.33％	41.66
030240xx01xxxx	扁桃周囲膿瘍，急性扁桃炎，急性咽頭喉頭炎　扁桃周囲膿瘍切開術等	37	8.24	7.76	0.24％	41.21

炎症疾患（中耳炎、副鼻腔炎、扁桃炎、咽頭炎など）、聴覚疾患（難聴、耳鳴りなど）、顔面神経麻痺、めまい症、頭頸部領域の良性・悪性腫瘍など耳鼻咽喉科領域のすべての領域に対応可能な診療体制を整えております。なかでも、慢性副鼻腔炎に対する内視鏡下副鼻腔手術や頭頸部腫瘍に対する手術療法は手術数も多く、専門的な治療を提供できる環境にあります。

心臓外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050210xx97000x	徐脈性不整脈　手術あり　処置等１＿なし，１，３あり　処置２なし　定義副傷病なし	24	7.67	10.80	0.16％	82.90
050080xx01010x	弁膜症（連合弁膜症を含む）　ロス手術（自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術）等　処置１なし　処置２＿１あり　定義副傷病なし	13	32.54	23.77	0.08％	70.12
050050xx0111xx	狭心症，慢性虚血性心疾患　心室瘤切除術（梗塞切除を含む）　単独のもの等　処置等１＿１，２あり　処置２＿１あり	-	-	27.97	-	-
050130xx010xxx	心不全　冠動脈，大動脈バイパス移植術（人工心肺を使用しないもの）等　処置等１＿なし，１あり	-	-	53.33	-	-
050163xx01x10x	非破裂性大動脈瘤，腸骨動脈瘤　大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む）　上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術等　処置２＿１あり　定義副傷病なし	-	-	28.02	-	-

心筋梗塞にともなう合併症（心室中隔穿孔、左室瘤、虚血性心筋症、左室破裂等）に対しても積極的に取り組んでおります。また、弁膜疾患に対して、人工弁置換を行う際には患者さん（ご家族）ともよく話し合い最適な人工弁を選択しています。大動脈疾患においては急性大動脈解離、大動脈破裂にも速やかに緊急手術対応が可能です。

救急科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷　手術なし　処置２なし　定義副傷病なし	42	2.79	7.34	0.27％	48.08
161070xxxxx00x	薬物中毒（その他の中毒）　処置２なし　定義副傷病なし	36	2.44	3.52	0.23％	40.97
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷　その他の手術あり　処置２なし　定義副傷病なし	27	2.93	9.67	0.18％	75.68
010230xx99x00x	てんかん　手術なし　処置２なし　定義副傷病なし	24	3.17	7.10	0.16％	53.58
160690xx99xx0x	胸椎，腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む）　手術なし　定義副傷病なし	15	6.27	19.40	0.10％	55.20

救命救急センターとしての役割も担っており、主に3次救急の診療を担当しております。患者さんの状態によって地域の医療機関と連携し、一人一人に適した医療の提供をしています。
また、災害拠点病院として対応すべくＤＭＡＴ（災害派遣医療チーム）を編成しています。

消化器・肝臓内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060100xx01xx0x	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む）　内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　定義副傷病なし	198	3.57	2.63	1.29％	68.36
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石，胆管炎　限局性腹腔膿瘍手術等　処置２なし　定義副傷病なし	106	14.34	9.79	0.69％	74.60
060020xx04x0xx	胃の悪性腫瘍　内視鏡的胃，十二指腸ポリープ・粘膜切除術　処置２なし	54	10.02	8.27	0.35％	75.16
060035xx03xxxx	結腸（虫垂を含む）の悪性腫瘍　早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術	29	10.41	6.98	0.19％	69.41
06007xxx97x00x	膵臓，脾臓の腫瘍　その他の手術あり　処置２なし　定義副傷病なし	24	18.67	12.83	0.16％	71.46

大腸癌・胃癌に対しては、内視鏡による腫瘍切除術を行っております。
肝細胞癌に対しては、局所治療（ＲＦＡ、ＰＥＩＴ）や放射線科と協力して肝動脈塞栓術（ＴＡＣＥ）を実施しています。
難病である、潰瘍性大腸炎に対しては抗菌薬多剤併用療法をおこなっておりまた、クローン病には栄養療法、抗ＴＮＦ－α抗体療法を施行しています。

脳神経内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010110xxxxx40x	免疫介在性・炎症性ニューロパチー　処置２＿４あり　定義副傷病なし	17	21.88	15.90	0.11％	55.56
010155xxxxx00x	運動ニューロン疾患等　処置２なし　定義副傷病なし	17	8.24	13.70	0.11％	65.52
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症３日目以内，かつ，ＪＣＳ１０未満）　手術なし　処置１なし　処置２＿４あり　定義副傷病なし　発症前Ｒａｎｋｉｎ　Ｓｃａｌｅ　０，１又は２	-	-	16.13	-	-
010155xxxxx10x	運動ニューロン疾患等　処置２＿１あり　定義副傷病なし	-	-	18.15	-	-
010170xx97x0xx	基底核等の変性疾患　手術あり　処置２なし	-	-	26.14	-	-

外来担当医師の多くは「神経内科専門医」であり、変性疾患、脳血管障害をはじめ、幅広く神経疾患全般の治療を行っております。また、神経難病については当院の東葛北部地域難病相談支援センターと協力しております。

腎臓・高血圧内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110280xx02x00x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　動脈形成術，吻合術　その他の動脈等　処置２なし　定義副傷病なし	51	4.55	8.48	0.33％	70.30
110280xx99010x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　手術なし　処置１なし　処置２＿１あり　定義副傷病なし	48	13.06	14.23	0.31％	67.67
110280xx991x0x	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　手術なし　処置１あり　定義副傷病なし	46	8.67	7.00	0.30％	50.58
110280xx02x1xx	慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全　動脈形成術，吻合術　その他の動脈等　処置２＿１あり	41	35.83	36.04	0.27％	70.22
110260xx99x0xx	ネフローゼ症候群　手術なし　処置２なし	27	24.00	20.93	0.18％	52.80

腎臓病は無症状で経過することが多いため気づいた時には手遅れのことがあります。腎臓病の確定診断には腎生検が必要ですが、当院は腎生検実施数、腹膜透析症例数は千葉県随一です。また全国の名医を集い、インターベンショナルネフロロジー研究会を開催し、最新の治療情報を集めています。透析を回避したい方は一度ご相談ください。

糖尿病・代謝・内分泌内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
100070xx99x100	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く）（末梢循環不全なし）　手術なし　処置２＿１あり　定義副傷病なし　８５歳未満	42	9.36	13.72	0.27％	61.08
100180xx990x0x	副腎皮質機能亢進症，非機能性副腎皮質腫瘍　手術なし　処置１なし　定義副傷病なし	42	6.36	6.24	0.27％	58.54
100040xxxxx00x	糖尿病性ケトアシドーシス，非ケトン昏睡　処置２なし　定義副傷病なし	29	15.83	13.41	0.19％	52.04
100070xx99x000	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く）（末梢循環不全なし）　手術なし　処置２なし　定義副傷病なし　８５歳未満	22	8.00	10.84	0.14％	61.16
100070xx99x110	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く）（末梢循環不全なし）　手術なし　処置２＿１あり　定義副傷病あり　８５歳未満	18	11.00	15.20	0.12％	69.25

当院の糖尿病診療の大きな特徴は、チーム医療の実践です。入院患者は毎週、全員に対して多職種で治療方針に関して話し合います。また、外来で糖尿病透析予防外来通院中の患者さんも然りです。成人内分泌疾患は、全領域の内分泌負荷試験を行っております。また、比較的頻度の高い、原発性アルドステロン症に関しては、存在診断である負荷試験、局在診断である副腎静脈サンプリングそして腹腔鏡下副腎摘出術を当院で一貫して行っております。糖代謝・内分泌疾患でお困りの際は、いつでもご相談をお待ちしております。

腫瘍・血液内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
130030xx99x40x	非ホジキンリンパ腫　手術なし　処置２＿４あり　定義副傷病なし	120	16.53	15.79	0.78％	71.46
130010xx97x2xx	急性白血病　手術あり　処置２＿２あり	55	57.71	39.36	0.36％	61.30
130030xx97x40x	非ホジキンリンパ腫　手術あり　処置２＿４あり　定義副傷病なし	46	43.11	31.30	0.30％	70.29
130040xx99x5xx	多発性骨髄腫，免疫系悪性新生物　手術なし　処置２＿５あり	46	15.09	22.79	0.30％	70.83
130030xx99x50x	非ホジキンリンパ腫　手術なし　処置２＿５あり　定義副傷病なし	38	8.82	13.41	0.25％	70.84

非血縁者間造血幹細胞移植認定診療科であり、血縁、非血縁全ての造血幹細胞移植が実施可能です。多発性骨髄腫に対する自家移植も積極的に取り組んでいます。当科は地域の基幹病院として、あらゆる血液疾患にも対応可能で、外来化学療法室での通院化学療法も積極的に行っております。慢性骨髄性白血病や多発性骨髄腫については特に先進的な診療を行っております。

循環器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050050xx99100x	狭心症，慢性虚血性心疾患　手術なし　処置等１＿１あり　処置２なし　定義副傷病なし	190	3.25	3.01	1.24％	70.02
050050xx02000x	狭心症，慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等　処置等１＿なし，１，２あり　処置２なし　定義副傷病なし	181	3.64	4.40	1.18％	71.34
050130xx99000x	心不全　手術なし　処置１なし　処置２なし　定義副傷病なし	70	19.01	17.71	0.46％	81.83
050050xx99200x	狭心症，慢性虚血性心疾患　手術なし　処置等１＿２あり　処置２なし　定義副傷病なし	62	3.10	3.15	0.40％	71.41
050030xx97000x	急性心筋梗塞（続発性合併症を含む），再発性心筋梗塞　その他の手術あり　処置等１＿なし，１あり　処置２なし　定義副傷病なし	61	12.31	12.37	0.40％	67.99

対象疾患は、虚血性心疾患（狭心症、心筋梗塞）、心不全、心臓弁膜症、不整脈、大動脈解離、などです。疾患の特殊性から、早期診断、早期治療を基本理念とし、心血管専門医、心血管認定医で安全・確実な治療を心掛けています。診療科のホームページもご参照ください。

呼吸器内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040110xxxxx0xx	間質性肺炎　処置２なし	131	17.07	18.84	0.85％	72.15
040040xx9910xx	肺の悪性腫瘍　手術なし　処置１あり　処置２なし	38	2.50	3.34	0.25％	72.01
040040xx99040x	肺の悪性腫瘍　手術なし　処置１なし　処置２＿４あり　定義副傷病なし	28	8.61	9.59	0.18％	70.94
040120xx99000x	慢性閉塞性肺疾患　手術なし　処置１なし　処置２なし　定義副傷病なし	27	11.11	13.61	0.18％	78.89
040170xxxxxx0x	抗酸菌関連疾患（肺結核以外）　定義副傷病なし	22	14.05	10.27	0.14％	74.28

当院は日本呼吸器学会および日本呼吸器内視鏡学会の認定施設です。気管支喘息をはじめ好酸球性肺炎、過敏性肺炎などのアレルギー性肺疾患。びまん性汎細気管支炎やＣＯＰＤなどの気道閉塞性肺疾患。細菌性肺炎、非結核性抗酸菌症などの感染性肺疾患。特発性間質性肺炎、膠原病関連間質性肺炎などの間質性疾患および原発性肺癌などの悪性肺疾患の診療を行っております。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	23	11	-	13	114	18	1	8,7,6
大腸癌	13	21	20	120	265	134	1	8,7
乳癌	13	19	-	-	59	35	1	8,7
肺癌	30	-	16	49	93	67	1	8,7
肝癌	-	-	-	-	43	23	1	8,7

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	10	15.10	60.01
中等症	49	14.31	74.95
重症	11	17.82	80.27
超重症	-	-	-
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	110	21.65	72.73	0.72%
その他	21	18.24	67.35	0.14％

小児科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K9131	新生児仮死蘇生術（仮死第１度）	-	-	-	-	-
K9132	新生児仮死蘇生術（仮死第２度）	-	-	-	-	-
K7151	腸重積症整復術（非観血的）	-	-	-	-	-
-	-	-	-	-	-	-
-	-	-	-	-	-	-

外科（消化管外科）

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	115	0.84	1.75	0.01%	71.80
K6335	鼠径ヘルニア手術	104	1.50	2.13	0.00％	70.32
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	39	5.64	11.49	0.00％	75.01
K5223	食道狭窄拡張術（拡張用バルーン）	24	0.63	3.58	0.00％	69.13
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	22	1.09	1.00	0.00％	4.28

上部消化管：手術件数は年間約100例、大半を鏡視下手術で行っています。早期胃がんには、先進医療のセンチネルリンパ節生検を行っています。センチネルリンパ節への転移がない症例には幽門側胃切除や胃全摘を回避した局所切除、部分切除を提供します。
下部消化管：体への侵襲を軽減した腹腔鏡手術を主軸としており、原発性大腸癌に対する腹腔鏡下手術の割合は74％と全国平均を上回っております。

外科（肝胆膵外科）

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	76	2.55	5.53	0.00％	64.64
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	26	3.08	15.92	0.00％	76.64
K7032	膵頭部腫瘍切除術（リンパ節・神経叢郭清等を伴う腫瘍切除術）等	16	6.06	31.38	0.00%	71.74
K695-21	腹腔鏡下肝切除術（部分切除）	-	-	-	-	-
K6955	肝切除術（２区域切除）	-	-	-	-	-

腹腔鏡下手術を取り入れることによって、患者さんにやさしい、傷の小さな手術にも力を入れています。また、患者さんの栄養状態を把握し、栄養サポートチームと連携し、患者さんが早期に回復できるよう取り組んでいます。

外科（呼吸器外科）

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K514-23	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超える）	44	2.48	8.75	0.00％	70.06
K5131	胸腔鏡下肺切除術（肺嚢胞手術（楔状部分切除））	25	4.72	4.36	0.00％	26.38
K514-21	胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術（部分切除）	22	2.50	8.41	0.01％	71.40
K5143	肺悪性腫瘍手術（肺葉切除又は１肺葉を超える）	16	4.06	20.50	0.01％	70.96
K5132	胸腔鏡下肺切除術（その他）	15	2.67	6.60	0.00％	65.44

体への侵襲を軽減した胸腔鏡下手術を多くの手術患者さんに対して積極的に行っております。肺癌（転移性肺腫瘍を含む）に対する手術が最も多く、気胸、縦隔腫瘍、膿胸などの手術にも広く対応しております。

外科（乳腺・甲状腺・内分泌外科）

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K4763	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術（腋窩部郭清を伴わない））	44	1.41	11.14	0.00％	66.46
K4762	乳腺悪性腫瘍手術（乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴わない））	40	1.40	4.00	0.00％	65.36
K4765	乳腺悪性腫瘍手術（乳房切除術・胸筋切除を併施しない）	18	1.33	13.22	0.00％	64.44
K4741	乳腺腫瘍摘出術（長径５ｃｍ未満）	-	-	-	-	-
K4761	乳腺悪性腫瘍手術（単純乳房切除術（乳腺全摘術））	-	-	-	-	-

手術件数は年間約１２０件、乳癌の根治性と整容性を考えた、一次再建を前提とした特殊な手術にも形成外科と連携し、取り組んでいます。

外科（血管外科）

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5612ﾛ	ステントグラフト内挿術（腹部大動脈）	34	3.38	6.65	0.00％	73.99
K5612ｲ	ステントグラフト内挿術（胸部大動脈）	32	5.69	14.81	0.01％	74.19
K616	四肢の血管拡張術・血栓除去術	27	1.07	3.33	0.00％	74.90
K617-4	下肢静脈瘤血管内焼灼術	12	0.33	1.08	0.00％	63.77
K6153	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（その他）	-	-	-	-	-

年間手術件数約270件。大動脈瘤に対する低侵襲手術である「ステントグラフト内挿術」を積極的に行っており、症例に応じて外科的な人工血管置換術も行います。急性大動脈解離に対する緊急入院・緊急手術を行う体制も整っております。下肢の動脈閉塞症に対する血管内治療、バイパス手術も数多く施行しております。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0821	人工関節置換術（膝）・（股）	122	1.53	22.48	0.05%	69.95
K0811	人工骨頭挿入術（股）	32	6.09	26.34	0.13％	79.86
K1422	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（後方又は後側方固定）	31	15.10	25.90	0.07％	67.46
K0462	骨折観血的手術（前腕）	30	1.23	4.63	0.00％	53.24
K0461	骨折観血的手術（大腿）	29	5.38	28.52	0.13%	69.70

年間手術件数は約850〜900件。脊椎、膝関節、股関節などの手術を積極的に行っています。当院の救急部は３次救急にも対応しているため、多発外傷、骨盤骨折、脊髄損傷などの治療も行なっています。また、手外科の専門医もいるので、上肢や手指の疾患、末梢神経障害にも対応可能となっています。

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K1692	頭蓋内腫瘍摘出術（その他）	50	6.44	23.28	0.05％	63.41
K1781	脳血管内手術（１箇所）	44	1.68	11.66	0.03％	66.97
K1425	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（椎弓切除）	30	4.87	18.90	0.04％	74.47
K1422	脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術（後方又は後側方固定）	21	3.00	31.14	0.06％	68.87
K1771	脳動脈瘤頸部クリッピング（１箇所）	17	1.88	26.94	0.03％	68.34

年間手術件数は約３８０件。約１６％が脳腫瘍、２２％が脊髄脊椎疾患、１４％が脊髄を含めた神経外傷です。とくに脳動脈瘤については、開頭直達手術と血管内治療の双方を患者さんの状態と希望に合わせて行う体制が整っております。

形成外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2191	眼瞼下垂症手術（眼瞼挙筋前転法）	28	0.00	1.14	0.00％	75.54
K0072	皮膚悪性腫瘍切除術（単純切除）	17	2.71	11.24	0.00％	73.36
K013-21	全層植皮術（２５ｃｍ２未満）	10	1.40	9.60	0.00％	28.33
K0052	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ以上４ｃｍ未満）	10	1.40	1.60	0.00％	26.43
K427	頬骨骨折観血的整復術	10	1.50	5.20	0.00％	42.28

年間手術件数約660件、顔面骨折や下顎骨骨折などの外傷、先天異常、良性・悪性腫瘍、眼瞼下垂など様々な手術に対応しています。また、耳鼻咽喉科、脳神経外科、外科、整形外科、産婦人科、皮膚科、泌尿器科などと合同で悪性腫瘍切除後や外傷の再建も数多く行っております。

皮膚科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0072	皮膚悪性腫瘍切除術（単純切除）	26	0.58	3.04	0.00％	79.54
K0053	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径４ｃｍ以上）	-	-	-	-	-
K0052	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）（長径２ｃｍ以上４ｃｍ未満）	-	-	-	-	-
K0064	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径１２ｃｍ以上）	-	-	-	-	-
K0063	皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部以外）（長径６ｃｍ以上１２ｃｍ未満）	-	-	-	-	-

悪性腫瘍の全身麻酔下の植皮術など、外科的治療にも力を入れています。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用）	217	1.37	4.63	0.00％	73.55
K773-2	腹腔鏡下腎（尿管）悪性腫瘍手術	66	1.77	9.18	0.00％	67.79
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	52	1.63	4.83	0.01％	68.02
K803-22	腹腔鏡下膀胱悪性腫瘍手術（全摘、回腸結腸導管利用し尿路変更あり）	22	4.45	25.18	0.01％	72.36
K6153	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（その他）	21	1.95	6.76	0.00％	62.43

年間手術件数約730件。出血、合併症の少ない腹腔鏡手術での実施が多数となっております。

産婦人科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K877	子宮全摘術	141	1.50	6.40	0.00％	49.39
K867	子宮頸部（腟部）切除術	108	0.41	1.01	0.00％	44.66
K8982	帝王切開術（選択帝王切開）	106	1.92	5.02	0.00％	35.27
K861	子宮内膜掻爬術	95	0.08	1.13	0.00％	47.73
K8872	卵巣部分切除術（腹腔鏡）	84	1.01	3.38	0.00％	31.26

年間手術件数約1,000件。悪性腫瘍に対する手術が26％を占めています。初回治療から再発症例まで全ての手術適応症例に対して、身体への侵襲が少ない腹腔鏡手術から、産婦人科以外の科(消化器外科、肝胆膵外科、血管外科、心臓外科、泌尿器科、形成外科、等その他必要となる科全て)との合同で行う、高難易度の大規模手術まで、症例ごとに詳細な検討の後に当院の持てる力を総合して、最新最高の手術を実施しております。また、化学療法においても、多くの多施設共同臨床試験、治験等に参画しており、一般診療では使用できない薬剤を含めた化学療法を実施しております。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入）（その他）	446	0.05	1.13	0.01％	74.11
K2801	硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含む）	409	0.78	7.45	0.00％	63.96
K2802	硝子体茎顕微鏡下離断術（その他）	87	0.82	3.95	0.00％	69.34
K2683	緑内障手術（濾過手術）	63	1.10	13.38	0.00％	68.03
K2682	緑内障手術（流出路再建術）	57	0.39	2.72	0.00％	70.02

年間手術件数約2450件。白内障手術では1000件近くを日帰り手術で行い、硝子体・黄斑変性疾患手術、網膜剥離手術など後眼部疾患も約500件の手術を行っています。緑内障手術については負担が軽いMIGS（低侵襲緑内障手術）による流出路再建術を積極的に取り入れ、通常の濾過手術や糖尿病に伴う重症の末期緑内障に対してもチューブ手術も行います。白内障をはじめ、硝子体手術や緑内障手術でも低侵襲手術を積極的に取り入れ、日帰り手術や短期入院での手術を実施しています。また救急対応をしており、眼球破裂や眼内異物などの外傷に対しても積極的に治療しています。

耳鼻咽喉科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K3772	口蓋扁桃手術（摘出）	106	1.27	7.20	0.00％	19.86
K340-5	内視鏡下鼻・副鼻腔手術３型（選択的（複数洞）副鼻腔手術）	106	1.35	4.21	0.01％	57.95
K340-6	内視鏡下鼻・副鼻腔手術４型（汎副鼻腔手術）	105	1.08	4.45	0.00％	53.55
K4571	耳下腺腫瘍摘出術（耳下腺浅葉摘出術）	34	1.76	6.74	0.00％	56.83
K368	扁桃周囲膿瘍切開術	33	0.06	5.06	0.00％	36.89

年間手術件数約900件。なかでも慢性副鼻腔炎や鼻中隔弯曲症に対する内視鏡下鼻内手術や頭頸部腫瘍に対する手術は実施多数となっております。

心臓外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5522	冠動脈、大動脈バイパス移植術（２吻合以上）	25	12.88	23.12	0.01％	69.95
K597-2	ペースメーカー交換術	24	1.00	5.67	0.00％	82.90
K5551	弁置換術（１弁）	12	15.50	21.08	0.01％	69.13
K5601ﾆ	大動脈瘤切除術（上行）（その他）	-	-	-	-	-
K5552	弁置換術（２弁）	-	-	-	-	-

年間手術件数約130件。約42％が心臓大血管手術、約22％が弁膜症疾患手術です。次いでペースメーカー手術、冠動脈疾患手術、大動脈疾患手術、他となっております。緊急手術にも対応しており、大動脈疾患の手術では、血管外科と連携してステントグラフト内挿術と組み合わせた手術も実施しています。

救急科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K654	内視鏡的消化管止血術	10	2.10	14.00	0.03％	71.49
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む）	-	-	-	-	-
K386	気管切開術	-	-	-	-	-
K6151	血管塞栓術（頭部、胸腔、腹腔内血管等）（止血術）	-	-	-	-	-
K653-3	内視鏡的食道及び胃内異物摘出術	-	-	-	-	-

消化器・肝臓内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	174	0.47	1.51	0.00％	67.99
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	124	3.48	15.30	0.05％	74.21
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術（早期悪性腫瘍粘膜下層）	56	1.25	7.80	0.00％	75.42
K7212	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ以上）	39	1.28	4.15	0.00％	71.43
K721-4	早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術	33	2.00	7.30	0.00％	68.12

大腸癌や胃癌の内視鏡手術を実施しております。

脳神経内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K664	胃瘻造設術（経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む）	12	22.25	21.33	0.04%	69.14
K609-2	経皮的頸動脈ステント留置術	-	-	-	-	-
K178-4	経皮的脳血栓回収術	-	-	-	-	-
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胃瘻造設術は内視鏡科に依頼しています。

腎臓・高血圧内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K610-3	内シャント設置術	104	7.17	11.25	0.03%	69.27
K635-3	連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術	11	6.00	22.82	0.00%	62.52
K616-4	経皮的シャント拡張術・血栓除去術	10	4.20	4.10	0.00%	63.09
K607-3	上腕動脈表在化法	-	-	-	-	-
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腎生検、血液透析（シャント手術）、腹膜透析（カテーテル挿入術）は経験豊富な専門医を中心に対応しています。

腫瘍・血液内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K9222ﾛ	造血幹細胞移植（末梢血幹細胞移植）（自家移植）	25	10.88	28.36	0.01％	61.23
K9212ﾛ	造血幹細胞採取（末梢血幹細胞採取）（自家移植）	18	7.00	5.50	0.00％	59.32
K6113	抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他）	12	14.83	13.08	0.00％	61.03
K9211ｲ	造血幹細胞採取（骨髄採取）（同種移植）	-	-	-	-	-
K9212ｲ	造血幹細胞採取（末梢血幹細胞採取）（同種移植）	-	-	-	-	-

非血縁および血縁間骨髄移植のための骨髄血の採取術を行っています。

循環器内科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他）	149	2.30	3.26	0.03％	71.91
K5492	経皮的冠動脈ステント留置術（不安定狭心症）	69	0.57	8.91	0.01％	71.01
K5491	経皮的冠動脈ステント留置術（急性心筋梗塞）	46	0.02	12.87	0.01％	68.93
K5972	ペースメーカー移植術（経静脈電極）	44	4.95	7.34	0.01％	81.64
K596	体外ペースメーキング術	20	3.35	13.65	0.00％	83.60

冠動脈インターベンション（ＰＣＩ）のは年間実施件数は３４０件。
冠動脈バイパス、弁膜症、大動脈解離、動脈瘤など手術が必要な場合は心臓外科、血管外科と連携し手術実施しています。診療科のホームページもご参照ください。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	13	0.09％
180010	敗血症	同一	23	0.16％
180010	敗血症	異なる	64	0.43％
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	27	0.18％
180040	手術・処置等の合併症	異なる	-	-

令和元年度 東京慈恵会医科大学附属柏病院 病院指標

令和元年度東京慈恵会医科大学附属柏病院病院指標