診療内容

虚血性心疾患、不整脈、心筋症、弁膜症、先天性心疾患、動静脈疾患など、すべての循環器領域疾患の専門医を擁しています。
※狭心症を疑える患者様、狭心症、陳旧性心筋梗塞で経過観察されている患者様の症状不安定化の際は、早めにご相談ください。

■ 慢性関節リウマチ
日本における患者数を反映して、慢性関節リウマチの占める割合が高くなっております。メトトレキサートを中心とした内科的治療により、炎症を抑え進行を抑制し、手術適応も的確に判断し必要な場合は整形外科に紹介します。


■ シェーグレン症候群
乾燥性角結膜炎、口腔乾燥を主症状とし、単独でも発症しますが慢性関節リウマチや他の膠原病に高率に合併します。見逃されやすい疾患ですが、かなり多い疾患です。


■ 全身性エリテマトーデス
全身に多彩な症状を呈する疾患で、病態に応じて適量のステロイド治療を行いますが、重症例ではステロイド・パルス療法、シクロフォスファミド・パルス療法など強力な治療をします。

■ 多発性筋炎皮膚筋炎
筋生検、皮膚生検なども組み合わせて診断し、適量のステロイド治療を行いますが、重篤な間質性肺炎を合併しやすく、この治療には、ステロイド・パルス療法、シクロスポリン、シクロフォスファミド・パルス療法などの組み合わせで強力な治療を行います。


■ その他の膠原病脈
全身性強皮症、混合性結合組織病、結節性多発動脈炎をはじめとする血管炎症候群、抗リン脂質抗体症候群、ベーチェット病、成人Still病、リウマチ性多発筋痛症などです。


■ 不明熱
抗生物質不応の原因不明の持続する発熱は膠原病関連の疾患の場合が多くあります。このような疾患の診断・治療も当科の役割と考えています。