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平成30年度医学部医学科一次入学試験 理科(物理)
の不適切問題について
本年2月5日(月曜日)に行いました本学医学部医学科一次入学試験、理科(物理)の問題について、2月14日(水曜日)に外部より問題1の問9について、問9は問8の結論に基づいて速度vが一定値になるときの値を求めている、しかし水滴が落下を続けることに伴って半径rの増加が続くので、vが一定値になることはなく、従って、問9は問題設定に矛盾があり設問が成立しない、というご指摘を受けました。
上記に関して、作問者ならびに学内検討チーム(除く作問者)により個別に検討した結果、ご指摘の通り問9は不適切な設問であると判断しました。
対応として、問8と問9は相関が強く、問8が正解できていれば出題者の当初の意図を理解していると評価できるため、問8の正解者全てに問8と問9の配点の合計を与え、改めて物理受験者全員の採点をやり直し、合否判定を見直しました。その結果、一部の受験生の得点に変動が生じましたが、追加合格者は発生しませんでした。一次合格者の得点の変動を反映させて二次試験を実施致します。
上記のような不適切な出題があったことを受験生、ご家族の方に深くお詫び申し上げます。
本学と致しましては、不適切な出題が生じたことを厳粛に受け止め、再発防止に努めてまいります。
ご指摘いただいた方にはお礼申し上げます。
平成30年2月15日
東京慈恵会医科大学 医学科 入試委員会
  委員長 福島 統

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