プレスリリース
大脳からの信号と末梢神経からの信号が小脳の神経回路において統合される際の基本的な仕組みを明らかに
薬理学講座の志牟田美佐助教と石川太郎講師は、東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科の杉原泉教授との共同研究で、大脳からの信号と末梢神経からの信号が小脳の神経回路において統合される際の基本的な仕組みを、マウスを用いた実験で明らかにしました。この成果は、大脳小脳連関の異常が関与する運動失調などの様々な病態の理解に貢献するものです。研究成果は英科学誌「Communications Biology」に2020年7月15日にオンライン掲載されました。
本研究で明らかになった回路原理が、様々な疾患についての研究の発展に役立つことが期待されます。
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