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プレスリリース
外界の刺激を感知する細胞のアンテナ「1次繊毛」を
制御する新規分子を同定

東京慈恵会医科大学 生化学講座の吉田彩舟 助教、吉田清嗣 教授らの研究グループは、細胞に1本だけ生えている細胞小器官「1次繊毛」の形成・機能を制御する新規因子として、リン酸化酵素(DYRK2)が関与することを発見しました。また、DYRK2の欠損が、1次繊毛の異常を介し、広域な組織形成不全を引き起こす「繊毛病」と類似の形質を呈することを、マウス個体レベルで明らかにしました。今後、1次繊毛の異常が原因で起こる疾患の病態理解や治療法の開発につながることが期待されます。

本研究の成果は、国際科学誌「eLife」に、日本時間 8月7日に公開されました。


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