東京慈恵会医科大学生化学講座の山田幸司助教と吉田清嗣教授の研究グループは、同内科学講座消化器・肝臓内科の及川恒一講師らとの共同研究により、これまで細胞内にのみ存在すると言われていた「プロテインキナーゼCデルタ（PKCδ）」が、肝がんで特異的に細胞外にも分泌されること等を発見し、肝がんの病態に関わる重要な分泌タンパク質であることを世界で初めて明らかにしました。
