東京慈恵会医科大学呼吸器内科の吉田昌弘助教（University College London研究員）は、英国University College LondonのDr. Marko Nikolic、英国Wellcome Sanger InstituteのDr. Kerstin Meyerらと共同で、小児および成人のCOVID-19患者および健常対照者より採取した臨床検体に対し、シングルセル・マルチオミクス解析を行いました。その結果、SARS-CoV-2ウィルス感染に対する小児と成人での免疫応答の違いから、一般的に小児が重症化しにくい理由を明らかにしました。
本成果は英科学誌「Nature」に2022年2月10日付で掲載されました。
