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プレスリリース

超高磁場MRIと神経トラクトグラフィーによる嗅神経の可視化に
世界で初めて成功
―嗅覚障害を診断するための新しい検査方法開発に期待―

 

 東京慈恵会医科大学耳鼻咽喉科学教室 栗原 渉助教、鄭 雅誠助教、小島 博己教授、再生医学研究部 岡野James洋尚教授、東京都立大学大学院人間健康科学研究科 畑 純一准教授らの研究グループは、超高磁場MRIで撮影したヒト篤志献体のサンプルを解析することで、三次元構造を保ったまま嗅神経を可視化することに成功しました。本研究により、世界で初めて、鼻腔から脳へと投射されるヒト嗅神経の分布と走行経路が明らかとなりました。
 今後、本技術を発展させることで、嗅覚障害に対する新しい検査方法や、嗅覚を温存した手術方法の開発につながっていくことが期待されます。



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