黄斑
黄斑外来
- 外来日:
- 木曜 午後、土曜 午前
- 担当医:
- 渡辺 朗、酒井 勉、林 孝彰、秋山 悟一
ぶどう膜外来では、眼の中に炎症を起こすぶどう膜炎の診断・治療にあたっています。
網膜の中心部は黄斑とよばれており、ものを見るうえで最も重要な場所です。黄斑が正しく働くことにより、良い視力を維持したり、色の判別を行ったりすることができます。黄斑外来は、加齢に伴い著しく視覚が障害される加齢黄斑変性を中心に、黄斑部に異常を来たす様々な疾患を診察・治療する外来です。
- 1. 加齢黄斑変性、高度近視などの眼内新生血管に対する光線力学的療法(PDT)と血管新生抑制薬(ビバシズマブ(注1),ペガプタニブ,ラニビズマブ)眼内注射
- 加齢黄斑変性、高度近視をはじめとする新生血管黄斑症に対してPDT、血管新生抑制薬眼内注射あるいは併用療法を行い良好な治療成績を残しています。なお、PDTは、本治療法の認定医のみが施行することができますが、当院では認定医が治療を行っています。
- 2. 糖尿病網膜症・網膜静脈閉塞症の黄斑浮腫に対するビバシズマブ眼内注射
- 糖尿病網膜症・網膜静脈閉塞症にみられる黄斑浮腫の成因として網膜血管の透過性亢進の関与が指摘されています。当院では網膜血管の透過性亢進抑制作用があるビバシズマブの眼内投与を行い、良好な治療成績を残しています。
(注1)ビバシズマブ(商品名:アバスチン)とは・・・
もともと転移性結腸あるいは直腸癌に対する治療薬(注射薬)として開発されたヒト化モノクローナル抗VEGF (vascular endothelial growth factor) 抗体で、2004年2月に米国食品医薬品局 (FDA) に認可された薬品です。眼科領域では、その発生、進展にVEGFが主要な役割を担っていると考えられる眼疾患に対しての有効性が期待され、欧米を中心に使用されはじめています。当院においても2007年より適応外使用という形式で、倫理委員会の承認を得、インフォームドコンセントが得られた方に対してのみ眼内投与を施行しています。

東京慈恵会医科大学 眼科学教室