平成28年度 老年看護学方法論1演習(1年生)

平成28年11月、1年生(30期生)が高齢者体験の演習を行いました。
この演習は「老年看護学方法論1」という科目の中で行い、高齢者の疑似体験を通して、加齢による変化が日常生活に及ぼす影響を理解することを目標としています。

高齢者体験装具

ゴーグル、耳栓、手袋、おもり入りのベストを着用し、手足にもおもりや装具をつけます。
身体の重さや動かしにくさに、高齢者の身体はこんな感じなのか・・・とびっくりしました。

写真おもりの入ったベストは、
片手で持つのが難しい重さです
写真ゴーグルをつけて色の判別が
できるか体験しました

在宅看護実習室内

布団やベッドからの起き上がり動作、入浴動作などを体験しました。

写真起き上がれません…
写真こちらも…起き上がれません…
写真浴槽から立ち上がるのも難しい

階段、廊下

写真身体が自由に動かず、段差も
よく見えなくて怖かったです
写真長い距離を歩くのも大変
写真介助役の学生は、どんな援助が必要か
考えながらサポートします

学生ラウンジ内

自動販売機で買い物をしたり、蛇口やリモコンなど身近なものを操作したり、雑誌や新聞を読んでみたりと、日常の動作をたくさん体験しました。

写真色の判別が難しくて、
商品がなかなか探せません
写真力が入らず蛇口をひねるのも一苦労
写真扉の開け閉めやスイッチの設定など…
レンジの操作って大変!
写真細かい文字が見にくかったです
写真リモコンの小さなボタンに苦戦

実際に体験してみることで、高齢者の身体機能の変化を理解し、安全に配慮した関わりを考えることができました。
学生はこれから講義や演習を通して、高齢者の日常生活の質を維持するための看護について、学びを深めていきます。

  • 慈恵看護専門学校(新橋)
  • 慈恵第三看護専門学校
  • 慈恵柏看護専門学校
  • 慈恵青戸看護専門学校について