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消化器外科学

スタッフ
教 授 矢永 勝彦
吉田 和彦
准教授 藤田 哲二
三森 教雄
岡本 友好
石田 祐一
三澤 健之
河原 秀次郎
講 師 中田 浩二
河野 修三
遠山 洋一
石橋 由朗
保谷 芳行
小川 匡市
高橋 直人
西川 勝則
藤岡 秀一
衛藤 謙
二川 康郎
矢野 文章
宇和川 匡(併任)
研究内容
 消化器外科の研究のポリシーは、自由な発想に基づく臓器横断的研究の勧奨、学内諸研究施設との連携、国内外の著名な研究施設との共同研究の推進、そして研究成果を英文にまとめて一流の国際学術雑誌へ原著論文として掲載することである。大学院の目標は臨床系基礎・臨床コースとリサーチレジデント制度を活用し、個別指導により優れたacademic surgeonを育成することにある。消化器外科学は上部消化管外科・下部消化管外科・肝胆膵外科の3研究班体制をとり、また大学院生に対しても別途定期的に研究報告会を行い、個別指導を行っている。
 上部消化管外科では、本邦トップレベルの症例数を誇る食道良性疾患や術後の病態生理をベースとした消化管生理機能の研究、食道癌手術時の再建胃管血流、手術侵襲、経腸栄養の免疫学的研究、先進医療としての早期胃癌の至適リンパ節郭清を目的としたセンチネルノードナビゲーション手術、癌の悪性度・化学療法感受性に関連した遺伝子解析など、臨床に即した研究を行っている。
 下部消化管外科では、大腸癌転移のメカニズム、MRIによる術前リンパ節転移の診断、患者の術前画像情報による鏡視下大腸切除の手術前シミュレーション、鏡視下大腸切除の手技や腸管機能への影響の評価、肛門機能評価など、結果が臨床へ反映されるような基礎研究・臨床研究を行っている。
 肝胆膵外科では、肝胆膵の癌と肝移植、及び低侵襲を目指した肝胆膵手術の研究を中心に行っている。 肝癌に対しては遺伝子治療の実験的検討や肝細胞癌の悪性度に関する研究を行っている。肝細胞癌・ 末期肝不全に対する生体肝移植を2007年2月に開始し、これまで13 例の生体肝移植を行い、移植肝の 血流評価などの研究を進めている。進行膵癌や胆道癌では、世界初のNuclear Factor KappaB(NF-KB) の抗癌剤耐性に着目したtranslational researchに基づく臨床および基礎研究を行っている。肝胆膵癌 手術の根治性と安全性の向上を目指した3 次元画像による進展範囲診断と術中ナビゲーションを目的と した画像シミュレーション研究、さらに手術侵襲の軽減を目指して鏡視下手術に関する研究を進めており、 膵の良性あるいは低悪性度腫瘍に対する腹腔鏡下膵体尾部切除、腹腔鏡下肝切除、腹腔鏡下摘脾と それらの手術侵襲の評価を進めている。
研究課題
上部消化管外科
胃食道逆流症の病態解明と外科治療法の改良
食道・胃切除後の消化管機能とQOL
食道癌手術時の胃管血流評価
ユビキチン-プロテアソームシステムの食道癌における意義
食道癌・胃癌の分子生物学的解析
胃癌のセンチネルリンパ節同定の意義(先進医療)

下部消化管外科
大腸癌に対する適正な抗がん剤投与の検討
大腸癌転移と形質転換
大腸癌の分子生物学的解析
鏡視下大腸切除の術後腸管麻痺抑制効果
3Dmanometryによる肛門機能解析
鏡視下手術と術者疲労に関する検討

肝胆膵外科
生体肝移植の確立
肝癌に対する遺伝子治療の実験的検討
画像ナビゲーション支援操置、3次元画像を駆使した肝胆膵外科手術
進行膵癌に対する革新的な化学療法の確立
肝胆膵外科における鏡視下切除
肝胆膵癌と炎症の関連に関する検討

消化器外科共通
低侵襲な消化器外科手術の開発
外科感染症のサーベイランスと制御
外科代謝・栄養
消化器癌化学療法の奏効率向上に関する研究
教育目標
臨床に即応できる実学的な研究活動を行うに必要な研究能力と豊かな学識を養う。
到達目標
臨床上の問題点を抽出し、解析することができる。
研究課題の目的、作業仮説、研究計画を作成できる。
研究に必要な基本的知識、実験手技、統計学的手法を習得し実施できる。
研究成果をまとめて、学会発表、英文原著論文作成ができる。
 

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