東京慈恵会医科大学
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呼吸器、乳腺・内分泌外科学

スタッフ
教 授 森川 利昭
秋葉 直志
武山  浩
准教授 木下 智樹
鳥海 弥寿雄
佐藤 修二
講 師 川瀬 和美
尾高  真
田部井 功
野木 裕子
中野 聡子
研究内容
 東京慈恵会医科大学大学院器官病態・治療学、呼吸器、乳腺・内分泌外科学は、外科学講座呼吸器、 乳腺・内分泌分野に合わせて設けられた。
 呼吸器外科の疾患である肺癌と、乳腺外科の疾患である乳癌は、ともに腫瘍学の代表的な対象疾患である。
 乳癌は臨床腫瘍学の先端をリードしてきた腫瘍であり、肺癌は克服のためにもっとも多くの努力が注がれている難治癌である。この二疾患は臨床的な表現は異なるものの腫瘍としては共通点が極めて多く、両腫瘍を軸に、基礎的、臨床的な研究を進めている。特に最近発展している分子標的治療薬は、この二疾患に対する大変有力な治療として期待されている。
 もうひとつの軸は、治療学の観点である。呼吸器外科は胸腔鏡手術の出現により低侵襲化され、治療 体系が大きく変わりつつある。乳癌においても、センチネルリンパ節診断を併用した外科治療によりい っそう低侵襲化される。がん治療の低侵襲化は現在最も大きなテーマであり、最適な新しい治療法の確 立を目指して研究を行っている。がんの分子生物学的研究は重要なテーマであり、基礎系諸講座との共同 研究を進めている。
研究課題
1 胸腔鏡手術の最適化に関する研究
2 気管支や肺の創傷治癒と生体接着剤に関する研究
3 3Dプリンターと質感造形技術を用いた実サイズの胸部モデルの研究
4 乳癌手術におけるセンチネルリンパ節郭清の有用性
5 癌細胞のリン酸化酸素発現に関する研究
教育目標
 外科学の基本に立脚した呼吸器外科学の臨床応用とともに、最先端の胸腔鏡手術と関連技術の研究を行う。 乳腺・内分泌外科にあっては外科腫瘍学研究と先端的な集学的治療による研究を行う。
  必要に応じ、随時基礎系諸講座との共同研究を行う。
到達目標
1 呼吸器外科、乳腺・内分泌外科学の基本的手術法と、周辺領域である画像診断学、病理学、麻酔学、周術期管理学を学ぶ。
2 手術術式の確立と改良に関する研究、新しい器具の開発に関する研究、安全性の確立に関する研究、教育と普及に関する研究を行う。
3 肺癌、縦隔疾患、嚢胞性肺疾患、高リスク症例に対する胸腔鏡手術の確立に関する研究を行う。
4 創傷治癒および生体接着剤の肺・気管支断端および吻合部の治癒過程の解析と、治癒促進法の研究、フィブリン糊の呼吸器外科手術への臨床応用、吸収性素材の呼吸器外科手術への臨床応用の研究を行う。
5 3Dプリンターと質感造形技術を用いて、胸部の実体解剖モデルを作成し、手術シミュレーションや新しい手術法の開発に役立てる。
6 乳癌の術前化学療法(臨床腫瘍部との共同研究)を行う。
7 再発乳癌に対する内分泌治療の効果の検討を行う。
8 癌細胞のリン酸化酸素発現に関する研究(生化学講座との共同研究)行う。
 

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