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教 授 |
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宇都宮 一典
東條 克能
森 豊 |
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准教授 |
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根本 昌実 横田 太持 西村 理明
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講 師 |
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加藤 秀一
海老澤 高憲
藤本 啓
坂本 昌也
川浪 大治 |
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慈恵医大4附属病院では、糖尿病を中心とした代謝疾患、および甲状腺、下垂体・副腎、性腺などの内分泌疾患を対象とした幅広い診療を行っており、継続的に診療している外来患者数は1ヶ月平均
約1万人を数える。糖尿病・内分泌内科学では、糖尿病学および内分泌学の進歩に寄与するのみならず、これら患者さんに対して最善最良の医療を提供するために、臨床に還元できる質の高い基礎的、臨床的研究を行う。
大学院では、基礎的研究もしくは臨床研究を研究テーマとする。
基礎的研究では、臨床系基礎コースならびに臨床系臨床コースに分かれる。
基礎コースでは、分子生物学に基づく新しい代謝内分泌学を発展させるため、最長4年間ベッドフリーとし、教室内のみならず学内外や海外の適切な機関において最先端の研究テーマに取り組み、質の高い原著論文を報告することが求められる。
臨床研究では、膨大な症例を対象にした質の高い臨床研究や、確立されたpopulation-basedコホートの前向き疫学研究を行う。大学院在籍期間中はリサーチレジデントとして、カリキュラムに則り臨床に従事するが、疫学と医学統計学の基礎知識を習得、研究の取りまとめと論文作成等のために最長2年間のベッドフリー期間を認める。
大学院生が選択する研究課題は以下のとおりである。 |
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1 型糖尿病の合併症と生命予後実態に関する全国調査研究 |
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2 型糖尿病( 小児・成人) のpopulation-based 前向きコホート研究 |
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糖尿病の発症機序に関する遺伝ならびに分子生物学的研究 |
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膵内分泌の再生医学に関する基礎ならびに臨床応用に関する研究 |
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糖尿病性血管障害の成因に関する細胞生物学的研究 |
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糖尿病性神経障害の成因に関する細胞生物学的研究 |
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動脈硬化症の発症機序に関する細胞生物学的研究 |
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糖尿病の新しい治療法に関する臨床研究 |
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心血管内分泌学的研究 |
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視床下部・下垂体ホルモンの存在様式ならびに生理的意義に関する分子病理学的研究 |
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副腎機能性腫瘍に関与する各種遺伝子の発現様式に関する研究 |
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下垂体腺腫の成因に関する分子病理学的研究 |
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持続血糖モニター(CGM)を用いた血糖変動に関する研究 |
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医学の基礎となる生命科学の最新の研究を理解できる。 |
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臨床上の問題点を抽出し、深く洞察し、科学的思考ができる。 |
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研究課題の目的、作業仮説、研究計画を作成できる。 |
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実験および臨床データの収集と解析に必要な基礎知識、疫学的知識、医学統計学的手法を修得し、実施できる。 |
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研究結果をまとめて、学会発表、論文作成ができる。 |
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