大学トップ > 大学院 > 医学研究科・研究対応部門 > 眼科学 前に戻る 教　授 ： 常岡　　寛 敷島 敬悟 准教授 ： 郡司 久人 高橋 現一郎 中野　　匡 渡辺　　朗 講　師 ： 林　　孝彰 酒井　　勉 柴　　琢也 久米川 浩一 増田 洋一郎 加畑 好章 　当院眼科は、わが国でも有数な外来患者数ならびに手術件数を誇る診療科で、各専門分野の指導医のもとに最先端の医療を提供している。このような豊富なスタッフと症例数を背景に、「視覚情報処理機構の生理・病態に関する研究」を主テーマとして、眼科領域全般にわたる幅広い分野において、診断・治療に直結した基礎的・臨床的研究が行われていることが特徴である。また、米国スタンフォード大学をはじめ多くの研究施設に留学生を派遣し、国内外の施設との共同研究も精力的に行っている。 白内障に関する研究 （極小切開白内障手術の視機能についての研究、多焦点眼内レンズ挿入眼の視機能についての研究） 眼腫瘍・病理・形態に関する研究 （角膜上皮内癌に対する5-FUパルス点眼療法の研究、外眼部腫瘍の臨床所見など） 神経眼科に関する研究 （非動脈炎性虚血性視神経症に対するウノプロストン点眼治療の有効性に関する多施設共同RCT 試験、拡散テンソル画像による視覚路評価、 遺伝性視神経症の解析、難治性視神経症の病態解明など） 視覚神経心理に関する研究 （fMRIを用いたヒト視覚機能のメカニズムの解明） 視覚脳機能画像に関する研究 （fMRIとMRI拡散強調画像を用いた緑内障症例のデータ解析など） 緑内障に関する研究 （角膜形状解析装置による緑内障手術の評価、緑内障スクリーニング法の開発など） 遺伝子診療・分子生物学に関する研究 （Occult macular dystrophyなどの黄斑ジストロフィに対する黄斑部局所網膜電図および多局所網膜電図を用いた視機能評価と遺伝子型の関連性についてなど） 眼炎症・眼免疫に関する研究 （実験的自己免疫性ぶどう膜炎に対する新規小化合物の治療効果と自己免疫性ぶどう膜炎の病態解明） 加齢黄斑変性に関する研究 （加齢黄斑変性におけるgeneticおよびproteomic biomarkerの検索など） 　大学院医学研究目標は、眼科学基礎・臨床の最先端を学ぶ向上心を持続させる態度を修得させ、国際的な視野に立ち、自立した研究活動を行い、高度の研究能力及びその基礎となる学識を有し、創造力豊かな医学者を育成することである。 研究の目標を理解し、実験結果を論理的に解釈することができる。 英文論文を理解できる能力を養う。 国内及び国際学会で、筆頭演者として発表を行う。 英文論文を作成できる。 独創的な研究を立案できる。