東京慈恵会医科大学
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精神医学

スタッフ
教 授 中山 和彦
伊藤  洋
中村  敬
宮田 久嗣
准教授 須江 洋成
忽滑谷 和孝
山寺  亘
小曽根 基裕
小野 和哉
講 師 古賀 聖名子
塩路 理恵子
舘野  歩
中村 晃士
伊藤 達彦
樋之口 潤一郎
研究内容
 精神医学は、ヒトの精神現象を対象にした学問である。ヒトの精神現象は、生物・心理・社会的次元が絡んで生じるゆえに、研究方法は非常に多様である。方法論的には、薬理学、生化学(分子生物学)、生理学、放射線医学(脳画像診断)、心理学、社会医学などが該当する。その対象となると、児童思春期から成人はもとより老人にまで幅広く、全ての世代に特有な問題が存在する。そうした現実を踏まえて、わが教室では、現在、精神病理学・精神療法学、老年精神医学、精神生理学(睡眠学)、臨床脳波・てんかん学、薬理生化学、総合病院精神医学、児童思春期精神医学に加えて、第三病院で新たにオープンした森田療法センターを中心に展開している森田療法といった部門がある。現在、100 名余りの医局員が臨床および研究に従事しており、常時数名の医局員が大学院に進み研究活動を行っている。
研究課題
1 統合失調症および気分障害の合理的薬物療法(evidence-based medicine)に関する研究
2 精神疾患の病因研究:脳内透析法を用いた脳内神経伝達物質の変動に関する研究
3 薬物依存の形成・維持・再発にかかわる脳内神経学的機序に関する研究
4 学習・記憶の脳内神経回路に関する研究
5 positron emission computed tomography(PET)による精神疾患の脳画像研究
6 閉塞型睡眠時無呼吸症候群に関する精神生理学的研究
7 原発性不眠症に対する精神療法的アプローチに関する研究
8 Cyclic Alternating Pattern を指標としたビタミンB12 静脈内投与による夜間睡眠内容に与える影響に関する研究
9 精神疾患患者の脳波にみられるバーストに関する研究
10 抗てんかん薬(TDM)脳波を用いた臨床てんかん学的研究
11 認知行動療法を用いたうつ病再発予防に関する研究
12 がん患者、その家族および遺族の心理的課題に関する研究
13 統合失調症におけるDUP(未治療期間)とその予後に関する研究
14 摂食障害に対する生物・精神病理・社会精神医学的研究
15 社会不安障害の森田療法の有効性に関する研究
16 女性特有の心理・社会・生物学的研究
17 境界性人格障害の新しい治療システムの開発に関する研究
18 認知症の早期発見・早期介入に関する研究
19 老年期精神障害の統計疫学的研究
20 ヘルペスウィルスと精神疾患の発症に関する研究
21 休職に至る就労者を取り巻く環境と就労者の特性に関する研究
教育目標と到達目標
1 精神医学的診断や治療を行なう際に必要な知識・技術・態度を身につける。
2 精神医学におけるEBM とNBM を理解し、その意義と問題点について科学的思考が出来る。
3 研究課題の目的と研究計画を作成し、そのデータの収集と解析に必要な方法論を習得する。
4 研究計画を立てる際に、その倫理的側面について充分な配慮ができる。
5 研究結果をまとめて、英語による学会発表および論文作成ができる。
6 新たな概念を提示しうる独創的な研究を考案できる。
 

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