健康科学には多くの学問が含まれるが、ここでは、成人保健、健康管理、健康教育、健康診断を対象STAFFとする。人間ドックを通じて、家族歴、疾病歴、ライフスタイル、自覚症状など多くの情報が入手される。検査項目は、肥満度、眼科、呼吸器、循環器、糖代謝、脂質、尿酸代謝、血球、消化管、消化器、腎臓・尿路、乳腺、婦人科など全身をカバーする。これらの相互関係を解析していく。データは15 年以上蓄積されているため、縦断研究が可能である。これまでに発表してきた研究は、
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糖尿病・高血圧・脂質異常の3 者併発により血管年齢は20 年悪化 |
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喫煙による逆流性食道炎の悪化 |
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歯磨き習慣が肥満を予防 |
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受動喫煙と肺年齢 |
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断煙によるメタボリックシンドロームからの脱却年数 |
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メタボリックシンドロームの発症要因 |
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基本的生活習慣実践数によるメタボリックシンドローム発症推移 |
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視野検査による正常眼圧緑内障の早期発見 |
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内臓脂肪症候群と過活動膀胱の関係 |
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生薬による内臓脂肪の改善 |
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生活習慣病発症のコンピュータ予知診断 |
など、多岐の分野にわたっている。 |