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基盤研究施設(分子細胞生物学)

スタッフ
教 授 馬目 佳信
坪田 昭人
准教授 岩本 武夫
立花 利公
講 師 池田 惠一
藤岡 宏樹
研究内容
 総合医科学研究センターには研究支援部が設置されているが本施設は、微細形態観察や質量分析、オミクス解析などの分子細胞生物学的手法を行うための研究環境を学内の研究者に提供している。分子細胞生物学はゲノム情報と表現型の相関について調べるための有力な方法として脚光を浴びている。ヒトゲノムが解析され遺伝子データが明らかになった現在、どのようにそれらの遺伝子が機能しているかを調べることが現在の研究において重要な課題である。ポストゲノムの時代に入って各種細胞などの遺伝子解析は行わなければならない必須の項目になって来ているし、機能分子の局在や相互作用を調べるために遺伝子操作や電子顕微鏡、質量分析などの技術はますます発展を遂げている。また科学的に試料を解析するためには貴重で微量のサンプルであっても再現性のある方法で定量・数値化する必要がある。本施設はこのような研究目的のために利用することができる。

 当施設を利用するために2つの制度がある。

(1)登録研究員制度
 学内の研究者や研究補助を行う人達を対象に、年度ごとに研究員として登録することによって自由に施設の装置やベンチを利用できる制度である。機器の整備や点検はスタッフによって確実に行われるため、いつでも安心して装置や機器を使用することができる。またこの制度は単に装置や機器利用の環境を提供するだけではなく、研究者が必要とする形態学的、生化学的なアプローチについて具体的なアドバイスや技術指導も行っている。
 本研究施設で利用可能な装置として、通常の実験に用いる遠心機などの他、細胞培養室、共焦点レーザー顕微鏡、高解像度3Dライブセル光学顕微鏡、光学顕微鏡用組織切片作製室、ミクロトーム、核酸増幅用サーマルサイクラー、定量PCR、マイクロプレートリーダー、各種質量分析装置などがある。

(2) 受託解析制度
 研究の飛躍的な進展に伴ってそれらを解析するハード/ソフトいずれの技術も同様に高度化し、専門的な分子細胞生物学観察が可能となった。しかし技術の高度化に伴って解析手法自体もハイテク化されたため様々な機器の使用には専門的な知識も要求されるようになった。受託解析制度では、自分で解析する余裕や時間のない研究者の皆様のために、施設のスタッフが受託業務として走査型電子顕微鏡、透過型電子顕微鏡などの試料作製や観察、撮影記録、高速液体クロマト(HPLC)による試料の測定や色々な方法での質量分析などを行っている。制度を利用することにより効率的に研究を進めることができる。
研究課題
本施設では学内の研究支援だけではなく独自の技術開発も行っている。
1 ナノ粒子を利用したバイオイメージング・微量測定
2 予想医学をめざした形態学データベース構築
3 網羅的・包括的ゲノミクス、プロテオミクスを応用したバイオマーカー類の探索
4 核酸・薬剤のドラッグデリバリーによる生体反応調節
5 半導体匂いセンサーを用いた気中微量分子のパターン化による解析
 

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