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アイソトープ実験研究施設

スタッフ
教 授 福田 国彦(兼任)
講 師 吉澤 幸夫
研究内容
 アイソトープ実験研究施設は大学1号館2 階にあり、共同利用研究施設として放射性同位元素を用いた研究の支援および教育・研究を行っている。主要な設備としては、細胞培養室、動物実験室、組換えDNA実験室(P2 およびP3)、暗室、ラベル室等があり、実験に必要な機器も備えられている。放射線測定器として、液体シンチレーションカウンタ、ガンマカウンタ、バイオイメージアナライザ等を保有し、その他にサーマルサイクラー、ナノドロップ、ゲル撮影装置、CO2インキュベーター、超遠心機、クライオトーム等が設置されている。
 研究課題は、大きく分けて分子遺伝学、極限環境生物学そして環境放射能の三つがある。分子遺伝学に関しては、黄色ブドウ球菌を材料とし、病原因子の遺伝的解析を行っている。極限環境生物学として、海洋細菌・放射線耐性菌・クマムシ等を試料とし、特殊環境に対する応答機構の研究および特定機能遺伝子の検索を行っている。環境放射能に関しては、肺がんの主要な原因とされているラドンを測定する新たな手法の開発および温泉中ラドン測定への応用と、福島第一原子力発電所事故に由来する放射性物質の調査を行っている。
研究課題
1 黄色ブドウ球菌ファージが運ぶ病原因子遺伝子の解析
2 クマムシの全ゲノム塩基配列の決定およびトランスクリプトーム解析
3 プラスチックシンチレーターを用いたラドンの測定
4 中性子核反応測定装置を用いた生活日常用品に含まれる重金属の分析(J−PARCでの共同研究)
5 放射化分析法を用いた環境・地球・宇宙物質の微量元素分析(首都大学東京との共同研究)
6 環境中の放射性物質の調査・研究。
教育目標
1 研究課題に関連する文献調査を行なうことができる。
2 放射線、放射性物質に関する基礎知識を修得する。
3 放射線測定、化学実験、分子生物学実験の基礎的手法を修得する。
4 実験的手法を用いた科学研究の進め方を学ぶ。
5 周りの人と協力して研究を進めることができる。
到達目標
1 文献調査により問題点を抽出し、問題解決に向けた課題を設定する。
2 課題達成に必要な実験計画を立てる。
3 実験を遂行し、結果を解析する。
4 実験結果を記録し、データを適切に整理、保存する。
5 研究内容を説明し議論することができる。
6 研究成果をまとめて論文や学会で発表する。
 

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