在宅看護学では、健康上の問題を持つ人が、自宅やそれに準じた環境で、よりよい生活を継続できるように支援するための知識と方法を学びます。2年後期の在宅看護学概論では、在宅看護に関する基礎知識を講義方式で学びます。3年前期の在宅看護方法論では、在宅看護学概論で学んだ知識を基に、療養者本人・家族・環境の視点から在宅療養や在宅療養への移行を支援する方法を具体的に演習形式で学びます。また、3年後期は病院の在宅療養支援(退院支援)部門、訪問看護ステーション、ヘルパーステーションで在宅看護学実習を行います。4年生の総合実習の退院支援コースでは、受け持ち患者様の退院支援計画を立案しPFM(Patient Flow Management)カンファレンスでプランの提案をします。訪問看護コースではターミナル期または医療依存度の高い在宅療養者様とそのご家族を複数受け持ち、看護を展開する方法を学びます。在宅看護学では、一貫してe-learningを活用した学習を進めています。
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