患者さんの精神的な支えにもなれる
看護師になりたい

4年生 島村 実希

Q1 保健師教育選択で学んだ感想を教えてください。

座学だけでなく、事例をもとにした保健師としての支援を考えるグループワークや、家庭訪問演習等もあり、実際の現場で必要な知識や技術の習得ができるカリキュラムとなっていると感じました。

4年生の実習では、家庭訪問への同行、市民向けの教育の企画、地域で行われている保健事業に参加することで、地域で生活する人々が抱える課題は何か、そして課題を解決するために必要な支援の在り方を具体的に学ぶことが出来ました。看護師と保健師どちらの職種で働いたとしても、実践に活かせる内容を学ぶことができました。

Q2 今までの授業や実習で、一番印象に残ったことは何ですか?

患者さんに「あなたにだから話せた。ありがとう。」と言われたことです。

脳梗塞のため入院した方を受け待たせていただいた時のことでした。当初は、思うように体が動かなくなってしまった現状を受け止め切れず、周りにあたってしまっていた患者さんでしたが、お話を丁寧にうかがい対応していくうちに、徐々に人にあたることは減り、ご自身の思いを涙しながら語って下さいました。
この経験から、看護師として患者さんと信頼関係を築くことの大切さ、患者さんの言葉に耳を傾け寄り添うことの大切さを学ぶことができました。

Q3 将来の夢を教えてください。

卒業後は看護師になり、病気とともに生きる慢性疾患の患者さんや難病の患者さんの看護に携わりたいです。

実習では、多くの患者さんとの出会いがあり、その中で患者さんは様々な思いを抱え、病と闘っていることを知りました。そして、患者さんの身体的側面だけに目を向けるのではなく、精神的側面にも目を向ける必要があることを学びました。この学びを将来に活かし、患者さんの症状に対する看護だけでなく、精神的な支えにもなれる看護師になりたいと思います。

2016年8月~10月インタビュー取材当時

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 4年生 飯尾 みのり