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| ■第三病院初期臨床研修医募集要項募集案内 |
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診療部・科 |
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| 放射線部 |
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| 關根 広、三枝 裕和 |
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| 成尾 孝一郎 |
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カリキュラムの概略 |
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 各種放射線学的検査に立会い、検査手技、検査内容を十分に把握する。実際に、施行可能な検査については検査手技の基本を習得する。さらに、検査内容、検査による利点、欠点を十分に理解し患者への説明ができる。また、各種検査の適応についても十分に理解し、病変を診断するために最も有効な放射線学的検査を選択できるようになる。特に、CT、MRI、核医学画像での造影剤投与の適応、禁忌については十分理解する。単純X線写真(主に胸部単純写真)、CT、MRIを中心とした読影に関しては、日常の検査の画像およびティーチングファイルを利用して基本的読影能力を習得する。
※放射線治療の基本である外部照射に関し、適応を判断し、治療計画装置を用いた照射の計画を学び、患者さんの治療中の経過観察の方法を学びます。 |
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研修到達目標 |
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画像診断を主体に研修するコースと、放射線治療を主体に研修するコースがある。画像診断を主体に研修する場合は、放射線治療を数日研修する。放射線治療を主体に研修する場合は、画像診断も要望により研修する。放射線治療の研修では附属病院(本院)と連携して、小線源治療と高精度照射を研修する。
2ヶ月以上の研修を希望する場合には、慈恵医大附属病院(本院)と連携して、希望する専門性の高い領域の研修を行う。 |
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共通一般目標 |
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| 1. |
電離放射線の人体に与える影響を説明できる。 |
| 2. |
電離放射線の防護について説明できる。 |
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画像診断(1ヶ月研修) |
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| 1. |
一般目標 (GIO) |
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画像診断の基本知識を身につける。 |
| 2. |
行動目標 (SBO) |
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| 1) |
各種造影剤の使用法を説明できる。 |
| 2) |
造影剤の副作用を説明できる。 |
| 3) |
造影剤による副作用の発症時の対応を説明できる。 |
| 4) |
CT/MRIの基本的な原理を説明できる。 |
| 5) |
脳血管障害のCT/MRI画像の所見を述べることができる。 |
| 6) |
腹部の一般的な腫瘍のCT/MRI画像所見を述べることができる。 |
| 7) |
代表的な急性腹症の画像所見を述べることができる。 |
| 8) |
画像診断報告書を指導医と共に作成できる。 |
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画像診断(2ヶ月研修) |
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| 1. |
一般目標 (GIO) |
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画像診断の知識を掘り下げて身につける。 |
| 2. |
行動目標 (SBO) |
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| 1) |
各種造影剤の使用法を説明できる。 |
| 2) |
造影剤の副作用を説明できる。 |
| 3) |
造影剤による副作用の発症時に対応できる。 |
| 4) |
CT/MRIの基本的な原理を説明できる。 |
| 5) |
脳血管障害のCT/MRI画像を診断できる。 |
| 6) |
腹部の一般的な腫瘍のCT/MRI画像所見を診断できる。 |
| 7) |
代表的な急性腹症の画像診断ができる。 |
| 8) |
超音波の基本的原理を説明できる。 |
| 9) |
腹部臓器の正常超音波所見を説明できる。 |
| 10) |
画像診断報告書を指導医と共に作成できる。 |
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放射線治療研修 |
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| .・ |
一般目標 (GIO) |
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放射線治療の適応を判断できる。 |
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最適な照射方法を選択できる。 |
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放射線治療1ヶ月研修(附属病院と連携) |
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| ・. |
行動目標 (SBO) |
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| 1. |
放射線治療で用いる電離放射線の種類を説明できる。 |
| 2. |
放射線治療で用いる電離放射線の性質を説明できる。(附属病院) |
| 3. |
放射線治療計画で定義する標的体積を説明できる。 |
| 4. |
放射線治療計画で計算するDVHを説明できる。 |
| 5. |
放射線治療の方法と使用する機器の対比ができる。(附属病院) |
| 6. |
放射線治療の根治治療と姑息治療の適応を判断できる。 |
| 7. |
放射線治療の流れを患者や家族に説明できる。 |
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放射線治療2ヶ月研修(附属病院と連携)(1−7に加え以下を研修する) |
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| ・. |
行動目標 (SBO) |
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| 8. |
癌種別に対応する放射線治療法を選ぶことができる。(附属病院) |
| 9. |
放射線治療適応患者の照射開始までの指示が出せる。 |
| 10. |
骨転移・脳転移の治療計画ができる。 |
| 11. |
小線源治療のオペレーターの介助ができる。(附属病院) |
| 12. |
高精度照射のリスク臓器の線量制限を指示できる。(附属病院) |
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