ペインクリニック
診療部長：上園晶一
| 診療スタッフ | 診療フロア | |
|---|---|---|
| 診療部長 | 上園 晶一 |  |
| 医師数 | 常勤4名 | |
診療内容・専門分野
ペインクリニックとは痛みの診断・治療を専門とする診療科です。急性痛に対しては内服薬や神経ブロックにより早期の�邁鬚鯡椹悗靴討�ります。慢性的な痛みは病的状態というだけでなく、仕事や趣味などの日常生活にも悪影響を及ぼします。当科では、慢性痛に悩んでいる方に対して、「痛みを軽減すると同時に日常生活も改善する」ことを目標に診療を行なっています。
対象疾患は次のような疾患です。
- 頭痛（片頭痛、群発頭痛、緊張性頭痛、薬剤の使用過多による頭痛、脳脊髄液減少症など）
- 脊椎疾患（椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変形性脊椎症、脊椎すべり症、椎間関節症など）による痛み
- 各種神経痛（三叉神経痛、糖尿病性神経障害、帯状疱疹後神経痛、坐骨神経痛など）
- 五十肩・肩関節周囲炎・凍結肩
- 遷延性術後痛（腰椎術後疼痛症候群、乳房切除後疼痛症候群、開胸術後疼痛症候群など各種術後の遷延痛）
- 慢性腰痛（仙腸関節障害、筋筋膜性痛症候群など）
- 難治性慢性疼痛（線維筋痛症、複合性局所疼痛症候群など）
- 末梢血管障害（バージャー病、閉塞性動脈硬化症など）
- 診断のつかない原因不明の痛み
特色
当科では、 痛みの診断・治療のために、レントゲン透視装置・超音波装置を用いた各種神経ブロックや薬物療法を行なっています。難治性の痛みの方には適応を検討した上で侵襲的治療（高周波パルス療法、高周波熱凝固、脊髄刺激業法）を入院で行なうこともあります。 また、身体機能・生活機能改善のための理学療法、自律訓練法や認知行動療法など、薬を使用しない治療法も適宜用いることで、慢性痛患者さんを多角的にサポートします。
受診される患者さんへお願い
受診に際しては、基本的にかかりつけの医師による紹介状が必要になります。紹介状がない場合は、検査や診療などに時間がかかる場合があります。かかりつけの医師から、当院患者支援・医療連携センターにFAX予約をしていただいてください。詳しくはこちら）
【ご用意いただくもの】
- 今までの検査結果（健康診断、血液検査、レントゲン、CT、MRI）
- お薬手帳
救急・時間外診療・入院
緊急の場合は、まず器質的疾患の除外が重要です。救急外来、もしくは他診療科で器質的疾患が否定的な場合、ペインクリニックでの対応が必要と判断された場合に緊急性が高い場合は予約がなくても診療いたします。
時間外診療は行っておりません。
必要に応じて入院治療を行っています。（侵襲的治療など）。
電話による「痛み」についてのご質問には直接お答えできません。お困りの場合は、厚生労働省の支援に基づいて設立されている以下の施設にお問い合わせください。
「NPO法人 いたみ医学研究情報センター」
電話：0561-57-3000 （看護師による対応）
患者数
| 外来患者数 | 延べ約550人/月（2015年度） |