術中MRI併設手術

術中MRI併設手術(上段;左)
透明ドレープを覆い、専用ストレッチャーでMRIガントリーに入る。(上段;中)日立製MRI (Altaire ; 0.7T) の全貌(上段;右)。
wax pile methodの手術手順
エコーで腫瘍の局在を確認し、(下段;左)骨鑞を詰めたシリコンチューブを挿入(下段;左から2番目)。腫瘍を摘出し、(下段;左から3番目)術中MRIを撮像し、腫瘍の全摘と摘出範囲が適正であったことを確認(下段;右)する。

ギリアデル留置したグリオーマ手術症例

ギリアデル留置したグリオーマ手術症例
左前頭葉グリオーマに対して、左前頭葉開頭し、硬膜切開し展開(左)。
腫瘍全摘した後、腫瘍摘出腔にギリアデル8個を留置(右)。この後、手術野専用の綿を載せ、フィブリン糊で固定して閉創する。

下垂体腺腫内視鏡単独経鼻的アプローチ

下垂体腺腫に対して内視鏡単独で経鼻的アプローチにより摘出術を施行。耳鼻科医と合同で行っている。(左)術中および術後MRIの所見。腫瘍被膜上に造影病変が認められているが、術後MRIでは消失している。術中MRI画像をナビゲーション用にアップデートし、残存腫瘍の摘出操作の際に役立てている。

転移性脊髄腫瘍手術


転移性脊髄腫瘍手術
後方からのアプローチにて脊髄の徐圧および腫瘍摘出を施行。多椎間にわたり後方固定および椎体切除を併せて施行した症例である。切除腔にケージを留置し椎体形成も行う。