教授 河合 良訓教授写真
講師 橋本 透
助教 根岸 義勝
訪問研究員 林敦子デイロン(ハワイ大学)、片受靖(立正大学)、 桑原俊男(浦和専門学校)、Sean D. Tallman(テネシー大学)、Jieun Kim(テネシー大学)
その他 (研究補助員)
淺尾康隆、村端志奈子
(研究技術補助員)
山口理
講座(研究室)の概要
 本講座は、従前、解剖学講座第1として主に肉眼解剖教育を担当してきたが、2007年4月より解剖学講座第2(組織学、発生学を主に担当)と統合され大講座制に運営体制を改め、解剖学講座(神経・肉眼解剖学研究室)として新たに発足した。おもに肉眼解剖学および神経解剖学の卒前教育と神経科学研究を行っている。また、肉眼解剖学実習の運営に不可欠な献体業務を担当している。
医学科教育について
 医学科2年生の基礎医学科目のうち、前期は、「細胞から個体へ」の講義および運動器系実習としての骨学実習を担当している。後期は、基礎医科学II系統講義のなかで解剖学分野の講義と肉眼解剖実習(マクロ脳実習を含む)を行っている。その他、看護学科および各看護専門学校の「解剖生理学」や解剖見学を担当している。
大学院教育・研究について
 大学院教育科目「神経・感覚機能病態・治療学」のなかの細目「神経解剖学」を担当している。電気生理学や分子生物学的研究方法を取り入れながら、脳機能を形態学の立場から理解し、解析することに重点をおいている。神経核レベルでの神経回路のワイヤリング特性に関する研究を行っている。
講座(研究室)からのメッセージ
 脳の形態は、もうすでに解明されしつくしているように思われるかもしれないが、まだまだわかっていないことが多い。機能に即した定量的脳回路形態解析に興味のある共同研究者を切望する。また、現代日本人骨格標本をはじめ各種臓器標本を当講座で管理・所蔵し、学内および他学の研究教育の便に供している。「語源から覚える解剖学英単語集(骨単・脳単・肉単)」(NTS)は、これらの標本をもとに作られた解剖学教科書である。
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教育担当
講義科目名称と対象学年
コース「基礎医科学I」ユニット「細胞から個体へ」(2年生前期)、
コース「基礎医科学II」ユニット「神経系」「循環器系」「泌尿器系」「生殖器系」 (2年生後期)
実習科目名称と対象学年
コース「基礎医科学I」ユニット細胞から個体へ:運動器系実習」(2年生前期)、
コース「基礎医科学II」ユニット「形態系実習(脳実習を含む)」(2年生後期)、
コース「研究室配属」(3年生後期)
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大学院担当科目名称
大学院教育科目「「神経・感覚機能病態・治療学」細目「神経解剖学」
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主な研究テーマ
実験研究
免疫組織化学法を用いた化学的神経回路構成の解析
電子顕微鏡を用いたシナプス伝達に係わる機能分子の超微局在解析
In situ hybridization法を用いたシナプス伝達に係わる機能分子の遺伝子発現解析
パッチクランプ法を用いたシナプス電流解析と形態再構築
微小神経回路ダイナミクスの機能的幾何学的解析
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主な業績
1.Negishi Y, Kawai Y. Geometric and functional architecture of visceral sensory microcircuitry. Brain Struct Funct, 2011;216:17-30..

2.河合良訓、微小回路ダイナミクスの幾何学的・機能的構成解析、慈恵医大誌 2009; 124:63-70.

3.Tashiro Y, Okada T, Kawai Y. Postnatal development of axosomatic synapses in the rat nucleus tractus solitarius: Dorsal and ventral subnuclei differences. Neurosci Lett, 2009 Jan 30;450(2):217-20.

4.Okada T, Tashiro Y, Kato F, Yanagawa Y, Obata K, Kawai Y. Quantitative and immunohistochemical analysis of neuronal types in the mouse caudal nucleus of the tractus solitarius: Focus on GABAergic neurons. J Chem Neuroanat, 35: 275-284, 2008.

5.Yoshioka M, Kawai Y. Activity-dependent reorganization of local circuitry in the developing visceral sensory system. Neuroscience, 150: 905-914, 2007.
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