循環器内科では、狭心症、心筋梗塞などの虚血性心疾患、心不全、不整脈、弁膜症、肺動脈血栓塞栓症、大動脈疾患、末梢血管疾患、成人先天性心疾患などすべての循環器疾患の診療を行っている。循環器に関する研究と診療については伝統を有し、我が国における先駆的な実績を残している。CCU、冠動脈インターベンション、心エコー、心臓核医学、不整脈、脂質代謝の研究グループがある。いずれのグループも豊富なスタッフを擁しており、着実な業績をあげている。このような背景から、当科のプログラムは、確固とした内科学的見識をもとに循環器疾患の診療を行う専門的臨床技能の修得、ならびにEBMに基づいた科学的判断能力の啓発を到達目標とし、21世紀にその社会的使命を全うする専門医の育成を目的としている。 |