リウマチ・膠原病内科では現在約1000名の関節リウマチおよび約500名の膠原病患者を診療している。関節リウマチ患者は我が国に約70万人おり、さらに近年TNF阻害療法など専門的治療が開発され当科のニーズが増え、当科の患者数は増加の一途をたどっている。当科の診療には内科全般の幅広い知識と技術に加えて、リウマチ性疾患には整形外科分野やリハビリテーション分野、膠原病には眼科分野、皮膚科分野、耳鼻咽喉科分野の知識が必要となる。また、当科では不明熱をはじめとした診断の困難な患者を依頼されることも多い。この場合、全科的な知識が必要なことは言うまでもない。このようなことから、当科は、診療科の枠にとらわれず全体像を考えながら診療できる医師を育成するプログラムを組んでいる。
また、当科には十分に病態が解明されていない、あるいは治療法が確立されていない患者も多い。これらの患者に対し、先端的治療、研究的アプローチも必要であり、それらが提供できるよう、基礎的、臨床的研究も行っており、それに触れることも必要である。 |