学校法人 慈恵大学 採用情報

初期臨床研修医

附属病院
葛飾医療センター
第三病院
柏病院

専門修得コース(レジデント)

医師公募情報

職員採用情報

お問い合せ サイトマップ トップページ

各診療科プログラム
神経内科
前に戻る
■専門修得コース(レジデント)募集案内
プログラムの目的と特徴
■プログラム責任者:井口 保之
 神経内科では、脳、脊髄、末梢神経、筋と多岐にわたる臓器を扱っている。当科の目的はこれらの疾患を診断し治療することができるような幅広い知識と技量をもった専門医を育成することである。そのためには、症例に対する深い観察力と洞察力、病態解明を行える能力の育成が重要である。また、目標の一つとして、内科全般の見識を習得したうえで神経専門医試験の合格ができるよう指導していくことがある。これらを達成するために、専門習得コースでは原則的に一人主治医として責任をもって診療に当たり、毎日の早朝ミーティングで他の上級医と議論を行い症例の十分な研鑽ができるようプログラムされている。毎週行われる回診前カンファレンスおよび症例検討会では、個々の受け持ち症例を詳細に観察し病態を検討したうえで検査・治療計画を立て、それを全員の前で発表して討議を行うという形式をとっている。この過程を通して神経病学の臨床を学ぶことのみならず、臨床研究の糸口を見出すことをめざしている。
研修内容と到達目標
 神経内科専門医としての知識と技能を修得するために、3年間の研修期間が予定されている。この目標は日本神経学会専門医に要求されるレベル、すなわち専門家として独立し他科のコンサルテーションにも対応できるレベルに達することである。具体的には、詳細な病歴聴取と正しい神経学的診察から病変部位と疾患を推定し、神経放射線学、神経生理学、神経生化学、神経免疫学、神経病理学、神経心理学的検査等を駆使して確定診断を下し、患者・家族に適切な病状説明を行いつつ病態に応じて治療方針を立て、最終的に患者の家庭復帰または施設入所までの計画を立案することができることを到達目標とする。主に入院患者の診療を通して神経疾患全般にわたる病態生理を理解し、診断の過程で必要な各種専門的検査の知識、技能を修得するとともに、治療法を理解し、退院後に予想される患者の社会的問題まで踏み込んで退院計画を立案することを学習する。
  1年次は内科共通カリキュラムを通じて内科全般の診療能力の向上をはかる。
  2年次から専門研修を開始する。原則として大学4機関病院において神経疾患の診療を習得する。
  3年次は、神経を専門とした医師の一人として、当科と関連ある専門医療施設に出向し多岐にわたる症例の経験を通して専門医としての実力を磨くとともに、神経学会専門医受験資格を得る。
これまでの実績
 所定の研修を修了し、学会の認める年限に達した者は、これまですべて日本神経学会専門医を取得した。
関連ホームページ
  本院 神経内科
  内科学講座

top
copyright(c) 2004 The Jikei University. All right reserved.